オーバーフェンス

オーバーフェンス

前回書いた記事に続く今回。

アイデンティティーを見失ったこの頃に、たまたま観た映画。

オダギリジョーと蒼井優主演の「オーバーフェンス」。

離婚を機に北海道へ移り住んだ男と、昼は遊園地、夜はホステスとして働く女の出会いは劇的ではなかったけれど、何もかも平行線だった日常に突如訪れた、朝日のような優しい出会いから物語は始まる。

家庭を「壊して」しまった男と、自分自身を「壊れている」と評価する女。

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女の子をエンパワメントする映画について語りたい!

こんにちは。今井です。

私が今日語るのは、女性がエンパワメントされている映画についてです。
ジェンダーやフェミニズムの界隈で話題になった作品がほとんどですが、まとめておすすめさせてください!

映画のポスターをタップすると、ヤフー映画に飛べますよ!

その1 オーシャンズ8 (2018)

「女性はマイノリティではない」

ジョージ・クルーニーやブラッド・ピットやマット・デイモンなど、超豪華

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#064「オーバー・フェンス」

自分に嘘を吐かず、自分のままで居続けることは本当に難しい。何かと折り合いを付ける為に、思っている事を隠したり、誰かがしているのと同じに見える様に笑って誤魔化したりしているうちに、自分を見失ってしまう。
見失った自分が社会を上手く泳げて仕舞うと、自分にとって自身が必要なくなってしまうし、誤魔化して見失った自分がうっかり愛されてしまったりするので、その何だか分からない自分を運営していくことになる。

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『オーバー・フェンス』-身体の言葉、視線の言葉-

壊れてる人間、絶望してる人間を救うのは何か。そんなテーマを映画として描くやり方が、真っ直ぐで、揺るぎがなくて、爽やかだ。

キャバクラのホステス蒼井優が、ダチョウの求愛を真似て手足をばたばた動かすわ跳ね回るわの姿で、登場してくる。まともにそっちを見るのがためらわれるくらいイタい彼女の振る舞いが、でもこの映画の正しい入り口だ。彼女がそんな風にしないでいられないことの理由は、映画を見ているうちに想像は

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生きていくことについて、映画「オーバーフェンス」を見ながら感じたこと ¥1800

毎日TBSラジオを聞いていると、ここ最近オダギリジョーの暗い声で「狂ったオレとオマエ、一緒に生きてみないか」というナレーションのCMを耳にする。函館を舞台にした映画「オーバーフェンス」のCMで、TBSラジオも出資しているから、やたらとCMが流れているのかもしれないが、すっかりセリフを覚えてしまうくらいCMを聞いていたので、時間もできたし見に行ってきた。

*映画館の入り口にあったポスター。サインを

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山下敦弘監督『オーバー・フェンス』

何はともあれ蒼井優。

舞う蒼井優、叫ぶ蒼井優、表情で魅せる蒼井優、方言で野暮ったく話す蒼井優…蒼井優好きが観たい蒼井優が存分に観れた。

それを受ける形のオダギリジョー。元々彼が持っているものなのか、演技なのか、居るだけで十分な主演。

本当にヤバい人じゃないかと思わせられた青年は満島真之介くんだったのですね、エンドロールで知りました。
そして、初めて拝見した鈴木常吉さん!乱暴に言う

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