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童貞を捨てた時の話 1
綺麗な話を読みたい方は戻ることをおすすめします。
大抵の人が経験するであろうイベント「性交渉」
日本では初めての性交渉を終えることを童貞を捨てると言う。
自分それを迎えたのは成人式の時期だった。
以前書いた「死ぬほど辛かった1社目の日々」
でも記述したが自分は高卒で18から社会に出た。
高校では男女比が9.5対0.5くらい極端で女っ気のない生徒だった。
彼女が欲しいとは思うがまだ容姿で選ぶくらいのくせに自分からビビって声をかけたりすることができないような。最初の会社では部署の男性率100%
奥手な自分からしたらパートナーを見つけることなど不可能である。
社会人になってから直ぐに1人の女の子と何度か遊んでいたが、結果だけ言えば付き合ったり遊びの関係にもならなかった。機会があればその話もしたい。
話を戻す。
自分は成人式に出たくなかった。中学生の頃の思い出の中であまりいいものがなかったからだ、かといって出ない選択をするのも親不孝な話なのだ。今見てもわかるほどいいスーツを用意してもらった、当時は小っ恥ずかしい気持ちがあったが親としての立場を想像すると感極まるものだ。
そんないいスーツを着て髪をセットしてもらう。
そこで改めて特別な日だということを実感する。
少し出て帰ろうと思っていたが、参加してみると久々に会う知り合いが多くとても楽しかった。
久しぶりと言う意味に疑問を持つほど発したのはあの日くらいだろう。
当時職場の環境が辛かったので充足感が違った、もっと他に話したい人もいた。あの懐かしいラッシュをもっと味わいたかった。
そして夜行われる2次会の方にも参加することにした。
受付を済ませて、会場に入る。
すでに大勢集まっていた、乾杯の合図があるまでに数回「久しぶり」を済ませる。
「新しい門出を、乾杯!!」
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