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この人いればなんとかなるは、やばい
最近、「この人がいればなんとかなる」という状況を自分で作っていることに気がついた。
N高校ではいろいろなプロジェクトをチームメンバーと共に作り上げるという授業がある。
最後には作り上げたものを「発表する」という機会が設けられ、チームで成果物(プレゼン形式や、画像など)を作成する。
この文章から「チームワーク」ということがわかると思うが、、私はチームワークが苦手だ。
チームワークで人に任せるよりも、自分でやった方が早い、そして自分のスキルアップにもつながるという価値観で生きてきた人間だからこそ、「任せる」ということをしない。
そんな価値観で生きてきたからこそ、自然と影響力がついてくる。大体のグループでもリーダーになる。
たとえでいくと「ジャイアン」みたいなリーダーだと最近わかった。
いつの間にか、「宮井陽音に任せておけばなんとかなる」というキャラになってしまった。
最初は優越感がすごかった。頼られている、尊敬されている、存在価値みたいなものが先行した。
が、次第にそれが薄れ、罪悪感に包まれた。リーダーになったことはいい。しかし、チームメンバーの活躍できる機会を奪っているからこそ、「なんとかなる」といった甘い感情が出てくる。
実際、これに気づくまで徹夜してでも、自分のブランディングみたいなものをしていた。宮井陽音=「任せておけばOK」みたいな。
また、私が向かっていたのはいいグループではなく「属人化」させていたということがかなりショックだった。
「いいチームワークとは」「最高のリーダーシップ」みたいな本を読んでみたが、当然の如く、誰も私のやり方が書いていない。
それはそうだ。
私はまだ15歳で、働いてもいない。しかし、グループワークで「属人化」を学んだ。これは会社や世の中でも起きていることではないかと個人的に思う。
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ちょっと変わった学生の話
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