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旅する心、映画の中で-「本で旅するVia」さんでのひと時

5か月前

カフェと読書。

1年前

森見登美彦『夜行』小学館(2017) およそ10年前、「鞍馬の火祭」で長谷川さんが失踪した。4つの物語に共通する1つの謎。その謎に『夜行』と題された異様な絵画の連作は、関係するのだろうか。 旅情を感じながらも常識破壊が体験できる、穏やか且つ斬新な作品です。

東野圭吾/容疑者Xの献身 数学と物理、旧友同士の2人の天才がある事件をきっかけに再会した。 埋められた本質に施されてるのは、常人には辿り着けない発想・理解できない感性で… 崇高な難題に、突破口はあるのだろうか。 数学・物理・直感・感情・哲学的視点が絡み合う、頭働かされる作品です

【文学速報】文学フリマ体験が最高すぎて

北原白秋/断章(より抜粋) 『晩秋の入日の赤さ、さみしらにひとり眺めて、掻いさぐるピアノの鍵の現なき高音のはしり』 「桐の花」の痛切な感じも痺れるものがあるのだけど、孤独の激しさを情景と音で表現しているさりげない2文にも、奥行のようなものを感じてしまう…

小説を読んでて良かったと思う、3つのこと

【文学速報】文学に『働く』を絡めるニューノーマル空間

【都内】図書館の『本』空間が最高すぎて

名古屋駅徒歩圏内にできた新しいTSUTAYA BOOKSTOREが最高だった

加藤諦三/人生の悲劇は「よい子」に始まる 見せかけの自分と実際の自分。 迎合と自我 親が子供の内面に与える影響について、(統計学というよりは)学術書+作者の経験を論拠に展開される一冊 「なるほどな」と思う反面、親のそのまた親、など視野を広げて熟考する必要性があるように感じました

東野圭吾/容疑者Xの献身 数学と物理、旧友同士の2人の天才がある事件をきっかけに再会した。 埋められた本質に施されてるのは、常人には辿り着けない発想・理解できない感性で… 崇高な難題に、突破口はあるのだろうか。 数学・物理・直感・感情・哲学的視点が絡み合う、頭働かされる作品です

【文学】新潮文庫がある生活が、最高すぎて

吉野万理子『亡霊トランクルーム』新潮文庫(2018) 星哉は、夏休みに祖母が営む湘南のトランクルームでアルバイトをすることになった。 年上の西条さんと星哉。関係をつなぎとめる接点は本来は見えないもので…。

静寂読書にオススメな、高円寺のブックカフェ。

【短編小説】令和寛『燐光』

銀座の文壇Barが最高すぎた。

尾崎紅葉/金色夜叉 想いを寄せる宮を嫁に出すという恩人の欺きに、偽りの承諾 そこに埋められてるのは、宮と自分との玉の如き愛で… 富山銀行の息子が、ダイヤモンドをひけらかそうと、十年の約は軽々しく破るられるはずがない。 苦しみつつも、一途な貫一の姿勢に胸が熱く打たれる作品です。

【都内】高尾山での紅葉読書が、最高すぎて

西加奈子/i 『この世界にアイは存在しない』 そんな数学教師の放った言葉が、主人公アイの脳に刻まれた。 (誰にも知られずに世界で失われていく命、)向き合い方はあまりに難題で。 究極的に孤独な自分は、この世界に存在するのだろうか。 孤独や悲劇に関わるアイの証明を体験できる作品です。