気ままにエンタメ

映画、音楽、アニメ、ドラマ色々なエンタメを独自の視点でフォーカスできたらカッコいいけど…

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映画、音楽、アニメ、ドラマ色々なエンタメを独自の視点でフォーカスできたらカッコいいけどなぁとか思いつつ。不定期更新です。

最近の記事

ドラマ「アンチヒーロー」、最後までイマイチ乗り切れなかったな

んー、全体的にやっぱご都合主義でしたね。 初っ端から過去の冤罪事件の裁判の重要な証拠につながるかもしれない関係者がなんとたまたま?殺人を犯してて、証拠を見つけるのを協力してもらうために無罪にするとか「ドラマだねぇ」という感じ。 その他にも都合よく証拠が見つかったり、敵が簡単にボロを出したりして主人公がどんどん裁判に勝っていくんで「なんだかなぁ」という感じでした。 僕、舞台が現実でシリアスなのに展開が漫画とかアニメっぽいと冷めちゃうんですよね。 漫画とアニメ自体は好きなん

    • エヴァンゲリオン総括③〜エヴァンゲリオンシリーズ全体の特徴①と新劇場版シリーズ総評〜

      さて、新劇場版シリーズに至るまでをこれまで語ってきた。 これからは新劇場版シリーズにも触れていこうと思う。 エヴァンゲリオンシリーズ全体の特徴① ここで新・旧全シリーズ通して間違いなく言えるのは、エヴァンゲリオンとは架空の物語であると同時に 庵野秀明のドキュメンタリー・プライベートフィルムでもあるといえるということ。 その時々の庵野監督の心情、経験、状況がとてもある意味ストーリーに正直に反映された、非常に個人的なものでもある、と。 旧シリーズにおいてそうであることは

      • エヴァンゲリオン総括②〜ビジネス面から見る新劇・旧劇シリーズの違いと新劇場版シリーズ始動のバックグラウンド〜

        前記事では、エヴァンゲリオンの旧シリーズについて語ったので、 いよいよ新劇場版シリーズについて語ろうと思う。 旧シリーズと新シリーズの違い さて、旧シリーズと新シリーズの違いとして大きいのは何だろうか? 人によっては「画質」「キャラクター」「ストーリー」あるいは「スタッフ」等色々あるだろう。 セルアニメかデジタルかの違いは勿論大きい。 それらの要素もあるだろうけど、僕が注目する新・旧シリーズの大きな違いは 新劇場版を作るにあたって、あの庵野秀明監督が会社を立ち上

        • エヴァンゲリオン総括①〜旧シリーズにおける社会現象化と独自性、および旧劇ラスト解説〜

          シンエヴァことシン・エヴァンゲリオン劇場版が公開されてもう3年経った。時が経つのは早いものだ。 シンエヴァ公開時はコロナ禍もあり前作からなんと約10年、ファンには待ちに待ったシリーズ最終作だった。特に旧劇場版が苦い思い出になってるファンにとっては尚更。 これにてエヴァンゲリオンシリーズ自体も終わるとのことで、観客の期待も高まっていた。 ファンの間では比較的ハッピーエンドで終わったので評価は高いが、初日に見終わって映画館が明るくなると、 「2度と見るか」 「レビューの評価

        ドラマ「アンチヒーロー」、最後までイマイチ乗り切れなかったな

          New jeans新作EP”How Sweet”は息の長い活動を見据えた、ハードルを下げるための曲だろうか?

          さて、New jeans(ニュージーンズ、ニュジ)待望の新曲が出た。EPとしては去年の7月発表の”GET UP”以来なので、ほぼ一年ぶり。 今回はEPという扱いのものの、曲のインスト曲を抜きにしたらなんと2曲しかない。 タイトル曲と”BUBBLE GUM”の2曲だけ。 で、感想。 「ん?」という感じ。 悪くない。決して悪くはないんだけど、 「なんだこれ?」という。 正直、全くキャッチーではない。 新曲は両曲とも世界を席巻したと言ってもいい“Ditto“のようなフックもな

          New jeans新作EP”How Sweet”は息の長い活動を見据えた、ハードルを下げるための曲だろうか?

