カウンセリング中期の問題
本日はメンタル心理カウンセラーのアウトプットです。
カウンセリング中期に入ると扱う内容が深まります。
内容が深まるにつれてカウンセリングの中でもさまざまな変化が訪れます。
カウンセリング中期に起こりやすい変化とその対応について学びましょう!
カウンセリング中期とは?
カウンセリング中期は、カウンセリングにも慣れてきて、深く考えていくことで、今まで気づかなかった(目を背けていた)感情に気づく時期です。
この時期は、目を背けたいという恐怖の感情と変わりたいという気持ちが生じて、2つの気持ちの間で揺れ動きます。
この2つの心の揺れに連動して、カウンセリングに向かう気持ちも揺れ動いてしまうことがよくあります。
気持ちの揺れが、カウンセリングに対するモチベーション低下のきっかけになります。
こうした揺れる気持ちをカウンセラーに言えると良いのですが、多くの場合はカウンセラーに言いにくい、あるいはクライエント自身が気づいていなくて言わない場合がほとんどです。
カウンセラーはこうしたクライエントの心情を読み取り、心情の揺れに付き合っていかなければなりません。
クライエントが素直に気持ちを表現できる環境つくりも意識していきましょう。
遅刻とキャンセル
カウンセリング中期の心の揺れは、遅刻やキャンセルといった行動の変化として現れることがあります。
急用が入って予約をキャンセルしたり、道が混んでいて遅刻することは日常生活場面でもよくあることです。しかし、カウンセリングではこれらの行動の意味をとても慎重に扱います。
2つの気持ちの間で揺れ動くクライエントの気持ちとしては、カウンセリングの進行の前に自分の気持ちを整理したいものです。
そうした気持ちが「カウンセリングを進めたくない気持ち」となり、遅刻とキャンセルという、カウンセリングの進行を遅らせる行動につながることがあります。
遅刻やキャンセルが見られたら、そうしたくなる気持ちを丁寧に話し合い、クライエントの気持ちを整理する姿勢がカウンセラーには求められます。
必ずクライエントの気持ちの整理がついた後に、カウンセリングを進めていきましょう。
まとめ
・カウンセリング中期は目を背けていた感情に気づく時期
・目を背けたい気持ちと変わりたい気持ちで揺れ動く
・心の揺れがカウンセリングのモチベーション低下となる
・遅刻やキャンセルは心の揺れのサイン
・気持ちの揺れを整理する姿勢が大切
・気持ちの整理がついてからカウンセリングを進める
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今回の記事は以上になります。
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