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    追悼「シン・エヴァンゲリオン劇場版:呪」

    *以下のリンク先を読んでおくと、呪いの効果が高まります。 アニメ「2021年のエヴァンゲリオン」雑文集(1/25~3/5)  旧劇のときにはこの世にいなかった人と席をならべて見て、終わったあとはいっしょに少し話をして、本作を目にすることのないまま、この世を去った人たちに思いをはせました。旧劇からのファンと新劇から入ったファンでは、シンエヴァの受け止め方はかなり違うだろうことは理解しています。なので、ファースト・インプレッションでの言い過ぎをまず少し修正しておきますね。

      • アニメ「艦これ第2期」感想(3話まで)

         艦これアニメ、第2期?の3話まで見る。2話以降、無視と称賛しかないタイムラインに、まったく感想が流れてこなくなった理由がわかりました。うーん、どうして毎回こうなっちゃうんでしょうねえ。最大限に譲歩したとして、10年近く提督をやってきた戦史研究家なみに太平洋戦争にくわしい人物が、1ページあたり3行しか書かれていないラノベの行間をスーパー早口のウンチクで埋めないと楽しめない感じが、全体にただよっています。前シリーズの1話に「クロモソームの少ない学芸会における気のくるった出しもの

        • アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」感想(8話まで)

           諸君ら陰キャのコミュ障がモーレツにおススメしてくる「ぼっち・ざ・ろっく!」を7話まで見る。前に指摘した「ほとんどの人間が知恵と才覚を持っているが、胆力の無さに出力の上限をはばまれて成功できない」を地で行っており、「けいおん!」の令和ネガ・バージョンといった感じでとても楽しめました。ただこれって、中年男性の趣味を女子高生にやらせる作品群のバリエーションでもありますね。主人公のぼっちっぷりが、完全に男性のそれ。女性の人間関係からイヤな部分を脱臭して、そのグループに女子高生へと扮

          • 雑文「ザ・ボイシズ・オブ・ア・ディレッタント・オタク、あるいは『ほしのこえ』感想」

             卓上に置かれたカセットレコーダー。  突然、自動的にテープが回り始める。最初ただのノイズかとも思えた音は、二人の男のくぐもった話し声へと収束してゆく。  「(なだめるように)わかった、わかった。15歳の少女がロボットに乗るという設定に蓋然性が薄いように思えるのは、俺が音楽屋で読解力に欠けるせいだからなんだよな。短気は押さえて、詳細を詰めていこうな。な?」  「(すねた口調で)まったくその通りだよ。”ガ……”(我? 蛾? 何かの暗符と思われるが、詳細は不明)のだって、もっと若

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            雑文「SUZUMARI IMPACT」

             原神、伝説任務で民衆にむけたナヒーダの演説を聞く。ゲーム内のできごとを語っているようでありながら、「寝そべり族」や「Z 世代」へのメッセージとも取れるのは、あいかわらずうまい。クラクサナリデビ様には、私の人生も統治してほしい。なに、早々にゼットを使ってしまって、次の世代はどうするんですかね、ダブルゼータ世代ですかね、だと? バカモノ! このガンダム世代めが! 次の世代が出現するのを待たず寿命を迎える金満の老人が、自分たちが楽しめる最後の若者の貧困に名付けたネーミングだという

            映画「すずめの戸締まり」感想

             すずめの戸締まり、愛最大(アイマックス)で見てきた。nWoからおずおずと提案させていただいた持続可能な創作目標であるところの「地方行政と結託したご当地巡り」を素直に受け入れた九州を舞台とするオープニングから、四国・神戸・東京を順に旅していくロードムービー感がたいへんにすばらしく、何より女子高生からスナックのママまで女性の描き方があらゆる年齢層で過去最高に気持ち悪くない。おそらくよくできた奥さんと、たぶん中高生になった娘さんと日々むきあう中で、彼の中にあった「おたく特有の女性

            雑文「いつも心にデンジ君を」

             チェンソーマンのアニメ見とるけど、漫画のほうはパワーの顛末から始まる後半戦の印象が強烈すぎたさかい、なんやデンジ君のキャラがどんなんやったかすっかり忘れとったわ。ええか、おなごども、これだけはゆうとくで、男っちゅうもんはな、みぃんなデンジ君なんや。博士や大臣から大卒のカシコから中卒のトビまで、男の人生にはまちがいのぉデンジ君やった時期があんねん。心の中のデンジ君とどう向きおうたかが、男の一生を決めると言い切ってしまってもええと思うわ。よろしか、どんなごっついべべ着てカネをぎ

            ゲーム「ブルーアーカイブ・エデン条約編」感想

             ブルアカを早々にリタイアしたと言いましたが、第3章の評判がすごくいいので始めた側面があり、それを読むためにコツコツAP消費でレベル上げだけはやっていました。そして、昨日ついにエデン条約編を読んだのですが、たしかにみなさんおっしゃる通り、とてもおもしろかった! 第1章のさわりだけ読んで、あとはテキスト全スキップで進めてきたため、最初はかなり懐疑的な気持ちだったのですが、冒頭シークエンスから一気に引きこまれました。ここに至るまでストーリーをほぼ読んでいないので、対立する組織と人

