ニューヨークとESTA申請
ふわり20年ぶりのニューヨーク。20年経って、もう一回ニューヨークに行こうと思えたきっかけをくれたのは友達がニューヨークに1年いくから、良かったら、遊びに来て!という言葉.
そして、他にもいろいろ行きたい気持ちがあってのこのタイミング↓↓
そう。20年前はHIPHOP!!ということで、もちろん頭にすぐに思い浮かぶのは聖地ブロンクスだった。ただ、泊まるところを考えるとマンハッタンかなということで、ハーレムエリアでの滞在を楽しんだ。
でも今回は、ブルックリン。前はマンハッタン中心に、ブロンクスに一瞬足を踏み入れるという状況で、ニューヨークに行ったと言えど、ブルックリンには一歩も足を踏み入れていなかった。
だが、今回は友達が知り合いの家に居候していて、その方が、全く知らない私まで居候をしていいよという優しいかたで、ブルックリンのその家に泊れることになった!!
なんともありがたいお言葉だ。
私はと言えば、そのありがたいお言葉に心底感謝して、躊躇することもなく図々しくも、お言葉に甘え泊まらせてもらうことにした。
しかも、ホームステイみたいで、なんか、めっちゃうれしい!もう、今回の旅行はホームステイだ!楽しみすぎる。と、私の中で、勝手な設定になってしまった。
だから、何かをしにいくというより、もはやその人達に会いに行く!というのが、1番の目的に思えてきた。
そんな、友達の知り合いの家の宿泊ということもあり、今回は往復のチケットを抑えれば,ひとまずOK!ということで、何か足りなくても買い足せばいいし、準備はすぐにできそうだな~なんてのんびり構えていた。
しかもキューバに行って半年ほどしか経ってなかったので、、飛行機に乗る時に必要なものや
、これは持っていっておいたほうが良いなと思うものはだいたいそろっていて、早めに地球の歩き方も買ったっりと、優雅な時間を過ごしていた。
もちろん、前回の経験を活かし、居候をさしてくれる家の人にと、日本のお菓子を買ってみたり、折り紙で鶴も作ったりして。 ↓↓
そして、のらりくらりと過ごしていたら、気づけば出発の前日に。明日は早いし、午後半休でもとって、ゆっくり準備でもしよう~なんてふんわり思っていたその時、
ふと、会社の前に座っている人に、
「ポン子さん、明日から、ニューヨークでしたっけ? ESTA(エスタ)申請しました?」
と聞かれて、固まった。
「 えっ!? エスタ申請?! なにそれ?」
「えっ!!!!!!!」(会社の人)
「えっ!!!!!」 (私)
「ニューヨークいくなら、というか、アメリカ入国いくなら、エスタ申請必要になったんですよ!10年前くらいに!」
「えっそうなんですか?! 全然しらなかったです。エスタ申請、ノーマーク!ノーエスタ!」
「いやいや、しかもちょうど、1週間前くらいにTさんがその話して、盛り上がってたじゃないですか?」
「えっ?そうでしたっけ? 私その場にいました?」
「いや、ポン子さん会話にめっちゃ入ってましたよ」
「?!・・・・・・」
頭の中にハテナが浮かびすぎる私の頭の中を、整理してまとめると、、、こうだ。
たしかに、1週間ほど前、会社を辞めるTさんの送別会を皆んなでしていた。
その時に、ちょうどTさんの新婚旅行の話になり、ハワイに1週間ほど新婚旅行にいく予定で、ホテルもチケットも買って準備をしていたけど、空港でエスタ申請がいるということを初めて知り、慌ててその場で2人分のエスタ申請をした。だが、なかなかネットもうまくつながらず、返信もこずという状態が続き、結局出発までにエスタ申請がまにあわず全てキャンセルしないといけなくなった。と。
しかも、当日に行けなくなってしまったから、ホテルもチケット代も全額パーだ。
新婚旅行というこもあり、無くすこともできないから、ホテルとチケットをもう1度取り直し、2週間後にハワイにいくという話だった。
そこにいたみんなは
「えー!めっちゃもったいないやん!! なんでエスタ申請してないの?しらんかったん?ありえへん? かなりやらかしたな!」
「もう、それは自己責任。 ありえなさすぎる!奥さんかわいそう!」なんて会話で盛り上がっていた。
正直、まったくもって「エスタ申請」を知らなかった私は、その時点で世の中をしらなさすぎてアウトなのだが、そんなんいるようになってたんや~と衝撃を受けながら、新婚旅行で、当日キャンセルは辛すぎるな~~なんて違うことに大きな衝撃を受けていた。
