名前のない感情を書く理由#わたしの執筆スタンス
最初に物語を書き始めたのは、確か小学生の時だった。でも、何か表現したいことがあってとか将来作家になりたくてとかでもないし、頭に物語が溢れてくるような天才でもなかった。
ただ、自分が人よりもちょっとだけ書くことが得意なことは知っていたから、その得意分野で誰かに褒められたかったからだ。
正直、物語の内容なんてどうでもよかった。ただ、上手だねぇとかすごいじゃん!って褒められたいがために書いていた。だから、あの頃書いた物語の内容は覚えてないし、書いてて楽しかったかって聞かれると正直