            雑文「虚構時評(FGO&GENSHIN)」

             日本でいちばん売り上げのあるゲームアプリの、日本語ネイティブによる拙劣きわまる文章にゲンナリする一方で、世界でいちばん売り上げのあるゲームアプリの、中国語ネイティブによる翻訳文体に陶然とさせられている事実に気づいて、日々おちこんでいる。  前者のゲームアプリについて言えば、新邪馬台国のときにはタイムラインにあふれていたメンションやファンアートがパッタリと途絶えているのに、本イベントへの赤裸々な評価を見ることができるだろう。令和における批判や罵倒とは、積極的な無視や不可触と

            アニメ「新版・うる星やつら」感想(第1話)

              うる星やつらの新版アニメ、第1話を見る。やっぱりラムちゃんって、じつにアイコニックな不朽のキャラクター造形だなあと、改めて感じます(本作のデザイン、SMD虎蛮ぽくない?)。初登場シーンに一瞬だけ「ラムのラブソング」が流れかかるのは、スターウォーズ7での「ダースベイダーのテーマ」のあつかいを彷彿とさせて、あふれでるラスボス感に笑ってしまいました。旧版のアニメがマモルさんによるアレだったので、今度こそ原作を忠実になぞっていく意図のリブートだと思うんですが、スマホやSNSの登場

            アニメ「チェンソーマン」感想(第1話)

             チェンソーマンのアニメ第1話を見る。みなさんがほめているようにハイクオリティなのは認めますが、ちょっとCGを補助に使いすぎかなー。数学で例えるなら、「ある未解決の定理が証明されたと聞いて、どんな素晴らしいアイデアを思いついたんだろうと調べてみたら、スパコンの大規模演算による力業の解決でガッカリした」とでもなりましょうか。宮崎翁ではないですが、アニメーションの醍醐味って「特定の個人にとって生理的に気持ちいい動きの主観的デフォルメ」だと考える古い人間なので、アクションシーンにい

            雑文「原神の超越、あるいは獣の本性」

             原神、「消化」になってしまうのがもったいなくて、できるだけ攻略情報を調べずにゆっくり世界を「散策」している。己の弱点や拙い部分を自覚しながら隠そうとせず、現在進行形の全身全力全霊で作っている熱気が伝わってきて、「とても好ましい」というファーストインプレッションは途切れることなく続いている。ただ、ソウルハッカーズ2のあとに原神へ触れてしまったことは、私の中のある価値観について、かなり決定的な影響を与えてしまったと言わざるをえない。つまり、「本邦の衰退」なる言辞を横目にしながら

            アニメ「水星の魔女」感想(6話まで)

            プロローグ&1話 キミらがあんまりウテナウテナ言うから、ガンダム下手のトーシロなのに水星の魔女を見る。確かに機動武闘で少女革命したい感じは伝わってきましたが、主人公がキョドりすぎドモりすぎなせいで尺が足りなくなったのか、後半の決闘シークエンスの流れがかなり唐突で不自然なのは、非常に気になりました。まず、決闘の日時を知らされているはずの主人公が学校のモニターでガンダムの盗難を知るのって、どうすればそんな状況になるんでしょうか。そこから級友にスクーターを借りて、立ち入り禁止のエリ

            雑文「ヘブバンとキートン、そして銀英伝(近況報告2022.10.2)」

             ヘブバン、未練の毎日ログインのためだけにスマホへ保持しておくにはあまりに大容量になってきたため、泣く泣くPC版へと移行する。しかしながら、大きな画面に映して良いスピーカーで鳴らすと、見えなかった筆づかいが見え、聞こえなかった音が聞こえるようになり、手間ひまかけて作りこまれたゲームであることを、あらためて認識できました。なのに本編シナリオは……というところへまた愚痴がいきそうなので、最新イベントをイッキ見した話をすることにします。いやー、ヘブバンのギャグパートは肌があうってい

            雑文「創造暴走特急」

             原神、まだ第2章の影さえ見えていないのに、大型アップデート来る。しかも、ソウルハッカーズ2のリンゴたんと同等か、それ以上のクオリティで、大量の新キャラを追加しながら! 「ゲームは1日1時間」のリーサラプレイでは、「宇宙の膨張速度に追いつけない光」みたいになってきた。それにしても、これまでのゲーム制作で得た資金をすべてブチこんだ大バクチが図に当たり、アップデートのたびに11言語の話者たちから膨大な資金が流れこみ、それをまた世界の拡張にブチこみ続けるという、言わば「創造暴走特急

            アニメ「サイバーパンク・エッジランナーズ」感想

             ネトフリでサイバーパンク2077のアニメを見る。個人的に肝に銘じておきたいのは、度外れた激賞はテンポラリーな視聴につながりこそすれ、実際との落差から必要以上に評価を辛くさせるということです。最初の印象としては、「ネトフリ資本かつ巨大AAAタイトルのアニメ化にしては、低予算でがんばらされてるな」といったところでしょうか。ニューロマンサーの時代を彷彿とさせるサイケな色づかいや、この世界観でわざわざ少年を主人公にすえたミーツ・ガールにするところなど、全体的に「昭和のSFアニメ」感