シルビアグラブ

【劇評162】『メアリー・スチュアート』絶対的な孤独。☆★★★★

 国王ではない。女王の物語である。

 フリードリッヒ・シラー作の『メアリー・スチュアート』(森新太郎演出)は、宮廷の権力がいかに移ろいやすく、儚いものかを描いている。

 スティーブン・スペンダーによる上演台本は、メアリー・スチュアート(長谷川京子)とエリザベス一世(シルビア・グラブ)を軸にすえて、彼女たちをめぐる宮廷の貴族たちの忠誠と変節を嘲笑している。

 ハンサムなレスター伯は、ふたりの愛

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「好き」って言い言葉ですね!
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パッション 2015年11月8日

いや~っ、重たかった。
井上芳雄(主役)が言っていたように、新国立劇場だからこそできる演目、に同感。
主役は心底疲れるだろうな、と推察。
あ~~っ・・・。

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ありがとうございま~す!

1700年間を俯瞰する大歴史絵巻なのに雑駁感はなく、舞台に立ち上るのは人間という生きものの悲しさと素晴らしさ…★劇評★【ミュージカル=日本の歴史(2018)】

 「新選組!」や「真田丸」といった大河ドラマで見せた歴史への透徹した視線と深い人物造型で視聴者を驚かせた三谷幸喜。映画『清須会議』を監督していることも合わせ、歴史に対して並々ならぬ情熱を持っていることはよく知られているが、そんな三谷がその名もずばり「日本の歴史」という舞台を上演している。しかもミュージカル仕立てで、中井貴一、香取慎吾、新納慎也、川平慈英、宮澤エマ、シルビア・グラブ、秋元才加といった

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わたしもあなたのことがスキです