長谷川ムオ

初めまして。 短歌を投稿していきます。 무어(ムオ)は韓国語で「何?」の意味です。 大…

長谷川ムオ

初めまして。 短歌を投稿していきます。 무어(ムオ)は韓国語で「何?」の意味です。 大きな声には疑問を持って世界を見て歩きたい。

記事一覧

日記「井戸を掘る」

熱が下がらない。 そんな中で思い出すのは20代前半に台湾に行ったときのこと。到着して数日後、熱が出てしまったのでドミトリーからビジネスホテル(個室)に移動して休む…

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短歌「若山牧水」 2023年4月27日

染まらずに漂いたいと願うから 釜山の青にそっと紛れる 中学生当時、白鳥は空の青にも海の青にも染まらずに漂うことを誇りに感じていると思っていました。今もです。

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短歌「We」 2023年4月26日

コロナ禍で助けて助けられて ほら違うルーツのWeに近づく

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短歌「旅行行こう」 2023年4月25日

嫌いとか好きだとかって言う前に行ってみたいな知らない国へ

短歌「スーパーにて」 2023年4月24日

「これなあに?」尋ねる子どもみたいな目で僕は明日(あした)旅に出るんだ

短歌「天才」 2023年4月23日

「天才」とみんなが君を讃えるがそれしか出来ぬ悲しみが好き

短歌「認知症」 2023年4月22日

笑顔で別れた今日です 明日(あす)には忘れるあなたの残り香を嗅ぐ

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短歌「自転車」 2023年4月21日

夕焼けを指差すその背こそ綺麗だと君が知ることはないけど

短歌「トイレ」 2023年4月20日

私今トイレにいますウォシュレット止まらず  とりま短歌詠みます

短歌「雪女」 2023年4月19日

ありがとね寂しい時期にいてくれて そう言って去るあの子は雪女(ゆきめ)

短歌「AIめ」  2023年4月18日

AIめ 短歌は駄目か  幅利かせやがって くだ巻いて今日も詠む

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短歌「島国」 2023年4月17日

この国は静かに消えていくことを選んだらしい 抗うわたし

短歌「自助」 2023年4月16日

自助ですと言われ絶望した国民(ひと)の そばには誰もおらず漂う #今日の短歌

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つぶやきも投稿してみます。
では、おやすみなさい。

短歌「釜山が好き」

若くして死んだ詩人と同じ名のあなたと船で関釜を渡る 海雲台の砂を掴めばその中に十五の僕の汗が聴こえる 真夜中にサンダル履いて 海雲台の海に尋ねる「お元気ですか?…

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短歌「高田馬場」 2023年4月15日

この街は桜の量がすごいんだ 恋のことさえ忘れるくらい  #今日の短歌 #四月物語 #新生活

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日記「井戸を掘る」

日記「井戸を掘る」

熱が下がらない。
そんな中で思い出すのは20代前半に台湾に行ったときのこと。到着して数日後、熱が出てしまったのでドミトリーからビジネスホテル(個室)に移動して休む日を作った。そのホテルのすぐ近くに教会があり、うとうとしながら聴いた聖歌のメロディーはなぜか今でも思い出せる。

昨晩から高い熱が出て早めに休んだ。
夢を見た。私は階段を降りていた。どんどんどんどん降りていた。やがて辿り着いたあの部屋は、

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短歌「若山牧水」 2023年4月27日

染まらずに漂いたいと願うから 釜山の青にそっと紛れる

中学生当時、白鳥は空の青にも海の青にも染まらずに漂うことを誇りに感じていると思っていました。今もです。

短歌「We」 2023年4月26日

コロナ禍で助けて助けられて
ほら違うルーツのWeに近づく

短歌「スーパーにて」 2023年4月24日

「これなあに?」尋ねる子どもみたいな目で僕は明日(あした)旅に出るんだ

短歌「天才」 2023年4月23日

「天才」とみんなが君を讃えるがそれしか出来ぬ悲しみが好き

短歌「認知症」 2023年4月22日

笑顔で別れた今日です
明日(あす)には忘れるあなたの残り香を嗅ぐ

短歌「自転車」 2023年4月21日

夕焼けを指差すその背こそ綺麗だと君が知ることはないけど

短歌「トイレ」 2023年4月20日

私今トイレにいますウォシュレット止まらず 

とりま短歌詠みます

短歌「雪女」 2023年4月19日

ありがとね寂しい時期にいてくれて そう言って去るあの子は雪女(ゆきめ)

短歌「AIめ」  2023年4月18日

AIめ

短歌は駄目か 

幅利かせやがって

くだ巻いて今日も詠む

短歌「島国」 2023年4月17日

この国は静かに消えていくことを選んだらしい 抗うわたし

短歌「自助」 2023年4月16日

自助ですと言われ絶望した国民(ひと)の
そばには誰もおらず漂う
#今日の短歌

つぶやきも投稿してみます。
では、おやすみなさい。

短歌「釜山が好き」

若くして死んだ詩人と同じ名のあなたと船で関釜を渡る

海雲台の砂を掴めばその中に十五の僕の汗が聴こえる

真夜中にサンダル履いて 海雲台の海に尋ねる「お元気ですか?」

あの日から釜山に置いていたのですだからこんなに涙が出るの?

美しい自覚もなしに玉を撞く崔を見た僕もそうだったのだ