2023年6月活動報告〜問いかける。〜
先日、とある本のあとがきにこんなことが書いてありました。
どうやら他の先進国に比べて、日本の若者は「自己決定感」をもって進路を決断している人が少ないとのこと。
この本を読みながら、僕たちが行っている活動の意味を改めて考えました。
僕は高校生の時に、たまたま憧れる生き方に出会い、その生き方を目指して、熱中してこれました。
でも、それはただ運が良かったのだろうと、今なら思います。
もちろん若いうちから熱中できるものを見つけた人もいます。
その人にはとことん進んでほしいと願う中で、
生きる元気をもてていない若者もいます。
僕たちには何ができるのでしょうか。
今回の記事では、この問いに向き合いながら、6月の取り組みを振り返っていきます。
この記事を読んでくれたあなたの明日が、少しでも笑顔で溢れることを祈って。
担当は、ハッシャダイソーシャルの森本です。
1.講演活動
まずは、講演活動についてです。いつも寄付をしていただけている方々のおかげで、今月も様々な地域・学校に足を運ばせていただきました。
学校現場での活動は僕たちの原点です。いつもありがとうございます。
1-1. 6月の講演
1-2. 7月の講演予定
7月もたくさんの学校で「Choose Your Life!」自分の人生を自分で選べることを伝えにいきます。
一緒に若者を応援する機会をつくりましょう。
1-3. 参加した生徒の声
2.トピック
まずは、6月にあった出来事についてまとめる「トピック」です。今月も様々な出来事がありました。一つずつ、振り返ります。
2-1. 若者・高校生のための消費者教育「騙されないための教科書」をリリースしました。
6月のトップバッターを飾るのにふさわしいトピックです。6月1日に「騙されないための教科書」をリリースしました。
おかげさまで様々な人の反響を呼び、数万部、応募が集まっています。
ハッシャダイソーシャルは学校だけではなく、少年院・児童養護施設など、全国450箇所以上でキャリア教育に取り組んでいます。
その中で、若者や現場の先生たちの声から、想像以上にこの取り組みが必要であることを知りました。
知った上で実行に移し、様々な人のお力を借りながら、この取り組みが実現しています。若者が自信を持って、自分の人生を自分で選べる社会を、本気で叶えにいきます。
2-2. 焚き火企画が北海道新聞に取り上げられました。
5月25日に北星学園余市高等学校で行われた焚き火企画が「北海道新聞」に掲載されました。
鈴木商会様のサポートの元、様々な大人が焚き火を囲み、将来の進路の話や現在の悩み、ゲストの人生などを話します。
学校の授業とは少しちがう、ナナメからの関係性だからこそ出せる『対話』の価値。
当日の様子をまとめたレポートもあるので、ぜひご覧ください。
2-3. 今年も行います!#project:ZENKAI!
トヨタ自動車と、参加者のみんなと、大切に、あたたかくつくってきたproject:ZENKAIが、3期目のリリースを迎えることができました。
きっかけは、一人の熱い男の想いから始まったこの企画。
今では、本当に多くの人が関わる最高の企画の一つになっています。
1期で受講生だった高校生が、3期では高校生を支える立場になって参加したいたり、着実にきっかけの循環が回っています。
もらう、わたす、くりかえす。
少しずつ、やさしくおもしろい社会になっている感覚があります。
2-4. 「騙されない為の教科書」が、和歌山県の全高校に配布することが決定。
6月1日にリリースした「騙されない為の教科書」が、和歌山県教育委員会により県内の高校全61校・24,633名へ配布することが決定しました。
県単位で導入していただけるのは、本当にすごいことだと思っています。
和歌山県をはじめ、多くの高校・自治体・大人の方々の想いに支えられながら、配布活動を行っています。
無償で出張講演も行っているので、あなたの自治体にも会いに行かせてください。
2-5. 明蓬館高等学校×株式会社UQホールディングス
明蓬館高等学校 品川キャンパス・岐阜キャンパスの生徒の皆さんに『お仕事図鑑』を行いました。
今回はUQホールディングスさんから岩尾さん・安部さんに参加していただき、ChooseYourLife!の機会を届けました。
僕も岩尾さんとセッションをして2回目になるのですが、毎回生徒以上に楽しんでいる自信があります。(果たして、それでいいのか笑。)
それくらい刺激的で、生き方から学ぶことが多いです。
目標を実現する力。それは、身近な日常にヒントがあるのかもしれません。
2-6. 『機関紙Works』にハッシャダイソーシャルが掲載されました。
リクルートワークス研究所 が発行している『機関紙Works』にハッシャダイソーシャルが掲載されました。
テーマは「労働力不足社会〜働く人の数と力をどう増やすのか〜」です。
代表の勝山と三浦は、非大卒というキャリアを歩んでいますが、社会にはまだまだ学歴によって応募することができない企業もあります。
それと同時に、何かしらの環境的要因で大学に行くことができない若者もいます。
若い世代が「社会に出るって楽しそう」だと希望を持てる社会にするために、まずは僕たち自身が、背中で語っていきます。
2-7. 第一学院高等学校×株式会社bring
6月16日は第一学院高等学校 高萩本校の生徒の皆さんにお仕事図鑑を行いました。
bringさんにご協力いただき、人材派遣業界のことやゲストの方がこれまで歩んできた人生の『選択』などを伝えました。
個人的に印象に残ったのは、帰りの出来事です。
将来の悩みなどを聞く中で、最後にハイタッチをしてお別れをし、なんとも言えない、嬉しい気持ちになりました。
この生徒たちと、もっと心の中でハイタッチをするために、次回以降の取り組みも更に良いものにしていきます。
2-8. 埼玉県立小川高等学校 定時制×ミアヘルサ株式会社
6月19日に埼玉県立小川高等学校 定時制の生徒の皆さんに、お仕事図鑑を行いました。
ミアヘルサさんのご協力のもと、保育業界・介護業界の話から、年齢の近い先輩方がどうして今の選択に至ったのかを伝えました。
個人的に一番印象に残ったのは「夢や目標を経済的な理由で諦めないでほしい」という言葉。
実際に、周りから無理と言われても、夢や目標に向かって努力し続けた方の言葉には、確かに『希望』を感じました。
2-9. 勇気と元気をもらえる企画-スナックハッシャダイ!
