資格や勉強は人生のストーリーに組み込んで活かす~物語の主人公へ~
「転職に資格取得は必要か/活かせるか」という、よく聞く問いがある。
結論から言えば、私の場合は「必要だった」し、「活かせた」。
ただ、その前提として、資格や勉強を「自分の人生のストーリー」に組み込むことが大切と実感している。2年前、56歳からの転身は簡単ではなかったが、振り返ればたった2年?で一定の成果に至ったことは、めげずに資格取得や勉強を続けたことが直結した賜物と思っている。
名刺まで作ってしまったが笑、一つ一つの資格は司法書士や公認会計士・社労士といった業務独占資格のように超難関というわけでもない。
しかし、業務独占資格の中に(取得できるかは別として)やりたい仕事があるわけでもない。自分のやりたかったことは、ざっくり言うと、
🔹ライスワークからライフワークへ
🔹セカンドライフは自分の得意なこと=人の相談に乗る仕事に特化
🔹具体的な目標は「社会的弱者(障害者)へのカウンセラー業務」
この思いを軸に、転職活動&資格取得(の勉強)を開始した。
「キャリアコンサルタント養成講座」を始める前の初々しい?記事^^
▼現在の主な保有資格▼
①キャリアコンサルタント
「相談に乗る仕事」の大前提。企業で営業や人事(採用・研修)の仕事をしていたし、管理職でもあったので、コミュニケーションには一定の自信はあったが、あくまで経験で培った「我流」。
資格取得もさることながら、体系的に学びたいという意図でもあった。
(+養成講座等での新たな出会い)
2年前、56歳の転職に成功したものの、希望していた仕事には就けなかった。が、その後もあきらめず、自分の幅を広げる活動を続けた。
念願のキャリアコンサルタント初経験もできた!
そして、「まずは実績・経験を積める仕事」への再転職を目指すことを当面の目標とした。独立も視野に入れたが、とにかく実績ないままではさすがに自信は持てなかった。
②2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
キャリアコンサルタント資格を取得後、周りのキャリコン仲間には上位資格(2級技能士)を目指す方・取得された方もいたが、自分にとっては上位資格を目指すことよりも、「幅を広げる」ことを優先すべきと思い、FP試験に挑戦を決めた。
結果は悪戦苦闘しながらも独学でFP2級まで取得。現在の仕事の面接では雇用保険に関する質問もあり、FPの勉強をしていなかれば少々戸惑ったかもしれない。面接官(現在の上司)からも「FP持ってるんだね」という問いかけがあり、資格があったことで知識について深く問われることはなく、一定の評価があったものと思う。
社会保険・不動産・金融資産・税金・相続といった幅広い学習を行ったことで、自分自身が生きていく上でも大いに参考になり、副次効果でもあった。
それにしても、合格できて良かった~!
③ITパスポート
④プロジェクトマネジメント・スペシャリスト(PMS)
③は10年以上前、会社で推奨された資格として挑戦したもの。
すごく活きたというわけでもないが、少なくとも面接や書類選考で「Word、ExcelなどのPC実務作業/オンラインツール操作」は問題なし、という客観的評価をいただけた。
④は一般には知られていないので、結果としてアピールポイントにはあまり使えなかったが、「なんだかすごい」と思わせる効果はあったのかな笑
⑤手話技能検定7級
正直、これはちゃんと勉強すれば誰でも取得できる資格なので、ここで並べるのは恥ずかしいのだが、「障害者への本気度」を自信を持って示すことができた、という点は資格のレベル感以上の効果があったと思う。
⑥TOEIC840点
これは資格じゃないし、ストーリー番外編かな。
ただ、2年前の最初の転職で「グローバル研修」を販売する会社に入社する際の合格ポイントの一つになった。
「英語を話せるようになりたい」という素朴な思いで15年前くらいに取得した点数、その後は活用することなく忘れていたほどであった。
結果的にグローバル接点という夢に近づくことができたという点では、長い目でストーリーに組み込まれた資格だったのかもしれない。
そして肝心の転職活動・・・
“就職支援コーディネーター”として念願の仕事に就いた。
以上、ストーリーとしてまとめられたかは疑問が残りますが、私の資格・勉強物語を最後まで読んでいただきありがとうございます。
今は目の前の「就職相談」の仕事が訓練そのものになっていますが、慣れてきたら次のステップも考えたいと思っています。
(キャリコンとしての上位資格、障害者に関する勉強・資格、そして自分の新たなストーリー)
超番外編として、今年に入って取得した資格をもう一つだけ紹介します。
*キャリコン仲間に紹介いただき、チャレンジしたものです
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