プレミア12に学ぶ、人生の「流れ」を制する方法
野球が好きです。
今日もプレミア12の日本対韓国戦を見ていました。
面白いもので、野球には「流れ」が存在します。
例えば、先頭バッターが出塁すると、そこから流れが生まれ、ヒットが連続し、得点することがあるんです。
他にも守備の機会でファインプレーがあると、場が盛り上がり、次の回に点数が入ることもあります。
不思議ですよね。
でも、この流れっていろいろなものに共通しているように思います。
その代表例が「人生」です。
ちょっとしたチャレンジが
良い流れを作り出す
人生にも良い流れと悪い流れがあります。
良い流れに乗れた時、人は自然と成長していきます。
たとえば、仕事の場面。
僕はライターとしてインターンをはじめました。それからほんのちょっとだけ実績が出始めたときに、他のメディアからも声をかけていただいたんです。イベントにも登壇させていただきました。
このように、ちょっとしたチャレンジをきっかけに良い流れにのることができたんです。
そして、そのチャレンジから成功体験をちょっとずつ積み上げていく。するといつの間にか良い流れが出来上がっています。
それはちょうど獲れそうで獲れない外野フライを、スライディングでキャッチした時に似ています。
守備のファインプレーがゲーム全体の流れを作り出すんです。
悪い流れに飲み込まれると
何をやってもうまくいかない
一方、人生には悪い流れの時もあります。
何をやってもうまくいかない。そんな時期があるのではないでしょうか。
これは僕も嫌というほど経験しました。ある学習塾で校舎リーダーを務めていた時の話です。
目標としていた数値を達成できず、自信を失い、周りの人から責められているのではないかと勝手に思い込み、気分が落ち込み、そのせいでさらに数値がでなくなり…。
このような悪い流れに飲み込まれてしまったことがありました。
結局僕はこの流れに負けてしまったんです。それから1~2か月の間、立ち直れない日々が続きました。
悪い流れを止めることは、容易ではありません。
野球でも悪い流れに傾いてしまうと、その流れを立てなおすことは困難です。
しかし、悪い流れを断ち切ることは不可能ではありません。時々、野球の試合でも、大逆転勝利の試合を見れます。
では、どうすれば悪い流れを断ち切り、逆転勝利することができるのでしょうか。
悪い流れを断ち切る方法
悪い流れを断ち切る方法は以下の3つです。
・早期に解決する
・耐える
・逆転のチャンスを見逃さない
まず「早期に解決する」ことから説明します。
悪い流れも初期であれば、押し戻す負担は少なくて済みます。したがって、先手先手を打って、早い段階で悪い流れの芽を摘むことができれば、悪い流れに飲み込まれずに済みます。
次に「耐える」ことについてです。
本格的に悪い流れが生まれてしまったら仕方ありません。その状態からさらに悪化しないような施策を考え、時がたつのを待ちましょう。
最後に「逆転のチャンスを見逃さない」ことも大切です。
悪い流れに流されないように辛抱していれば、逆転のチャンスは生まれます。その火種を見落としてはいけません。
以上の3つの点が悪い流れを断ち切り、逆転勝利するために必要なのではないでしょうか。
悪い流れを断ち切る
最終手段
実は、悪い流れを断ち切る方法があとひとつあります。
それは、流れのない場所に移ることです。
つまり、すべてを捨てて別の場所を探してみましょう。そして、次の行動のためのヒントを探るのです。
野球にも悪い流れに完全に飲み込まれてしまった試合では、若手の腕試しがはじまることがあります。
このように、新たな可能性を探るのも有効な手段ではあります。
しかし、これは負けを認めたこととほぼ同義であり、逆転のチャンスを見逃すことになってしまうので、おすすめはしません。
あくまで最後の手段です。
まとめ
なにはともあれ、最も大事なことは以下の2点です。
・良い流れを引き寄せるためには、ちょっとしたチャレンジをして成功させること
・悪い流れは早期に止めること。無理であれば、その流れに耐え逆転のチャンスを待つこと
これらを守れば、流れをコントロールできるのではないでしょうか。
野球は流れを制すれば勝つことができます。
では、人生ではどうでしょうか。
まだまだ試してみる価値はありそうです。
…というわけで、また明日!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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