6月17日にスナックハッシャダイを開催しました。
先月から毎月開催しているスナックハッシャダイ。
今回も最高に熱い時間が流れていました。
とにかく『カラオケ』が熱い。
先生方の想いや、活動をしている方の想いを語る。
そこには葛藤の痕跡があったり、人生の紆余曲折がありながら、今の自分の想いをそのまま伝える大人たちの姿がありました。
僕自身、スナックハッシャダイに参加してみて、明日も頑張ろうと「勇気」と「元気」をもらえます。
本当に参加していただいたみなさん、ありがとうございます。
次回は7月22日開催なので、ご興味がある方は、ぜひお越しください!
2-10. 四條畷学園高等学校でZENKAI講演!
6月13日・19日の2日間、四條畷学園高等学校でZENKAI講演を行いました!
勇気ある小さな一歩を踏み出すことで、人生は変わり始める。
僕たちはその一歩を応援するための出会いを届けに、これからも全国に足を運びます!個人的には、この2人が一緒に講演をしている写真が熱い。
最高なZENKAIメンバーです!
2-11. project:ZENKAIの第1-2期報告会&第3回説明会を開催しました!
6月7日と6月24日に『project:ZENKAI』の第1-2期報告会&第3回説明会をオンラインにて開催しました。
ハッシャダイソーシャルの三浦から『project:ZENKAI』を行う目的や想いについて語り、運営メンバーの想いはもちろん、1期2期の卒業メンバーが参加して良かったことやこれからの人生について語る時間は最高でした。
2-12. 土浦第二高等学校 野球部×オリジナル企画
6月22日、土浦第二高等学校 野球部の皆さんにオリジナル企画『わたしのゼンカイ講演』を行ってきました!
ZENKAIを通じて、人生が最高に全開になった、髙宮さんと中野さんの人生を深掘り、ZENKAIとの出会いを高校生たちに伝えました!
普段から仲の良い2人のセッションは、講演というより最高の漫才のようでした。#いい意味で
2-13. KAZAANAプロジェクト第2回目、開催!
6月17日、京都市児童養護施設聖嬰会でKAZAANAプロジェクトを行ってきました。
記念すべき第2回目は、ゲストに勝山さんの奥さんをお呼びし、お化粧講座とまつげパーマの体験会を実施しました!
毎月1回から2回、色んな出会い、学び、体験の機会を企画して職員の皆さん、子供達と楽しみながら学んだり、体験活動を行っています。
来月は苔寺、鈴虫寺に皆で伺う予定です!
引き続きコツコツ、一歩一歩!
2-14. 教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォームに三浦宗一郎が登壇しました。
6月24日に開催された「教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム」に三浦宗一郎が参加してきました。
全国から校長先生や、教育長をはじめとした、130人の方々が集まり、教育について熱く語る。
トークセッションへの登壇の依頼をしてくれたのは、ハッシャダイソーシャルを設立したばかりの頃、一緒に走っていた仲間のさえさん。
こういった『繋がり』を大切に、胸を張って頑張っていきます。
番外編:写真から振り返るハッシャダイソーシャル
3. 問いかける。
消費者教育やお仕事図鑑、project:ZENKAIなど今月も様々な活動を通して、若者の『Choose Your Life!』を応援してきました。
現場に行くほど、僕は思うんです。
僕たちには何ができるだろうって。
学校講演を中心に僕たちは伝えています。
自分の人生を自分で選ぶことができる。
元気に、ハッシャダイソーシャルらしく、かっこいいとかおもしろそうを起点に、大人っておもしろいぞって言いたいです。
そして、僕たちがかっこいいなと思う大人も、たくさんいます。
ハッシャダイソーシャルに関わってくれる人たちは、本当にかっこいい人たちが集まっています。
だからこそ、僕たちには何ができるのか。
この問いに、
向き合って、寄り添って、飛び越えて。
いつだって、まじめに楽しめるチームでありたいと思います。
このチームの一員で最高に幸せです。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたも最高のチームの『一人』です。
4. あなたの寄付が、若者の可能性を『応援する力』に変わる。
全国の学校や少年院・児童養護施設等に、様々な「Choose Your Life」の機会を届けているハッシャダイソーシャルの活動は、全て皆様の寄付のおかげで成り立っております。
今年度も多くの方のご支援を力に、取り組みに邁進していきます。引き続き、ご支援・応援のほどよろしくお願いします!
若者が自分の人生を自分で選択できる機会を一緒に実現しませんか?
全ての若者に教育の機会を届け続ける活動に使わせていただきます。皆さんのご協力をお待ちしております!