◆「意味原理」と「かたち原理」(佐藤信夫『わざとらしさのレトリック』185頁,講談社学術文庫,1994)。同書で、両者を分けて前者を優先させてきた近代の常識的言語観が批判される。形なく意味をあらわすことはできず、意味を生まない形はない。さらに敷衍し「形に思想が宿る」。