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週1図書館通いの記録 その2


●借りていた本

・本多さおり『暮らしは今日も実験です』

→読了、返却
本多さんの本はいくつも読んでいるけれど、ふたり兄弟の年齢が我が家と近いこの本が1番参考になった。おもちゃを増やしすぎないとか、サイズアウトした服を弟が使うまでどうするか、とか。

・『暮らしの定番365』(エイムック)

→流し読み、返却
日用品がひたすら載っている本。こんなものがあるのか〜と欲しくなったり、持っているものを見つけて嬉しくなったり。鉄瓶、鉄分摂取のためにいつか欲しいと思っていたのだけれど、調べたら紅茶とはタンニンの関係で相性がよくないのだそうだ。残念。お湯を火にかけたまま忘れてしまう私に必要なのは、鉄瓶よりもピーッと鳴る笛つきやかんのような気がする。

・りりな『主婦にやさしいお金の増やし方』

→拾い読み、返却
投資の基本についての本はこれで3冊目なので、気になるところだけ拾い読み。ふるさと納税、投資信託、株主優待などで具体的な投資先を公開してくれているのがよかった。図書館の本は情報が古いことがあるのでその点が要注意だけど、この本は今年6月に出た本なので読めてよかった。お金のことを考えるのは本当に嫌いなのだけれど、一家の家計を預かる者としては無視するわけにはいかず、がんばって勉強中。NISAという制度の仕組みや「どのように始めるか?」という出発点はわかったけれど、お金が増える仕組みがいまいち理解できないので、次は投資信託の本を読んでみようかな。

●借りてきた本

・加納朋子『七人の敵がいる』
・近藤史恵『おはようおかえり』
・瀧羽麻子『虹にすわる』
・高殿円『コスメの王様』
・谷村志穂『助教授ルリ子の恋』
・ティモシー・オルセン『アメリカの高校生が学んでいる投資の教科書』
・竹川美奈子『はじめての「投資信託」入門』

●図書館以外で読んだ本

・津田雅美『彼氏彼女の事情』

16巻の途中まで読了。ここまでくるとシリアスがほとんど。有馬くん3歳ごろの虐待の記憶は胸が痛んだ。子育てしてみると、子どもがいかに無力か、どれだけ親が世界のすべてかがわかるから。彼には育ての両親や雪野がいてよかった。高校生時点の有馬くんや雪野にとっては、その記憶にまつわる気持ちや考え、問題点が箇条書きのように整理されているように思う。でも実際は、感情が大部分のできごとの問題を、分析してナンバリングしていくことはとても難しいんじゃないかなあ。ふたりともものすごく頭がいいという設定なので、常人離れした明晰な感じで、作品としては素敵だと思う。

・青木祐子『派遣社員あすみの家計簿』

3巻まで読了。もう一冊番外編が出ているようだけど、kindle unlimitedには入っていないので読むか迷う。あすみの影響もあり、手帳に使った金額をメモするだけだけど、家計簿を始めてみた。平日はお金を使っていないと思っていたけれど、電子書籍や日用品など、ちょこちょこネットで買い物をしていることが判明。あすみが「これは必要経費」「これは自分へのごほうび」と言いながらあっという間にお金を使い切ってしまうさまには笑ってしまうけれど、他人事ではなくてヒヤリとした。

・澤村御影『准教授・高槻彰良の推察』

9月に番外編の新刊(ex2)が出て、また初めから読み返していたのでその続き。今は7巻を読んでいる途中。kindle unlimitedで最初の数冊を読んで、続きを購入してしまうという罠にハマったシリーズ。アキラ先生は民俗学の研究をしている准教授なのだが、私は研究者が出てくる設定に弱い気がする(特に文系)。怪異現象に理論で説明をつけていくのかと思いきや、巻が進むにつれ本物の怪異が混じってきて、ファンタジー要素が強くなってくるのだけれど、それもまたよし。調べたらドラマや漫画にもなっているようで、人気のあるシリーズらしい。昔は、売れている=みんな読んでいる=みんなと同じ=嫌、という考え方だったが、大人になってから「みんながいいというものは自分もいいと思う可能性が高い」と気づき、売れているという理由だけでの食わず嫌いは極力しないようにしている。

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