ハタノアヤ(仮)

はじめまして。34歳女・23区在住。19歳の時に家を出て、働いた期間も一人暮らしも14…

ハタノアヤ(仮)

はじめまして。34歳女・23区在住。19歳の時に家を出て、働いた期間も一人暮らしも14年。ここまで突っ走ってきて、何だかいきなり自分が急停止してしまいました。自分に起こった事を回顧して何かを見つけられればという想いと、これが誰かの役に立ったら願ってもない本望。

マガジン

  • 座間9人殺害事件裁判の傍聴をした

    2020年11月24日、東京地方裁判所立川支部にて、座間市で起きた9人殺害事件裁判の傍聴をする事ができました。その時の事をまとめたものです。

  • 世にも不可思議な、大企業でのできごと

    大企業はどこもこうなのかもしれません。多分そうです。どこも全てをもみ消して、至極日本的。理解しようと思うけれど、とても不可思議な出来事についてのまとめ。

  • 事務所勤務編

    あるタレント事務所で働いていた時の事を書きました。イベント・営業・PR・マネージャーなど多種多様な業務での事。

  • 読みやすいやつ〜明るい日常系

    結構読んでてきつい内容が多いですが、幼少期から成人くらいまでのきつい内容があまりなく、楽しんで軽く読んでもらえそうな記事だけまとめました。

  • レコード会社勤務のこと

    クラブのバイトを卒業して、奇跡的にレコード会社のプロモーターとして入社でき、働いていた時の事です。たくさんの学びと経験がありました。

最近の記事

座間9人殺害事件裁判を傍聴して〜あとがきのあとがき

先日座間9人殺害事件裁判を傍聴した時の話を、まとめた。 今回はあとがきのあとがき、という感じで裁判傍聴の内容とは直接関係ないけれど、まとめを書き終えてから、少し経った自分の事を書きたいと思う。 わざわざ書く内容じゃないかもしれないけど、あまりにまとめようのない事件の裁判の傍聴の事を書き終えた後に起こった、自分の気持ちの変化について書くのは、大事なように思った。 座間9人殺害事件裁判を傍聴して:まとめ 裁判の傍聴したのも人生で初めてで、衝撃の内容だったので、終わってから

    • 座間9人殺害事件裁判を傍聴した⑤

      これまで: 座間9人殺害事件裁判を傍聴した①座間9人殺害事件裁判を傍聴した②座間9人殺害事件裁判を傍聴した③座間9人殺害事件裁判を傍聴した④ 弁護人・検察官からの被告人質問が終わり、私はその衝撃にほぼ呆然とした状態で、普段はあまり食べないチョコを一気食いして、待合エリアで佇んでいた。 お手洗いを済ませてから法廷に行こうと思っていたところ、ある女性から声をかけられた。 ・傍聴をしている理由その女性は、私と同じく一般傍聴席に当選した人で、一席開けた左隣に座っていた人だった

      • 座間9人殺害事件裁判を傍聴した④

        これまで: 座間9人殺害事件裁判を傍聴した① 座間9人殺害事件裁判を傍聴した② 座間9人殺害事件裁判を傍聴した③ 前回の続き。 午前の公判が終わって1時間後、午後の公判が始まった。 午後の公判は、少し残った弁護人による被告人への質問と、検察官からの被告人質問と、被告を鑑定した精神科医への尋問だった。 まだ午前の公判の衝撃を引きずっている私に、午後の公判が開廷してすぐに新たな衝撃が降りかかった。 ・被告が訂正したかった証言開廷してすぐに、午前から引き続いて弁護人から

        • 座間9人殺害事件裁判を傍聴した③

          これまで: 座間9人殺害事件裁判を傍聴した①座間9人殺害事件裁判を傍聴した② 被告の弁護人による、被告の母親の供述調書の読み上げが終わって、被告人質問に入る事になった。 ネットニュースや新聞などから文面で、TVのニュースなどからアナウンサーの言葉で知っていた犯行の一部内容に関しては、以下に一部抜粋。 「失神した女性でなければ…」白石被告が法廷で明かした異常な“こだわり”                     引用:文春オンライン 遺体はバラバラに……21歳女性殺害

