苦しみの根本を取り除く　その１　苦しみの正体

苦しみを「感じる」のはどうしてでしょうか。
肉体的な苦しみはともかく、どうして心が苦しくなるのか。
身体の苦しみは治療したらいいし、怪我や病気に注意するなど、避けるための具体的な方法もイメージしやすいですね。

対して心の苦しみ。予防も治療も具体的な方法がイメージしにくい。
しかし、心の苦しみの根本にあるもの、これを取り除けば予防も治療も必要なくなります。
誰にでもできて、効果も抜群な方法は無いものか？
どうやら答えは脳にあるみたい🧠

皆さんはどんな風に生きたいでしょうか。
お気楽にガハハと笑っていたい？🤣
難しい顔して気合と根性で世間を渡りたい？😤

どちらも良くてどちらもOKですが、どうせならどちらも選択できるのが最高じゃないかなと思います。
お気楽も難しい顔もどっちでも選べる。それが自由って事なんじゃないのかな？って思います。

自己否定をやめる

お気楽も難しい顔も、どちらを選ぶにせよ、根本には自分への信頼が必要です。自己否定をやめる事で、自動的に自分を信頼するようになるでしょう。
自己否定しながらお気楽ではいられないし、自己否定しながら難しい顔してたら病気になっちゃう。
逆に、自分への信頼があればどちらを選んでも幸福感高く生きていけるのだと考えます。信頼している自分が選んだ道ですから。失敗という概念さえ無くなります。

失敗というのは成果が出ない事ではなく、そこで立ち止まってしまう事。
立ち止まってしまうのは、出来ない自分を否定してしまうから。
自己否定がなければ、失敗しても改善してまた取り組み始める。
やめたとしても、納得してやめるので他に活かすことができる。

自己肯定感というのも少し違う。否定する自分がいないのだから、肯定も必要ない。あるがままの自分というのが最もしっくりきます。
その状態、外から見たらハッピーにしか見えません。もちろん内面もハッピーです。

そう、つまり自己否定をやめれば良いのです。そして自己否定の正体を知れば、それを解決する方法も見えてきます。
自己否定をやめてハッピー野郎になりましょう🤡

自己否定の正体

結論からいうと、「思考」です。
自己否定に限らず、脳は余計なことを考える。
必要の無い事まで考える。

「お隣さんはお金持ちで自分は貧乏。きっとお隣さんはアコギな商売をしているに違いない。」
これって必要な思考でしょうか？真実でしょうか？
「有名な俳優が不倫した。許せない！有名人はまともな人間がいない！」
これって必要な思考でしょうか？真実でしょうか？

もっというと、これらが真実だったとして、それを考える事で自分は幸福でしょうか？そんな訳ないですね。むしろ不健康です。ウケる😆
ウケるしかない。だって自分に関係ないんだもの。ウケる😂
自分から気分悪くなりに行ってる。大爆笑🤣

じゃあどうしてそんな事を考えるのか。
不思議ですね。
不思議だけど、これらすべて自分の頭から湧いてくる思考です。
ここで少し考えてみましょう。
自分から気分悪くなりに行くの、本当に自分の意志なの？

気分悪くなりたい方、多分いないと思うんですよ。
なのに自分から嫌な事を考えて嫌な気分を取りに行っている。
これってなんなん🙄

思考と意識

意識では嫌な気持ちになりたくない。
しかし、嫌な気持ちを引き起こす思考が湧いてくる。

おや？意識と思考にずれがあるぞ？

このことからも、思考と意識は別物だという事がわかるかと思います。
分からない方は、「何も考えない」をしてみてください。
気付けば何か考え始めています。

意識では考えないを選択しても、意識とは無関係に思考が湧いてきます。
つまり、思考はあなたとは別物。自分の中にもう一人の自分がいるようなものです。最も身近な隣人です。
厄介なことに、この隣人はあなたに成りすまして、まるであなたであるかのように振舞います。なにそれ怖い😱

言いかえると、ほとんどの思考はあなた自身とは関係ありません。
更に言うと、思考はあなたを操ります。
もっともっと言うと、思考とはあなたの脳の独り言です。

私たちは思考こそ自分！と信じ続けていました。
ところが思考は私たちの意志と関係なく湧いてきます。
何も考えないができないのが何よりの証拠。
ということは、私たちを振り回していた思考。
これが苦しみの根本なのでは？

といったところで今回はここまで。
最後までお読み頂き有難うございました。
脳内の隣人については👇の記事でも取り上げています。良かったら読んでみてね☺