見出し画像

「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン👉子どもの驚き👀が自然を愛する基礎力に💖古くならないおススメの良著!子育てのヒントも♬

父の書斎で見つけて久しぶりに目を通した一冊。


短い本ですぐ読み終わる。だが、環境問題についての教育の原点、最も大事な部分が詰まっていた。
人間が人間の枠を超えて自然の存在を感じられるような瞬間は、子どもの時の方が持ちやすい。
周りの大人が邪魔せず、見守ることが条件になるが。



「私は自分の子どもの感性を、つぶさずに育てられただろうか?」

何度も問いながら読み進めた。

ワンダー
👉不思議に思ったり、驚いて目を見開いたりする感覚


自然の中で生じたワンダーが、自然への畏敬の念につながり、人間の力の及ばない何か大きな力を恐れ、そして大事にしようという気持ちにつながる。



それを、筆者が甥のロジャー(彼女は後に養子に迎えたようです)と共有した時間を通して語っていく物語。

とても短い本ですが、環境問題の教育のベースとなるプレ教育とはこういうもの!

今、読んでも新しい内容だったので、今年後半に読んだオススメ良著に入れたいと思い投稿を決めた。

レイチェルカーソンは、1960年代に環境問題について声を上げた。その当時、女性では極めて少数だった科学者の一人であり、「沈黙の春」(1962年発行)の執筆者です。
農薬の無神経な使用、特にDDT(殺虫剤や農薬として使用された)の危険性について告発し、その後、DDT使用を禁止するきっかけを作った人です。

👉「沈黙の春」は、今も読む人が大勢いる優れた1冊なので、紙の本でも電子書籍のキンドル書籍でも読めます。

👉「センス・オブ・ワンダー」も、この表紙とは異なるデザインですが紙の書籍、またはキンドル本のどちらでも読むことができます。

自然の中で、何か発見して目を見開く。その瞬間が大事なんですね。

ペーパーバッグは以下のサイトからどうぞ。
ワンクリックで購入されたりしません。説明文に飛ぶだけです。

電子書籍のキンドル本はこちらからどうぞ。

↑↓ 
Amazonの説明サイトに飛びます。
【購入する】ボタンを押しても、ワンクリックで購入されたりしません。安心してください。
↑↓

夜、ひとりで静かに読むのに最適な1冊だと思います。お子さんをお持ちの人、お孫さんをお持ちの人にも本当におすすめしたいです。

「行動する科学者」であるレイチェル・カーソン。
心から尊敬する人の一人です。

書くことで世の中を変えていった人でもあり、振り返ると20代の頃の私が環境問題について深く考えるようになったきっかけも与えてくれたように思います。こういう生き方をしたいと強く思ったその時の気持ちも思い出します。

彼女がロジャーを育てたように私も我が子を育てられたのなら良いのだけど、「足りなかった、余計だった」ことばかりが思いうかびます。
でも、そんなに我が子や私の子育てを悲観視してはいけないかも……。

我が子は美味しい食べ物が超大好きなのに、味が好きでも環境に負荷が大きすぎる食材は出来る限り避けて食べないようにしているのを最近また目にしました。
そんな彼を見て私はとても誇らしかった。
大事なところは、我が子、ちゃんと育ったのかもしれません。

おごらず腐らず、すべきことを粛々と!
やりたいと内側から沸き起こることを日々楽しんでやる!

そんな気持ちを新たにしてくれた本でした。
是非、多くの人に読んでもらいたい本だったので、ご紹介させていただきました。


読んでいただいてありがとうございます💖
良かったら、スキ、コメント、フォローいただけると励みになります🥰
よろしくお願いいたします。

はつみ|管理栄養士|プラントベースの栄養と料理@ベジ広間の縁側

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,685件

#最近の学び

181,589件

サポートしていただけましたら、今後も良い記事を書くための勉強や活動に使わせていただきます。よろしくお願いいたします。