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耳で学ぶ「しまはる塾」

日本や世界の日々のホットニュースの意味と背景を皆様と一緒に考えます。世界を訪問する私の体験を皆様と共有し、何が見えるかを考えましょう。時折、幕末から今日まで日本現代史の節目の物語…
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2023年3月の記事一覧

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ウクライナのゼレンスキー大統領は岸田首相の訪問を受けた2日後、戦地ヘルソンから帰途の専用列車内で、読売新聞の単独記者会見に応じ、きわめて率直で包括的に所見を述べました。その内容は通常なかなか聞けない貴重なコメントがあるので、要点を紹介します。

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岸田首相は3月20日にインドを訪ねモディ首相と首脳会談をしました。グローバルサウスの盟主といえG20の議長国のインドを自由で開かれたインド太平洋(FOIP)戦略に重層的に取り込むことはG7議長国の日本として重要な課題なのでこの首脳会談は意義がありました。

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習近平・プーチン会談の2日目は、拡大首脳会談が行われ、経済協力も話し合い、会談後にはウクライナ情勢と経済協力に関して二つの共同声明が発表されました。中国はロシアに対してこれまでよりやや距離を置いた対応をした印象です。

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習近平氏がプーチン氏から国賓として招かれ、3月20〜21日、モスクワを訪問しました。両氏は2日間に合計10時間以上も話し合ったとのこと。初日は二人だけで4時間半、とくにウクライナ問題を中心に話し合い、習近平氏は公正な仲裁者のイメージを打ち出したようです。

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3月19日、スイス最大銀行UBSが第二位のクレディスイスグループを買収しましたが、スイス当局が混乱を避けるために介入して買収を急がせた背景には多くの問題がまで未解明で残されている印象で、これから内外の銀行システムの問題に波及するおそれがありそうです。

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 岸田首相が3月21日、ウクライナを電撃訪問しました。首相はインド訪問後、秘密を守るため民間機に乗り換えてポーランド経由、10時間も列車でキーウを訪問したようですが、G7の議長としての職責を果たす使命感、勇気と決断力は多いに評価されて良いでしょう。

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大会で、李克強氏に変わって李強氏が首相に選任されました。彼は習近平氏の子飼いの側近で、大学卒でもなく副首相経験もないスピード出世です。大会締めくくりの演説で、習近平氏は強国建設を強調しました。強固な独裁体制を敷いた中国のこれからには一層の注意が必要ですね。

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3月5日から13日まで、日本の国会にあたる中国全人代(全国人民代表大会)が開かれました。李克強首相が在任最後の政府活動報告をしましたが、23年度の経済成長率は5%という低い目標を掲げました。それでも台湾有事や米国との対立を意識してか国防費は大幅増額をしています。

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このほど、従来、仇敵の関係にあるイランとサウジアラビアが国交正常化をする、と発表しました。その背後には中国の周到な根回しと仲介がありました。その結果、中東におけるバイデン政権の存在感はひどく低下し、中国の影響力が大いに高まると思われます。それは世界情勢に大きく影響するので注視が必要でしょう。

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3月7日、日本の宇宙開発の期待を担った大型ロケットH3初号機が打ち上げに失敗しました。原因究明には時間がかかりそうで、日本の宇宙開発は国際競争や協力に大きく乗り遅れそうです。この失敗から得られる教訓を考えます。

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シリコンバレーでスタートアップSUやベンチャーキャピタルなどのエコシステムの中核とされたSVBシリコンバレー銀行が突如破綻しました。SUからの預金は多いが貸出しは少ないので多額の債券運用をしていたので、金利引き上げで含み損が膨れ上がったことが原因のようです。財務省などは直ちに預金者保護に動いて事態の収拾に努めていますが、アメリカ金融システムの構造に難点があるとも指摘されています。

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今回、日韓関係が正常化に向けて大きく改善に踏み出した背景には、東アジアと世界の安保環境の厳しさが格段に増したことがあります。その中で日韓が反目していることはそこが弱い環になるおそれがあるので、懸念されていたことですが、今回の正常化への動きは高く評価されます。 

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日韓首脳会談では、これまで日韓関係改善の障碍になっていた多くの問題の解決、もしくは解決方向の合意がなされました。たとえば、徴用工問題、日本の半導体材料などの輸出管理の厳格化、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)運用正常化、慰安婦問題などがあります。長年の問題の解決は大きな前進といえます。

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3月16日、韓国の尹(ユン)大統領が訪日し、岸田首相と、日韓関係としては12年ぶりの首脳会談を行いました。これは日韓はもとより東アジアあるいは世界情勢にとっても歴史的意義があるので、3回にわたって皆さんと意義を考えたいと思います。