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ブルックリンとマンハッタン。

初めてゆっくりと歩くブルックリンの街並みは、20年前に来たマンハッタンの印象と大きく違っていた。もちろん、月日が経っているということもあるが、州が違うというこがきっと大きいんだろうな。マンハッタンはみんな颯爽と歩いていて、何かを求めエネルギッシュ。ブルックリンは少しゆったり穏やかな印象を受けた。もちろん、これは私の勝手な感じ方で、しかも短い滞在時間に感じたことだから、完全に主観的だけれど。

そんな、ブルックリンの穏やかさを感じながら、グリーンポイントやウィリアムズバーグ、ダンボ地区をまわり、ヴィンテージショップで、白いニットとアクセサリーショップでブローチを購入してご満悦。荷物は極力増やさないと思っても、やっぱり、行った国々で買うものって、帰った時にも気分があがるから好きやな。と買ったことへの罪悪感をさくっと拭い去る。

そして、本日2度目のカフェラテを「ブルックリンロースティングカンパニー」でいただいいた。

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それから、ほどなくして外にでて、散歩をしていたら、目の前に Manhattan Bridge 。おお、この橋を渡ればマンハッタンか~と橋の先を眺めながら、ほどなく川沿いを歩いていたら、遠くにいきなり現れた  「自由の女神」!!!

えっ!ここから見えるんや! とかなり驚いた! そう、20年前の初めのてニューヨークはHIPHOPやダンスを求めていたけれど、もちろん、せっかく初めて来たんやから、観光もしたいよな!有名なところは行かなあかんよな!と友達とわざわざ、自由の女神を回るツアーを申し込んだ笑! そして、意気込んだわりには船に乗って見に行って、意外とあっさり終わったので、本当に「これが自由の女神か~!」と、ただただ見たという感じだった。

だから、今回、Yさんに「自由の女神」とか見に行く?と、言われた時も、「あっ、みなくて大丈夫です~」なんて速攻言っていたのに、気づいたら、飛び込んできた「自由の女神」!w
もちろん、遠くからということもあり、小さくしか見えなかったが、それがまた良かった。
やっぱり「思いがけない」って、それだけで嬉しさや喜びがますんやな。なんて思った瞬間。

そんなブルックリンの街並みは、まだまだ見たかったけど、また来たい!と思う気持ちを残して、今日は再び、マンハッタンへと向かう。といっても、のんびりコースだったので、上の方の100STあたりに地下鉄で向かい、セントラルパークを散歩して、下のソーホーあたりへと向かう。

天気のいい日のセントラルパークは、それこそ、タイムズスクエア等の「ザ・ニューヨーク」というイメージからかけ離れていて、なんともほっこりと自然が楽しめる。そういやできたばっかりのハイラインも緑が沢山あって、高層ビルが建ち並ぶその街並みとのギャップが印象深い。まぁたしかに、緑で目も心も休まるしな。なんてのんびり歩いているとリスを発見。可愛い姿とちらっとみせて、エサを探しにどこかへと姿を消していく。  

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そんなこんなで、たくさん歩いた私達も、気づけばお腹が空いてきたので、Yさんおすすめのお店がある、「リトルイタリー」へと向かう。

そーいや、20年前はチャイナタウンに良くいって、中華を食べていたけど、今回は1回行ってな~なんて懐かしみながら、着いたお店は

「Benito One」。

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地元でも人気らしく、Yさんが予約してくれていたが、店内は本当に満席だった。そして、笑顔のイタリア人スタッフと、イタリア語のメニューがお出迎え!! イタリア語か~い!!といささか、私の英語レッスンはどこへやらというぐらい、何も活躍できていないのが笑えるが、とりあえずオススメを聴くことに。

どうやら、今日のスペシャルはシーフードということで、お肉がたべられないYさんもシーフードは好きだし、私はもちろん、なんでもこいなので、大賛成でスペシャルを頼む!! いやはや、ニタニタしたスタッフがもってきてくれたのが、本当になんとも豪華なスペシャルパスタ! 

