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#シン・エヴァンゲリオン劇場版

人気の記事一覧

「庵野秀明的なもの」の可能性と限界から「オタク的な感性」のポジティブな応用を考える話

さて、今日は昨日の話の続きだ。 今日は「オタク」という文化にどのようなポジティブな可能性があるのか、ということを考えたい。当たり前のことだけれど、こういうことを考えるときに「クールジャパン」を誇り「偉大な日本」をでっち上げて自分がそれに同一化してショボい人生をごまかすとか、逆に「オタク」を敵視し、その駄目なところをあげつらって「サブカル」な自分を(自分たちのことは棚に上げて相対的に)免罪するといった低レベルな問題意識ほど邪魔なものはない。そのレベルの人たちは、なんというか

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雑文「SHINEVA, STARRAIL and FGO(近況報告2024.5.20)」

 Qアンノによる「エヴァの続編」発言が、弊タイムラインをゆるい便のごとく垂れ流れてくるのを目にし、ひさしぶりに心の底の底までがしんとする、あの冷たい怒りを思いだす。これは確認するまでもなく、会社経営だけを念頭においた初老男性によるマウス・サービスa.k.a.ブロウ・ジョブa.k.a.フェラーティオウであり、自らが殺めて山に埋めたキャラクターたちの遺体を、嬉々として掘りおこしにいくがごときサイコパスな言動は、目にするたびに背筋へゾッとしたものが走ります。アルコールへ肉抜きで耽溺

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シン・エヴァの駅を見に行く

(※2023.05の思い出し記録です) 推しバンドのライブがあると知り、宇部新川駅へ行く事にした。 宇部新川駅といえば、シン・エヴァンゲリオン劇場版でラストに出てきた駅である。わたしは転勤族で宇部に住んでいた時期があったので、駅が画面に出て来てそりゃもう驚いた。記憶まんまだった。 そうだ電車で久しぶりに行ってみよう。よく乗ってたルートで。検索すると、宇部線の本数激減で乗換が大変な事に気付く。小野田線と宇部線どちらかで宇部または小野田駅まで行きやすかった時代は…そうか約30年

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再生

【紹介】シン•ぼっち•ざ•ろっく劇場版

ぼっち•ざ•ろっくとエヴァを愛する人に ぜひ観て頂きたい作品です。

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tsubasawokudasai

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悪役好きが選ぶ嫌いな悪役ワースト5

#お前らが心底嫌いな悪役の画像くれ というタグが何やらツイッターでトレンド入りをしていた。 悪役というのは自分もたびたびnoteの特集記事なんかを組んであげているので悪役好きであることは皆さんにもご存知だと思う。 では今回はそんな悪役好きの自分が選ぶ嫌いな悪役ということで特集を組んでいきたいと思う。 一応ランキング形式なので、下からだんだんに行くたびに嫌いだと思っててください。 嫌いな悪役ワースト5 リュウガ(北斗の拳)まずは大人気漫画「北斗の拳」に登場するリュウガで

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エヴァンゲリオン総括②〜ビジネス面から見る新劇・旧劇シリーズの違いと新劇場版シリーズ始動のバックグラウンド〜

前記事では、エヴァンゲリオンの旧シリーズについて語ったので、 いよいよ新劇場版シリーズについて語ろうと思う。 旧シリーズと新シリーズの違い さて、旧シリーズと新シリーズの違いとして大きいのは何だろうか? 人によっては「画質」「キャラクター」「ストーリー」あるいは「スタッフ」等色々あるだろう。 セルアニメかデジタルかの違いは勿論大きい。 それらの要素もあるだろうけど、僕が注目する新・旧シリーズの大きな違いは 新劇場版を作るにあたって、あの庵野秀明監督が会社を立ち上

