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繊細な真面目さんがゆっくり疲労回復できる癒し空間の話1〜光明寺京都本院瑠璃光院(京都府)から学ぶ

こんにちは。ディアデザイン鹿内です。今回から新シリーズとして「がんばる繊細な真面目さんがゆっくり疲労回復できる癒しの空間の話」シリーズをお届けしたいと思います。これは癒されるお部屋にすることを目指して、一念発起して模様替えやDIYをする時に参考にして欲しい、という想いで書いています。僕の趣味なのか…癒しを突き詰めるとそうなるのか…はわかりませんが、癒しを突き詰めると「和モダン」に行き着くというのが、シリーズを通しての僕の結論になりそうな雰囲気です。では、一緒に建築を学びながら癒されましょう。


今回の癒しの空間「光明寺京都本院瑠璃光院(京都府)」

旅行雑誌やジグソーパズルなどでよく見る、ザ・秋の京都の寺社仏閣、といったお寺が、今回のテーマである京都府八瀬大原 光明寺京都本院瑠璃光院です。公式HPによると『比叡山の麓に位置し、四季折々に色づく景観が古来より人々を惹きつける京都・八瀬。この地にあり、春と秋には多くの人々が訪れる名所となっているのが、無量寿山光明寺 京都本院 瑠璃光院です。』
とのこと。ご興味のある方は、詳しくは公式ホームページを覗いてみてください。

1.お洒落&癒されポイント

 詳しい見どころや解説は建築書や旅行雑誌に譲るとして、各写真から見る癒し空間作りに必要な学びのポイントを深堀りします。
 まずは、この写真、瑠璃光院では一番有名な景色かもしれません、

紅葉が鮮やかで眩しい秋のシックな空間

黒のシックな空間に秋の鮮やかな赤や橙色が映えます。
続いてはこちら、

春のシックな空間

こちらは春の同じアングル。緑がシックな空間に映える、落ちついた癒し空間になっています。


2.ディアデザイン的、建築癒され評論

「秋の瑠璃光院は1時間くらい人すごく少なめで過ごせればいいかなー どーせ混んで無理だけど。ってか色彩多すぎて刺激多すぎ疲れるわ。飽きるし。」と、思いました。

「春の瑠璃光院なら青もみじに囲まれて誰一人いない空間で静かに過ごせるなら3時間くらい滞在してやってもOK。」というのが何様!?な感想です。笑

と、いうことでDIYで再現できるとしたら、春の瑠璃光院でお願いしたい、採用ポイントは黒を基調としたシックな和モダン空間に広がる緑色の自然光と壮大な借景(外の景色をまるで額縁の中に描かれたアートのように室内に取り入れること)を採用。
現実にはお手軽DIYの範疇においては、庭にある緑の景色を既存内装色を黒に塗り替える、床を光沢があるワックスなどで磨く などが想定されます。

3.なるべく簡単にDIYする具体的な工法

 【柱むき出し仕上げ(真壁造)の古い和風の部屋】→柱など木材部分はサンドペーパー♯180がけして塗料を削り落とす。壁の塗り部分は2.5ミリ厚程度のラワンベニヤや板材を木工ボンドと両面テープで貼り付け。仕上げに黒の室内用木部塗料等(室内用キシラでコール)を塗る。ハケで細かいところを着色してから、広いところをローラーで塗ると簡単。道具の詳しい使い方はホームセンターや各種YouTubeでどうぞ。

【ビニルクロス壁紙貼りで柱の見えない部屋(大壁造)】→黒色クロス用塗料などを塗る。塗り方は上記と同様。詳しくは各種YouTubeでどうぞ。

4.独断と偏見の5つ星評価

癒され度  ☆☆☆★★
気力回復度 ☆☆☆★★
飽きにくさ ☆☆☆☆★
DIY再現性   ☆☆☆☆★
技術難易度 ☆☆☆★★
作業億劫度 ☆☆★★★
オススメ度 ☆☆☆☆★
pickupポイント:[借景と自然光の取り入れにおける芸術]


終わりに

いかかがでしたでしょうか?今回の新シリーズ「がんばる繊細な真面目さんがゆっくり疲労回復できる癒しの空間の話 fromディアデザイン」をお届けしました。こんな感じで建築・DIY的な知識を織り交ぜつつも、癒し空間作りに参考になるメソッドをご提供できればと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。


ディアデザイン
  代表:鹿内 浩樹

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