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『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(8)第4章 拡張の道具 p.265~

「遊び」の中には2つの対立する要素の緊張がある活動である。過去の経験と新しい発想との対立、他の人に合わせるのと自分から動くことの対立、遊びが目指したい到着点と想定外の領域への期待との対立である。この対立を解消するように活動を展開していくことが「遊び」をリードする人に求められる。

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(9)第5章 拡張の方法論に向けて p.369~

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(7)第3章 拡張的研究のカテゴリーとしての最近接発達領域(後半) p.209~

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(10)第6章 エピローグ p.389~

レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで作るモデルは、ある問いに対する自分の考えの表現であると同時に、現状を解釈し評価する物差しでもある。後者の性質を活用したいなら、そのモデルから現実を解釈し評価してもらえばよい。モデルと現実との食い違いは考え方の改善や次のアクションのヒントとなる。

レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドでは各参加者が考えをモデルで表現する。そのモデルの中にはより細かい様々な考えや価値が込められている。ブロックであるがゆえに、そこから部分を外すなり複製して自分の作品の一部へと持ち込みやすい。そこに新たな創造的なアイデアが生まれる一つの可能性がある。

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(6)第3章 拡張的研究のカテゴリーとしての最近接発達領域(前半) p.181~

「何をしたらいいのかわからない」「特に目標がない」という感覚はチャンスだ。自らの状況を観察し「もやもや」を「どっちつかず」に解像度を一歩高めよう。そして「どっちつかず」から抜けだす刺激的な活動のアイデアを創りだそう。レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドはそのプロセスを効果的に支援する。

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(5)第2章 人間の学習の歴史的形態としての学習活動とその出現(後半) p.122~

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(4)第2章 人間の学習の歴史的形態としての学習活動とその出現(前半) p.67~

ベイトソンの学習のレベルで捉えるとレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドは学習Ⅱのレベルを引き起こす。行為の文脈になる背後の考え方を明確にし、他の人と比べることで相対化するからだ。一部のワークは学習の文脈の把握を切り替える学習Ⅲを引き起こす。多様な状況を創造する力をつけるプログラムだ。

人間による活動は、世界を知り変えていくための道具を作り出し、それを他の人と共有し、さらに分業で効率を高めるような性質を本来的に含んでいる。レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドでも、世界を説明するモデルをそれぞれが作り、それをお互いに共有する。その活動の中で人間の認識が拡張されていく。

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(3)第1章 イントロダクション p.35~

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(2)拡張による学習ーその起源、応用、そして挑戦 p1~34

『拡張による学習』をレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの文脈で読む(1)日本語版へのまえがき