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「ラストエグザイル」の頃のGONZOは最高だった・・

今回は、GONZOについて書いてみたい。 このアニメ制作会社は、1992年にガイナックスから独立して立ち上げられたところである。 「ふしぎの海のナディア」(1990年)プロデューサー・村濱章司さんを軸にして、あと前田真宏さんや樋口真嗣さんあたりもここに加わっている。 かなりココロザシの高い独立だったと思うんだ。 そのココロザシの高さは、一番最初に作ったアニメに顕著に出ている。 OVA「青の6号」(1998年) これはOVAゆえ一般的にはさほど知名度ないかもしれんが、98年

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思い込みの話

僕の母は思い込みが激しい。 これも人間、誰しも同じ「ような」もの、と人は言うでしょう。 僕もそう思います。 ただ、人には個性という個体差あると今の人は分るでしょう。 それなら、その個性で人は過ちを犯すし、良くも悪くも、人を殺すと言う話です。 今の時代でもまだ、インターネット(SNS)の良い面、悪い面(良くも悪くも)として、人を殺す道具として存在しているのと同じ「ような」ものだと思っています。 誹謗中傷や悪口の事ですね。 僕も今こうして書きながら胸が痛い部分があります。

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さいきん良かった映像作品4作

ありとあらゆる設定を盛りだくさんにして、タイトルにゲゲゲと名付けた作品。この10年で最も吐き気を催す邪悪を見た。 ゴジラとはなんなのか。それは作品によって変わっていたと思う。人間のオモチャとなったゴジラは何のシンボルなのか、メタファーなのか。 部屋の中にいたら誰も認識できない。自分でさえも。鏡をのぞいて初めて自分を認識できる。でも、見ている自分は今の自分ではない。 物語におけるキャラクターとはなんなのか。みな役割を担った歯車でしかないのか。それでも、誰もが主人公になる権

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新世紀エヴァンゲリオン新旧見た感想【おもしろい/つまらない!?】

エヴァを新旧みた忖度なしの感想を書いていきます。 1万字超えました、目次からして長いです。 ■TV版オリジナル 全26話簡単なあらすじ 主人公、碇シンジが父親に呼び出されるところから物語は始る。 同時に2015年の夏、特別非常事態宣言が発動される。 十五年ぶりに使徒と呼ばれる巨大生物が第三新東京に現れ シンジはいきなりエヴァと呼ばれる巨大人造人間に乗って戦うことを 強いられ、使徒との戦いへ巻き込まれていく ■序盤はウルトラマン味が強い 当時リアルタイムで見ていた時はガン

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【MBTI的考察】エヴァへの共感と愛をただ語り尽くす。

『エヴァンゲリオン』エヴァという言葉だけが、なぜか頭に残っていて、最初はどんな作品かも知らなかった。だから興味本位で、私はエヴァアニメを見始めた。 するとエヴァの世界にどっぷりハマってしまった。 その後、映画の序・破・Qと当時新作のシンエヴァを一気に見た。貞本の漫画版エヴァ全巻と映画『まごころを君に』もそのあと見た。考察動画や記事を漁りまくった。好きなシーンや映像をループして見まくった。 あの時のハマり具合は異常だった。鬱っていた私に、エヴァはドンピシャすぎた。シンエヴ

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執筆者と深読む「プロジェクトシンエヴァ」解題編#1_目次をなぞる①

執筆者と深読む「プロジェクトシンエヴァンゲリオン」解題編の#1は「目次」を扱います。 実際の目次のキャプチャ 以下はプロジェクトシンエヴァ(以降、基本的に「本書」)のp2~p7「目次」全ページのキャプチャです。 この目次を腑分けしていってみましょう。 章立てについてこの章立てをグループ分けすると、執筆者的には以下になります。 序文:本書の位置付けと概要、本書の試み ---------ここまでがオープニング-------- 第一部:1章 プロジェクト概要 第二部:2章

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僕は今を生きる

携帯電話が壊れ、データが無くなってしまった。 これも自分が悪い。 今までの僕が記録していたものは、これで全て完全に消えて無くなりました。 パソコンの外付けハードディスクに保存した今までのすべてのデータも、実は去年、僕のミスでデータが飛んでしまい、それも今では存在しません。 オンラインでバックアップもしていませんでした。 なので、もう、どこもありません。 ・・ 僕が今まで生きた証としていた、日記や想い出。 メール、手紙、宝物。すべて。 自分で作ったもの。集めたもの。貰

