様子を見るだけのつもりが 橋の上から川を覗き込むと そこにはへらぶな達の姿 居ても立っても居られず 急遽準備を整えて釣行 「見える魚は釣れない」 というが、まさにその通り アタリが遠く今日はダメかと思った時に この1枚 これだから、野のへらぶな釣りはやめられない
今朝は4:55エサ打ち開始 3度目の正直なるか? 釣れなくてもこの風景を満喫できるだけで幸せ 混雑する観光地に行かなくても こんなに幻想的な情景に出会える 肌を刺す寒さ 枯れ草と土の匂い 自然のグラデーション 野鳥の鳴き声 野のへらぶな釣りの恩恵
頭の中が一杯一杯になってきたこの頃 大切な仲間の方々からの言葉で自分のワクワクの原点に還る かつてこの場所で凍てつく冬空の下 ヘラブナの微かなアタリを何時間も待ち続けた それだけで、心が整い、まっさらな頭に戻って家路に就いたっけ 私の心にはやはり、この風景が必要だ
昨日は風の強い一日と分かりつつ天気予報と相談 日の出から3時間ほどなら風も弱いと読んでお目当ての場所へ 一昨日の活気はどこへやら。広いフィールドに釣り人は自分一人 孤独は自分にとって寂しさではなく、むしろ望むところ 早起き出来た人だけが頂けた贈りもの
4:15釣り場入り まだ夜明け前の暗がりの中、ヘッドランプの明かりを頼りに 先日自ら枯れ草を刈り込んだ土手を降りた 今朝は凍てつく寒さ 水に浸かった長靴の中の足も、竿を握る指先も悴んでいた ウキからも魚の生命反応は伝わって来なかった 釣果0枚 これも野のへらぶな釣り
いよいよ待ちに待った時が来た 仲間から、へらぶなの乗っ込みの知らせが入った 秋田出張から帰ってきたばかりだが もう居ても立っても居られないほど待ち遠しい でも少しは寝ておかなければ 頭の中では既にこれからの釣り方をシミュレーションしている 1年に一度の祭りを楽しもう