          昨今話題のNew jeans問題に終止符を打とうか

          さて、色々New jeans(ニュージーンズ、にゅじ)に関してネガティブな話題が持ちきりの昨今。 まぁネガティブな話題の発端の「すべて」はミンヒジンの会見から始まってるわけですが。 あのヒステリックキャップBBAがよぉ。。。←生みの親なんですけどね 活動の邪魔しやがってよぉ。。。 当アカウントで散々話題にしてきたのになぜ一切話題にしないのか、とごく一部のありがたきフォロワーの方々は思ってるかもしれない。 ひょっとして飽きたの?と。 はっきり言おう。 どうでもいい。

          昨今話題のNew jeans問題に終止符を打とうか

          貞子DXが割と面白かったのと、貞子シリーズが量産される理由

          最近貞子DX見て、これが個人的には面白かったんですよね。 ただ、今の所Yahoo映画やファルマークスで堂々たる星2.5、2.7をそれぞれ記録するというクソ映画認定を受けてるので、観るの迷ったんですけど、 予告編見る限り面白そうだし、期待せずに見たら面白いという意見もあったので見ました。 で、よかった。 良かった点 まず、本作の面白い所は、呪いが変異しているということ。 恐らく呪いのビデオの死の回避方法として、 「1週間以内にビデオをダビングして他人に見せる」(そもそも

          貞子DXが割と面白かったのと、貞子シリーズが量産される理由

          ダーク・ポップの女王復活。ビリー・アイリッシュ新作「HIT ME HARD AND SOFT」は暗くて踊れて最高!

          Billie eilish(ビリー・アイリッシュ)といえば”bad guy”だ。 これは今でも間違いなくそうで、「今」の感覚からすると古かったり聞き飽きたかもしれないけど、後世に残すべき一曲なのは間違いない。 そして、このアルバムに”bad guy”以上の曲があるかと言われれば間違いなく、残念ながら、ない。 ただ、”bad guy”が収録されたアルバム「WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?」(以下WDWG)が全くキャッチーではなく

          ダーク・ポップの女王復活。ビリー・アイリッシュ新作「HIT ME HARD AND SOFT」は暗くて踊れて最高!

          ど素人テレビ批評①〜インターネット普及以前より実はゆるやかに終わり始めていた娯楽の王様〜

          少し関係のない前置きをさせてもらうと、最近、僕の記事に「スキ」をしてくれた方が、テレビ批評をされていた。 なかなかに興味深かったけれど、僕は他にも色々思うところがあるな、と思ったし、そもそもテレビ批評記事を書くという発想すらなかったので、目から鱗で触発されて早速自分でも書いてみようと思った。 まずはじめに、最近テレビの凋落の原因としてインターネットがよく語られるけど、そこが少し不思議だ。 なぜなら インターネットの登場以前、昭和の頃からテレビの視聴率というものはずっと下が

          ど素人テレビ批評①〜インターネット普及以前より実はゆるやかに終わり始めていた娯楽の王様〜

          新生MILLENNIUM PARADEの新曲”GOLDEN WEEK”最速感想(追記あり)

          本日、King gnu(キングヌー)の常田大希率いる新生ミレニアムパレード(ミレパ)の第一弾シングルとなる「ゴールデンウィーク」が公開された そもそも周知の通りゴールデンウィークというのは5月の連休(これも日本だけ)に映画の興収が跳ね上がることから映画業界によって名付けられ、一般化された和製英語なので英語圏では全く通じない言葉なのだけど、 これを世界デビューの曲において使うのは皮肉やユーモアが効いてていい さて肝心の楽曲だけど、うん、格好いい というか正直「誰?」という

          新生MILLENNIUM PARADEの新曲”GOLDEN WEEK”最速感想(追記あり)

          King Gnu(常田大希)は世界に羽ばたけるのか?

          僕はKing Gnu(キングヌー、ヌー)、別プロジェクトmillennium parade(ミレニアムパレード、ミレパ)のファンだけど、この問いには正直「未知数」としか答えようがない。 最近はミレパがアメリカ、イギリスそれぞれの大手レコード会社2社と契約したニュースが飛び込んできた。 しかしじゃあこれで成功は確約されたかというとそんなことは全くない。 たとえば宇多田ヒカルの北米進出においても大手レコード会社ユニバーサルと契約して鳴物入りでデビューしたがビルボード初登場16

          King Gnu(常田大希)は世界に羽ばたけるのか?