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今更「シン・エヴァンゲリオン」と「エヴァンゲリオン」を総括する。

エヴァンゲリオンが好きだった。 新劇場版シリーズが始まった時、 はじめてあのエヴァをリアルタイムで見る事が出来る!と 高校3年にして初めて不登校を経験していた僕は 引きこもり状態だったにも関わらず 平日の昼間に映画館へと自転車を走らせていた。 賛否両論が巻き起こった新劇場版Qも これこそがエヴァなんだ! と必死に擁護していた。 そんな僕にとっても9年間という月日は長かった。 シン・エヴァンゲリオンの公開日が決定した頃には あれだけあったエヴァ熱もすっかり醒めていて、

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アニメキャラのMBTIを予想してみた part4

今回予想するアニメキャラのMBTIは両面宿儺と碇ゲンドウとツェリードニヒ=ホイコーローとアスカです。 両面宿儺とホイコーロー以外は複雑な内面を抱えているようで個人的に好きなキャラクターでもあり、自分自身を投影してしまい気が重くなる方達です。 ⚠️微ネタバレ含みます。 まずは両面宿儺のMBTIから分析しようと思う。 1 両面宿儺/呪術廻戦 彼のMBTIはISTPだろう。ISTPの印象は職人肌のスリル好きの一匹狼です。彼らの弱点は飽き性だ。 1項目の心理機能はI型だろう

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鶴巻和哉が挑んだ「エヴァ」和風バージョン?「龍の歯医者」

先日、アニメ「龍の歯医者」を見た。 この作品の存在は以前から知っていたんだが、どうも「龍の歯医者」というタイトルが琴線に触れず、なかなか食指が伸びなかったんだよね。 だけど見たら、タイトルのイメージとは全然違う厨二系ダークファンタジーのど真ん中だった。 この作品、タイトルの付け方で損してないか? プロモーション次第ではもっと化けたのでは?と率直に思ったよ。 そもそも、このイメージビジュアルからして何だか謎めいていて、普通に「見てみよう」と思わせるものではない。 謎のタイトル

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執筆者と深読むプロジェクトシンエヴァ/解題編#5_目次をなぞる⑤

目次上では本編の締めは「終章 シン・エヴァンゲリオン劇場版 全参加スタッフ一覧」としています。ページ数制約の都合から本編と全く同じレイアウトにはできなかったものの、内容自体はシン・エヴァ本編のエンドクレジットに使用した画像ファイルからそのままコピペ流用しています。 クレジットなんてパンフレットに載ってるし映画本編を見ればわかるんだからいらないんじゃないか? という意見を書籍制作中にかなりもらったわけですが、17ページも使ってまでなぜ載せたのか。 この書籍はプロジェクト遂行

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3年前の今日、シンエヴァ幻の公開日の思い出

本日1月23日、私が何を思い出すかと言いますと3年前、シンエヴァの公開予定日だった日という事です。 思えば、1月14日に延期が発表され一週間前にして再び遠ざかっていく絶望感があったのを今でも覚えていますね。 ご存じの様に、その後2月26日に新たな公開日が3月8日と、10日前に発表されるという前代未聞の急展開を見せた訳ですが…この1月23日からの延期で目の前が真っ暗になった事、そして公式から出された「共に乗り越えましょう。」のメッセージに泣きそうになったのが忘れられません。

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転生的想像力について

 これはほんの思いつきを語ることに過ぎないが、可能世界的想像力というものがあるのに対し、今の世界では転生的想像力というものが軸になっているのではないか。  可能世界的想像力は素朴にいえば「こうでないこと(自分)もありえた」と考えることであり、分析哲学以外に起源を求めれば虚構に関連する様々な思考と紐づけることができるから、おそらくギリシャまで遡ることができそうだ。とはいえ、ゲームのような全ての人間がプレイヤーとして「別の生」を体験できる営みが発達した現代において理解しやすくな

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