        座間9人殺害事件裁判を傍聴して〜あとがきのあとがき

        マガジン

        • 座間9人殺害事件裁判の傍聴をした
          5本
        • 世にも不可思議な、大企業でのできごと
          5本
        • 事務所勤務編
          19本
        • 読みやすいやつ〜明るい日常系
          17本
        • レコード会社勤務のこと
          12本
        • 人生を変えたバイト
          18本

        記事

          座間9人殺害事件裁判を傍聴した②

          前回:座間9人殺害事件裁判を傍聴した① 前回からの続き。 座間9人殺害事件裁判の傍聴券が当選し、待機していたカフェから東京地裁立川支部に向かった。 前回も書いたが、私には裁判傍聴の経験が無く、何時間続くのか・休憩はあるのか・裁判所に入るのにどんな手順なのか、など何も分からなかった。 ・初めて裁判所に入る、傍聴席に着くまで東京地裁立川支部に入る際、手荷物をX線で通すチェックがあった。空港で通る検査所のような感じ。 そこを抜けて、座間9人殺害裁判が行われている101法廷

          座間9人殺害事件裁判を傍聴した②

          座間9人殺害事件裁判を傍聴した①

          これまで、自分の事を綴ってきてひと段落ついていたので、投稿を止めていた。 こっから先のnoteの公開も、自分の事過ぎる投稿の制限公開も含めて、どうしようかなぁと思っていたけれど、どうしても書きたい事があった。 それがタイトルにある通り、座間で起きた9人のご遺体が発見された事件の裁判を傍聴したから。 久しぶりに書く投稿なのに、パンチがあるかもしれないが、これは書かざるを得ない衝動に駆られた。 ・座間9人殺害事件とは報道番組でよく取り上げられているので、ご存知の方も多いと

          座間9人殺害事件裁判を傍聴した①

          【一旦最終回】34年の一部を書き終えて

          これまで、自分の人生の一部を振り返ってきた。 最初に思って、前回の記事でも書いた通り、幼少期に起きた事で自分でどうしようもならなかった事と、自分が選んだ道の上で起きた事を分けて考えて、noteに書く事で見つめ返してみた。 結果から書くと、書き始める前から特に変わらなかった。 父親の事は大嫌いだし、父親の遺伝子が入っている自分をやっぱり丸っと好きになれそうもない。子供を捨てて自死を選ぼうとして、一瞬でも見捨てた母親の事もそこまで好きではない。人間が苦手だし、人間=海水と思

          【一旦最終回】34年の一部を書き終えて

          仮名でnoteを書こうと思った理由

          前回に続きつつ、不思議な事を経た後の話。 そして、このnoteについての話。 私は退職に向けて動き出し、セクハラおじさんの後任が仕事を進行できるように教え(外部の会社なのに)、だいぶ落ち着いた所で部長と上司に退職願いを出した。ちょうど退職を決めた6ヶ月後くらいだった。 上司は分かってくれていたが、部長から引き止められ、色々と考慮した結果、休職をさせてもらう事にした。 とはいえ、6ヶ月前から決めていた私の退職に傾いた意思は固く、机の上も中も綺麗さっぱり全部無くして、ちょっ

          仮名でnoteを書こうと思った理由

          コンプライアンスホットライン=転送マシーン

          前回に引き続き、私が体験した気のする不思議な話。 課長(50代)と、外部の会社の男性(40代)のセクハラや仕事も尻拭いをし続けて、気づけば2年が経っていた。 でも、制作進行の仕事は楽しかったし、やりがいもあった。課長が休職中に、私が引き継いだ企画の女性出演者の衣装やスリーサイズの件だけメールやりとりしてた時は、本当に会社のデスクでゲロ吐きそうになったが、それでも仕事にやりがいを持って働いていた。 が、私ももう30歳を過ぎていて、気力ではごまかせても、身体は誤魔化せなかっ

          コンプライアンスホットライン=転送マシーン

          何をしたって処分がない不思議な世界

          前回に続いて、多分本当に起こったと思う不思議なお話。 セクハラをしてトラブルを起こし空請求もしたけど、処分無しのボーナス3倍課長が目の前に座る席で過ごし、夢の中で何度も○す日々が続いていた頃。ちなみに空請求は私が見つけて、契約書も新規でドラフトを作り、手数料を徴収するようになった。 課長から引き継いでトラブル処理をし続けていた企画にようやく慣れてきて、私が社歴3年目に入る頃、その事件は起きた。と言ってもそれより前にちょこちょこ不審火は起きていたけれど、その時が大火事になっ

