映画「アステロイド・シティ」感想
ブルーレイ版を買ったきり、「皿の上の好物は、最後まで残しておく」みたいな一種の精神疾患から、長く積んであったアステロイド・シティを、連休の隙間にようやく見る。なぜか小鳥猊下が、よりによってウェス・アンダーソン監督作品だけ、ザ・ロイヤル・テネンバウムズ以降、あまり内容を理解できていないにも関わらず、ぜんぶ見ていることは、すでに周知の事実かと思います。予告映像から事前に想像していたのは、アラモゴード近郊に建設された「原爆の町」における日常を描くストーリーで、オッペンハイマーをイ