しかも、あたまのどこかで「ハワイ」の出来事。としてインプットされていたから、
もうその時点ですっかり「エスタ申請」は私の頭から抜け落ちていた。
しかし、キューバにいったときも友から、「ツーリストカードがいるから、行く前に大使館にいってとっときや」と教えてもらってたから、ニューヨークもなんかいるかもということは、
私の中では意識しているつもりで、地球の歩き方やネット情報をみていた。
いや、見ていたはずだった。
しかし、まったくもってその言葉は私の目を、頭を通り越し、記憶にもとどまらず、どこかへ消えていってしまったらしい。
さすがに自分の記憶の残り方にも、不思議を感じてしまう。。
地球の歩き方をみても、ネットを見直してみても、もちろん、しっかりと載っていた。
「エスタ申請」
いったい、何をみていたんだろう・・とぼんやり。。。なんてしていられない。
とりあえず、帰ったら「エスタ申請をして、準備しなくちゃ」と急にエンジンがかかる私。
会社の人が言ってくれていなかったら、まさかの私も当日キャンセルになっていたかもしれない。と思うと、もう感謝でしかない!
「Kさん、教えてくれてありがとうございます!!!ほんまに、それを知らなかったらやばかったです!今から速攻申請します!!」
と、挨拶をして私はいそいそと帰った。
会社の人といっても、旅行に行く時はどちらかというと、しれっと行ければと思っていてKさんには話してなかったから、知っていたことにはしばしば驚いたが(お土産のこととかもやたら頼まれても、お土産買いにいくんじゃないよと思ってしまうフシが私にはあるしw)
仕事柄、同じ部署の人達には報告しなくてはと思い、話していたので、Kさんもどこかでその話しを聞いたらしかった。
しかも、昔、ニューヨークに住んでいたらしく、英語もペラペラで知識もあるKさんは、今色々マンハッタンで新しく開発されているところがあるからと、見どころなども寸前にたくさん教えてくれた。全部はみれなかったけど、とにかく色々ありがとうございます!!!だ。
そして、そこから私のエスタ申請は始まるのだが、、、、、
すぐに取れる!という言葉を信じ、申請しても、これがなかなかうまく進まない。
最後まで入力して、送信してもなぜか、何回も跳ね返される。
記入漏れのところはないのにな。おかしいなと思いながら、また1からやり直して、入力してもエラーで返ってくる。何が間違っているのだろうと、間違いがわからず再度入力するのだが、それがみごとに跳ね返る。
携帯で申し訳みながら、パソコンで入力の仕方を検索しながら入力いしているのに、どこが間違っているのだろう?
全角と半角も全てチェックしてるのに・・・・・と考えながら、「ピン」ときた。
たぶん、宿泊先が、知り合いの家の住所になっているからか? きちんとしたホテルではないから、承認されないのじゃないか?
と思い、聞きなれたヒルトンホテル:ニューヨークヒルトンミッドタウンの住所を試しに入力してみたら・・・
なんと、1発で受付完了だ。さすが、ヒルトン。私でも知ってるだけのことはある。
長年生きているのに、ホテルといってすぐに思いうかぶのは、ヒルトン、ハイアット、シェラトンくらいだw 。
なんて、思いながら、私がなにより、1番驚いたのは、そんなに、ちゃんと宿泊先をチェックしてるんや、この機能。ということだ。完全に情報を把握されている。と急に、警戒モード。
私は、映画「スノーデン」を観て以来、ネットから個人情報をめちゃくちゃ抜き取られてると、勝手に警戒しているのだ。だから、携帯も指紋認証解除には絶対にしない。
「そんな、一個人の情報誰も見てへんで」 と友にいわれて、笑てまう。まぁ確かに、そんな対して何もない人の情報をいちいち把握してないだろう。見たとて何があるというか笑。
しかし、念には念をということで、指紋認証はまだやめておこう。そんなこんなで無事にESTA申請ができた私は、準備をしながら、いつのまにやら睡魔へと誘われていった。
みなさん、ESTA申請するときは、宿泊先入力に気をつけてくださいねw!!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?