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【読書メモ】『自分のことは話すな』(吉原珠央)|その①

こんにちは!はるねずみです。

【読書メモ】とは、読んだ本の紹介をするコーナーです(*´▽`*)
(またまた、気分で”コーナー”作ってしまいました!果たして今回のシリーズは続くのか・・・?)

また、本の内容だけでなく、読みながら自分の経験に照らし合わせて考えるため、【自分語り】の要素も非常に多くなります。

それは、読んで満足!ではなく、「得た知識や情報を実生活にどう取り入れるのか」「学びや気づきから”自分の経験”をどう捉え直すのか」を大事にしているからです。

ただ、なるべく「これはぜひオススメしたい!」と思ったものは、”本の魅力”にしっかり焦点を当てて紹介します!

面白い!と思っていただけたら、スキ!やコメントをどうかお願いします✨

それでは早速・・・!(*´▽`*)

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本の紹介📖

くりまんじゅうがウサギに説教しているの図

書籍名:『自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術』
著者 :吉原珠央(よしはらたまお)
出版社:幻冬舎新書

「コミュニケーション」を軸とした仕事歴17年、イメージコンサルタント業をされている吉原珠央の著書です。

帯、裏面(私にとって耳の痛くなることがずら~っとw)

この本を買った理由

私の音声配信、あるいはnoteの記事を1つでも読んでいただいた方であればすでにお分かりかと思いますが、私、話すのがものすごく下手なのです・・・orz

話すのが下手というよりも、正確に言うと「自分語り」「話題奪取」がとにかく多いんですね。

つまり、「自分の話」をするのが大好きなんです( ;∀;)

その最たるものが、スタエフのチャンネル名「ほんわかマシンガンラジオ」ですね笑笑

自分の話となると、とにかくマシンガンで夢中になって話し続けてしまうんです。

実生活で面と向かってのコミュニケーションでもTwitterのリプのやり取りでも、できるだけ「私が~」「私は~」は避けるようにし、なるべく話す相手にフォーカスするよう心掛けてはいるのですが・・・

「返事を考える時間」がある”文字”のコミュニケーションならまだしも、「リアルタイム」で言葉を交わす、音声配信・通話・面と向かっての会話ではその余裕がないため、ついつい悪い癖が出がちです。

自分の話ばかりして、相手に興味を示さない。

これはあまり好まれないコミュニケーションですよね。
私が自分の話が好きなのも、それが成り立っているのも、「聴いてくれる」「興味を持ってくれる」相手がいるからこそです。

誰だって、自分の話に「うんうん!それで?」と関心を示して聴いてくれたら気分が良くなるものです。それに、相手が笑う、頷くなどのリアクションを示してくれる相手なら、ついついその優しさにつけ込んで、ますます自分語りが加速してしまうのです・・・笑

「人の話を聞くのがすき!」「話すのは苦手だからとにかく聞き手に徹したい」という方が相手ならいざ知らず、できるだけ気をつけたいです。

特に、最近はスタエフ(standFM)の音声配信もボチボチ再開したこともあり、

・「聞き手(リスナーさん)」を意識した配信がしたい
・「話していて楽しい!」と思ってもらえるようになりたい

こう思って、まさに「今、私が読むべき本だ!」と手に取りました。

実は、まだ読み始めたばかりで、「まえがき」や目次を含めた30ページしか読んでいません。笑

それでも学びが多く、すでに沢山付箋を貼っているので、少しずつアウトプットしていきます!(だからタイトルに「その①」とつけました)

ビビッと来たら手当たり次第に細付箋、これぞ!なものには太付箋


感想&気づき📝

◆仲良くなりたければ相手を知るべし!

まず、今すぐに実践したいと思ったのがこちら。

「出会ったら、相手のことを3つは知ろう」という意識で、3つ質問したり、3つ気になることを話題にしてみたりするのです。

第一章19ページ

偶然出会ったとき、約束してお茶や食事に行ったとき、通話をしたとき、Twitterのリプ欄でお話したとき。

会話をする時間や文字数など色々制約はあるので、「絶対3つ!」が厳しい状況もあるとは思いますが、少ない会話でもできるだけ多く、相手のことを知る努力がしたいと思いました。

Twitterでは、現在1,000人以上の方からフォローいただき、これまでにリプやDMで交流させていただいた方も多くいます。

ただ、その方々について私がどれだけのことを知っているのかを書き出そうと試みた際、

「あれ・・?私、この人の好きな食べ物も、出身地も知らないぞ」

と、ハッとしたんですね・・・(゚Д゚;)

今の時代、必ずしも会って話すだけがコミュニケーションではないと思っています。電話やZoomでの声のやり取り、TwitterのリプやDMなど文字のやり取りでも、”会話の中身”次第でいくらでも互いを知ることができます。

いかにその努力を怠っていたかということを、その時痛感しました。

TUBEの『プロポーズ』という歌のサビに、

僕よりも僕の事を知ってる 神様よりも君だよ

『プロポーズ』TUBE

こんな歌詞があります。

つまり、「自分のことを知ってくれている」ということは、人にとってものすごく特別で、嬉しいことなんですよね。

だから、「この人と仲良くなりたい」と思ったときには、相手に興味を持って質問して、それを深堀していく必要があると思います。

「えっ!そんなことまで覚えててくれてたの?」

と、私も実際、人に言ったことがあります☺
自分すら、話していたことを忘れていたようなことまで覚えてもらえていたとき、その人からの好意を感じられますし、嬉しくなります。

それに、何か人に相談事をするとき、「自分のことをよく知ってくれているから、この人に相談しよう」という理由で、相談相手を選ぶこともあります。

「仲良くなりたい(関係を深めたい)」と思ったら、まずはその人について1つでも多くのことを知る。そのために、相手にフォーカスした会話を心掛け、質問をすること!