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めちゃくちゃにデカい!! スペシャルは、大きさがスペシャルだったのか?と思ったら、量も内容もスペシャルだということだった。 兄さん、それを先にいってくれよ~と思いながらもあまりにおいしそうだったので、2人で豪快にかぶりつく。 もちろん、サラダも頼んでいたのだが、とにかく量が多い。もちろん、味は最高だ!!

そうしてこうやって、NOTEを書いている今、ちらっとネットでお店をみていると・・・
「とてもおいしいですが、量が多いです」「とにかく、美味しいものをたくさん食べたい人におすすめ」「量には気を付けて!」なんて、書いてあるw!!ネットで調べるってことも、やっぱり大事なんやなと振り返りながら思った今日の収穫。

ほどなく、フードファイターのような勢いで、食べてはいたが、全部完食というところにはいたらずお腹が膨れてきた。その様子を見ていたスタッフの人が、またニコニコしながらやってきて、「良く食べたね。あとは持ち帰る?」なんて、タイミングよく言ってくれた。

そうやった! 海外のここが良いなと思うところは、その場で食べきらずとも持ち帰りができるところ!!! 本当にこれってありがたい。日本にはあんまりその文化がないから、最初に来た時にびっくりしたのを覚えている。

もちろんお店にも寄ると思うけれど、大きなピザや、中華丼も食べきれなかった時に、持ち帰るか聞かれて即座にYESと返答する。
基本、全部食べたいのだけれど、どうしてもお腹がいっぱいになった時、やっぱりそれを残すのって、忍びないなと思ってしまう。食べたくて頼んでいるからなおさらだ。だから、こうやって持って帰れるシステムが定着しているのは本当に嬉しいサービスだ。気兼ねなく楽しめる。お腹の膨れた私達は、食後にお茶でものもうとコーヒーと紅茶を注文する。

今日のブルックリンも楽しかったねなんて話していたら、横の席の人達が入れ替わり、ちょっとイカツメな人と年配の男性2人が入ってきた。日本人なの?と話しかけられ、会話をしていくと、どうやら、そのイカツメの人は柔道を教えているらしく柔道について、かなり質問をされた。なかなかに柔道に詳しくない私達は、知っている人の名前がでたら盛り上がるというくらいで、間違いなくこの方のほうが詳しいな~なんて思った。確かに柔道は日本のお家芸ともいわれているから他国の人からしたら、日本人は柔道に詳しいだろうと思われても当たり前だ。そして、海外にきて思うことは、本当に自国のことを知らなすぎるなということ。

自国の文化や、名所なんて言われるところもあんまり知らない私は、もっと日本も知らないとな~とちょっと考えさせられる。そしてやっぱり、そう考えたりしながらもすぐに忘れてしまったりするのだが・・・。

そうして話がはずんでいると、2人がデザート食べないの?と言われ、「お腹いっぱいだから」というと、なぜか、遠慮していると思われ、「まだまだ話したいし、好きなもの選んでいいよ。ここのデザートは美味しいし」と、常連らしく、デザートを勧めてくれる。でも結構お腹いっぱいやねんけどな~と思いつつも、「コーヒーもお代わりしな」みたいな感じで、スタッフを呼んでくれたから、もうこれは頼んでしまおうとちゃっかり、ニューヨークチーズケーキと紅茶のお代わりをもらう。あんだけ、お腹いっぱいっていってたのに、これが不思議と入ってしまうものなんだなぁ。

デザ―トは別腹。よくできた言葉だ!笑

結局、デザートや、ドリンクをその人達が払ってくれて、このお店に良くくるというその人達は、車でブルックリンの家まで送ってくれた。
紳士でおちゃめな2人との出逢いに乾杯。      thank you soooo much!!!!


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