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「それはダメだろ...」と思った他社の新患ロープレ

最近、偶然ですが、
他社の新患対応ロープレを
見ることがありました。

そのロープレは、
花田的にはツッコミどころ満載だったのですが、

そこの会社的には「ヨシ!」らしく、
文化とはこうも違うものかと
考えさせられました。

そこで見たものと
考えさせられたものをご紹介します。






ロープレの大まかなやり取り

【90°法で術者と患者が向き合っている】

術)「腰が痛い」ということですね。
患)はいそうです。
術)いつからですか?
患)2週間ほど前からです。
術)(問診票を見ながら)原因は「重いものを持ち上げたとき」ですね。
患)そうです。
術)何をすると痛いんですか?
患)屈んで、中腰になると痛いです。
術)これから治療していくのですが、当院としては「5回」は治療させてほしいのですが、頑張れそうですか?
患)(難しい感じを出す)
術)難しそうですかね(笑)5回通わないと良くならないので、頑張ってください。それでは立ってみましょうか。

✔︎前屈や後屈の動作痛を確認
✔︎疼痛部位の確認や聴取なし

【元の90°法に戻る】

術)筋肉が硬くなっていますね。
患)そうですか。
術)やはり5回通っていただいて、良くしていくことを目指しましょう。
患)そうですね。
術)頑張ってやっていきましょう。

さあ、皆さんは
どんな違和感を感じましたか?




先に微妙な空気を作った

まずベッドサイドでの
問診が始まるやいなや、

「5回通ってほしいんですが頑張れますか?」

という確認から始まります。

そのロープレでは
「5回通わないと良くならない」
とも断言して、通院意欲を引き出そうとします。

どういうペースで
「5回」なのかは語られません。


そうした
「5回頑張れる」
「5回頑張れない」という
少し空虚なやりとり
を通じて、

(花田的には)
微妙な雰囲気がその場に出来上がってから、

ようやく患者を立たせて、
動作の確認やら検査やら

「問診と診察」らしいことが始まります。

そしてそれが終わると、
「やはり5回かかりますね」
という話に戻して、

今日の施術内容についての
説明に移るわけです。





提案の見せ方

大事なポイントですが、

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