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すべてはかのくにから?

かのくに R

かのくに そしてまたA

有料
100

かのくに C

かのくに I

かのくに E

コーヒーの夢を見ている。雨は夕暮れ、雲間から覗く細い月が干からびた左腕をそっと傷つける。暗いカーテン。街灯もなければ電線もない。溶けた地平線まで広がる漆黒の麦畑。麦の穂は空に昇る。一万キロ離れてたって見える星はいっしょだ。遅延する君の声に、電波のざらつきに、砂糖とミルクを混ぜる。

かのくに A

かのくに M