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【公開中】摂食障害と心の病気のこと

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つらかった頃の回想録と過去の自分への手紙。 苦しんでるだれかの希望になりますように。。
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2020年1月の記事一覧

わたしの体重の変化②

わたしの体重の変化①のつづき。

27歳、摂食障害と本気で向き合うことを決める。

嘔吐をするようになって約3年、過食の回数が増えたのは明白だった。

7年も飲み続けてきた薬も、いい加減やめたいと思った。

『太ってもいいからやめたい』

『薬で抑えるのではなく、健康な心と体になりたい』

太ることも、薬をやめることも、怖かった。

太ってだれにも見向きされなくなって生きていけなくなるんじゃな

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痩せても太ってもあなたの価値は変わらない。

摂食障害真っ只中だった頃は信じられなかったこと。

『痩せるとか太るとか、そんなことでその人の価値は変わらない。』

こんなこと聞いてもただのきれいごとだと思ってた。

だけど、太るか痩せるかなんて、本当にどうでもいいことなんだ。

太ってしまうあなたを悪く言う人がいるなら、そんな友だちや彼氏は捨ててしまえばいい。

心と体を犠牲にしてまで、相手に好かれようとしないで。

あなたが死んでもその人た

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わたしの体重の変化①

わたしが摂食障害になったのは17歳のとき。

この時はぽっちゃりしていた時期で50~52㎏ぐらいあった。

そして非嘔吐過食になり半年で55㎏くらいまで増えた。

たった3~4㎏の体重の変化だけど、自分が醜いブタに見えた。

その後、大学に入学するも引きこもり状態になり、MAX58㎏まで増えた。

20歳くらいから精神科に通院するようになり、抗うつ剤を飲むと、過食をある程度コントロールできるように

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