◆相手をよく観察しよう!

相手がにこやかにあなたの話を聞いてくれているときほど、その時間と相手の労力に感謝し、常に「この話は相手にとって重要か?ムダか?」という疑念を持ち続けながら、会話を進めていきたいものです。

第一章24ページ

これも、オンライン・オフライン問わず”あるある”です…!涙

「ず~っと笑顔で聴いてくれてるな~♪」
「たくさん話せて嬉しい!」

と夢中で話し続けていたら、それっきり・・・

というパターンΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

「え!?あんなに会話が盛り上がっていたのに、どうして?」

と混乱し、ガビーン・・・となります。笑

「この人と話すのは疲れるな」「もう次はいいかな‥」

そう思わせてしまう原因は、やっぱり「自分の話をしすぎる」ことなんですね。

興味のない話題を延々と聞きながら、常に笑顔を作ったりリアクションや相づちを打ち続けることが、どれだけ疲れることか・・・

相手の表情・状態をよく観察し、自分語りはほどほどにして会話の主導権を相手に譲る!

優しい人ほど、”疲れた”・”飽きた”を気づかせないのが上手いと思います。

だからこそ、こちらが気づけるように意識しなくては!という気づきでした。


◆知らないからってスルーしない!

「相手に知ろう!興味を持とう!」と思ったら、まずは質問をします。

が、しかし・・・ここに思わぬ落とし穴が!!!

それは、こちらの質問に相手が答えてくれたときの反応の仕方にあったのです。

この落とし穴、私めちゃめちゃハマるんです・・・。

たとえば、

私「よく見るYoutubeチャンネルありますか?」

相手「◎◎チャンネル見てますね!」

私(ん…?聞いたことないけど、エンタメ系かな?そのチャンネルは知らないけど、私が知ってるエンタメ系だと‥)
私「そうなんですね!私もエンタメ系はよく見てて、△△チャンネルとか好きですね~。最近だと~~の企画をやってたりして面白いんですよ~」

相手「へぇ~、△△チャンネルは聞いたことあるけど見たことなかったので、今度見てみますね!~~の企画も面白そうですね!」

私がよくやりがちな”話題奪取”の例

これ、相手のことを聞こうと質問しておきながら、せっかく答えてくれた「◎◎チャンネル」を知らないからって完全にスルーしている上、さらに自分の話にすり替えているんですよね💦
(相手から会話の主導権を奪い取っている…)

相手が優しい人で、話題をすり替えられたことに不満を示すどころか、話を合わせて興味を示してくれているからこそ、一見問題無い会話に見えますが、実際はかなり気を遣わせていると思います。

そしてリアルタイムでこの会話をしているとき、私はきっと、相手のその”気遣い”・”労力”に気づけていないはずです。

これでは、”相手のこと―このような気遣いができる人であることも含め―”を知ることはできないはずです。

むしろ、相手からすれば、

「せっかく質問に答えたのに…」
「興味ないなら初めから聞かなければいいのに」

と、残念な気持ちにさせてしまうと思います。実際、私も逆の立場でそう感じたことがあります。

質問の答えを聞いて、自分の知らないことだからといって雑にスルーしないこと。ましてや自分の話題にすり替えるのはとても失礼で、相手を傷つけてしまいかねないこと。

物事をどれだけ知っているかよりも、どれだけ丁寧な受け止め方で、相手に寄り添う一言を伝えられるか―――

第一章35ページ

この部分にあるように、知らないことであっても、どのように受け止め、どんな反応で返せるかどうかで、相手に与える印象は大きく変わるのだと気づきました。

「へ~、知らないや。でさ~、私が・・・

よりも、

「そうなんだ!知らないから、それ教えて!

と言われた方が、きっと嬉しいですもんね。

「知らないから気まずい…」などと思わずに、知らないことだからこそ、相手に興味を示すチャンス!すなわち、好意をアピールするチャンスでもあるのだと捉えて、積極的に質問していこうと思いました!


こんな人におすすめ!

・会話中、気づいたら自分の話が多くなってしまう方

・ライブ配信等でリスナーさんとの交流をもっと楽しみたい方

浅い人間関係をもっと深くしたい方

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というわけで、『自分のことは話すな』を読んだ感想をお話してみました。

第三章のうち、まだ第一章のほんの序盤までしか読んでいませんが、「買ってよかった」と思える本でした。

残りも引き続き、大切に読みながら、グサッときた箇所には付箋を貼って、繰り返し読んで体に沁み込ませていきたいと思います!


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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう~(*´▽`*)♪


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