          何をしたって処分がない不思議な世界

          書いてて、これ本当の話か?と思うような話

          前回の続きの話。一応免罪符のようにつけてみるが、私が体験したような不思議な話。 課長の尻拭いをする日々と、その他にも別の企画を進めていく日々。 課長は自分がディレクターと名乗りたいが為に、それに紐付いて空請求まで行っていた。それを見つけた瞬間に「どうしてだ?」と私が部長に言われて、「いや、こっちのセリフだし、これまで気づかなかったのはどうしてですか?で、どうします?」と聞いた。バカも休み休みにして欲しかった。残念ながら気持ちはどんどん苛まれていった。 ただ目の前で座って

          書いてて、これ本当の話か?と思うような話

          モテないのを仕事の立場を利用して解消しようとするのは公害だよね、って話。

          前回の続きで、引き続き私が体験したような気がする不思議な話。(事務所編終わりから、ですます調にしていたんですが、うまく話が伝わらない気がするし、しっくりこないので戻します) 私が所属していた企画営業部には、前回話した部長と、いつも指導をしてくれる上司の他に、内勤で契約書関連の進行をしてくれるとても優しい同僚、そして今回の不思議な話の主人公となる50代の男性の課長がいた。 そもそもで会社は老舗の大企業の子会社で、管理部も4人程だったので、会社全員で10名程だった。オフィスは

          モテないのを仕事の立場を利用して解消しようとするのは公害だよね、って話。

          改竄とコネとラジオ体操の不思議の国

          これは私が実際経験した話、だと思います。 というのも、本当の事だったのか夢だったのかは不明なくらい、全て不思議な出来事なのです。でもとりあえず、事務所編の次のお話。 私はそれまで勤務していたタレント事務所を退職して、しばらくニートをしていました。 ただずっとそんな風にしていられるわけもなく、いくつかの企業の求人に応募してみたりしていましたが、私自身真剣じゃないのが伝わってしまったのか、面接後に落ちてしまっていました。 ここでも素直過ぎる自分が仇となっていました。 それ

          改竄とコネとラジオ体操の不思議の国

          『君の職は。』_事務所番外編

          今回も前回に続いて、私が実際体験した話をしたいと思います。 (もっともらしく書いてますが、これも事務所編の続きの番外編です。) 皆さんはある日突然、仕事が入れ替わったような、もしくは違う仕事をしている誰かと入れ替わったような経験をした事がありますか? 私は、あります。 あれはまるで、あの大ヒット映画のような出来事でした。 ある年の秋口ぐらいの出来事。その年も例年会社行っている大きなイベントを、来月に控えていました。 私は同僚と共に、そのイベント実施に向けての準備に邁進す

          『君の職は。』_事務所番外編

          本当にあった怖い話_事務所番外編

          これは私が実際に体験した話です。 (前回宣言した通り怖い話風にスタートしましたが、書き忘れた事務所編の続きの番外編です。) 私が深夜残業をしていた時。その日は、激しい雨が降り続いていました。 大きな雨音も聞こえていたので、大雨と呼べるような雨だったと思います。 窓の近くの席にいた私は、窓の外を見ながら雨が降り止むのを待っていました。 深夜ではあったものの、事務所には私と同じように雨止み待ちをしている同僚が残っていました。 私は入社して何ヶ月かで、まだ確定の人事配置ではな

          本当にあった怖い話_事務所番外編

          大手レコード会社勤務〜某タレント事務所で勤務した時の経験を中心に、自分の幼少期に起きた事をnoteにまとめています。自分でどうしようもなかった事と、自分で選んだ中で起きた事を分けて考えたくて始めました。一区切りついてそれぞれマガジンにまとめているので、読んで頂けたら幸いです。

          大手レコード会社勤務〜某タレント事務所で勤務した時の経験を中心に、自分の幼少期に起きた事をnoteにまとめています。自分でどうしようもなかった事と、自分で選んだ中で起きた事を分けて考えたくて始めました。一区切りついてそれぞれマガジンにまとめているので、読んで頂けたら幸いです。