          アイドル空虚論〜アイドルビジネスの虚しさ(アイドル側及びファン側)について〜

          はじめに言っておくと、僕は結構女性アイドルは好きです。坂道系なんかも好きです。むしろファンです。 だって可愛いから。 ただ、観ててめちゃくちゃサムいな、と感じる瞬間が何度もあるんですよね。それはアイドル側、ファン側双方共です。 なんというかお互いに自覚してない。そのサムさと虚しさを。わかってる上で楽しんでるならいいんですよ。 プロレスと言うか、一つのヤラセビジネスとして。 ただ、勿論ファン>>>>アイドルではあるけど、想いがガチなんですよね。 ガチ過ぎてヒく。 そし

          アイドル空虚論〜アイドルビジネスの虚しさ(アイドル側及びファン側)について〜

          TV番組「あちこちオードリー」の凄さを考える。

          僕は「あちこちオードリー」(以下あちこち)が好きだ。はっきり言ってオードリー自体よりもこのテレビ番組が好きだ。 ① オードリーや東京ドームライブについて オードリーも好きだけど、彼らの話題のANNラジオを聞いてみたら、なんというか「僕にとっては」ノリ含めて「つまらない」と感じてしまって、それ以来聞いてない。 つまんねー割にCMも多いしさ。 (※あくまで個人の感想です) この間の東京ドームライブは配信で観たのだけど、完全に一見さんお断りな内容で間違いなくリトルトゥースに

          TV番組「あちこちオードリー」の凄さを考える。

          ドラマ「不適切にもほどがある!」が面白い!が!あえてケチをつけてみた

          最近、「不適切にもほどがある!」(フテホド)が話題だ。 視聴率自体は7%と今の所決して特別高くもないけど、ネトフリで週間1位を既に獲得し、フィルマ(フィルマークス)でも⭐︎4.1と高評価を獲得している。 脚本はあの宮藤官九郎(クドカン)。 ゼロ年代は「池袋ウエストゲートパーク」、「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」等のヒット作を連発していたが、10年代以降はやや低迷してた印象があった。 これはかなり久し振りのヒット作になるんじゃないかと思う。 内容はなんとタイム

          ドラマ「不適切にもほどがある!」が面白い!が!あえてケチをつけてみた

          あの呪術廻戦にも影響を与えた?平成最大の問題作「多重人格探偵サイコ」

          漫画界において平成最大の問題作と言ってもいい漫画、「多重人格探偵サイコ」(以下サイコ)をご存知だろうか。 原作・大塚英志、作画・田島昭宇による漫画作品なのだが。 97年から始まり不定期連載を経て2016年には完結した、実は連載時はコミックの週間売り上げ一位も何度も取ったこともあるほどヒットしたショッキング・サスペンスである。 ① サイコのあらすじ ある事件をきっかけに多重人格となった元刑事が仲間と共に連続で起きる猟奇殺人事件をいくつか解決していく。その中で、 犯人がみ

          あの呪術廻戦にも影響を与えた?平成最大の問題作「多重人格探偵サイコ」

          【ライブレポ】King Gnuのツアー初日に行ってきたんだが、圧巻に圧巻の圧巻で凄すぎた、いやマジで

          もうKing Gnu(キングヌー)のライブが凄すぎて日本語がおかしいけど、あ・・・ありのまま今日起こったことを話すぜ!(ジョジョリスペクト) ただ、セトリ含めて嬉しいサプライズもあるので、自分がライブに行った時にその感動を味わいたい人は見ない方がいいかもです。 ご注意くださいー。 ① セトリ及びサプライズ まずセトリはこちら Specialz 一途 千両役者 スターダム カメレオン 白日 硝子窓 泡 2MORO Vinyl 阿修羅 逆夢 イカロス Slumberl

          【ライブレポ】King Gnuのツアー初日に行ってきたんだが、圧巻に圧巻の圧巻で凄すぎた、いやマジで