はるのき

紀行を書きたい、、、物語が好きです。 大学生です。

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『余白』

(monogataryに投稿したの再掲です。いや、結局こっちにも投稿するんかい…) お題:左手 余白 ヒューマンドラマ・日常系 僕は生まれた時から左肘から先がない。 だから、左手がないんだ。 小学生の時 入学式が終わり、担任の先生が教室に入ってくるなり、大事な話があると前置いてこう言った。 『桐谷君は生まれつき左手がないの。だから、桐谷くんには優しくしてあげてね。』 彼女はとても満足げな表情をしていた。僕に左手がないという理由で、優しくすることは正しいことなのだろうか

    • 文章が下手な話

      昨日藤崎沙織さんの『ねじねじ録』を読んだ感想みたいな文章を書いたんですけど、あまりにも下手で書けなくてびっくりしました笑笑 本の感想は読み込まないと上手くいかないという言い訳をしつつも、これから始まる相談援助実習の毎日の記録はどうなるんだろうと今から震えています。 自分は本は結構読む方だし、学部柄文章も書く機会も多いので、勝手に得意だと思っていましたが、全然でした笑(社会福祉学部) 自分の能力を現実以上に評価しないように気を付けてはいるんですけど、全然気づきもしない思い

      • 『ねじねじ録』 藤崎沙織 著

        SEKAI NO OWARIで有名な藤崎さんの新刊エッセイを読みました! 藤崎さんのデビュー作『ふたご』を読んで、綺麗ですっと体に入ってくるような文章が大好きになって、新刊を待つようになりました。 エッセイではテレビでは見れないプライベートな日常が書かれており、当たり前なんですが、たくさんの悩みや葛藤を抱えながら活動されているだなということが伝わってきました。 テレビ見られる藤崎さんは藤崎さんの一部であり、いろんな一面から見ることはできません。だからこそ、特別なミュージ

        • 継続できない話

          好きなことでも続けるのって難しいですよね。 自分は文章を読むのも書くのも好きな方なんですが、あっという間にnoteをほったらかしにしていました。 続けることができることってすごい才能だなとつくづく思います。 そんな続けることができない自分でも本を読むことは相性がいいみたいで、この年まで読み続けられているんですが、本じゃないものを継続することができたらなぁと思うこともあります。 自分でも何が書きたいか分からないんですけど、今はきっと寂しいから急にnoteに書こうと思った

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        『余白』

          『自分事にできない人の話』 (創作)

          『日本は難民に対して不寛容な国です。』 日本に難民なんていたんだ、ヨーロッパやアフリカにいるイメージだった。パソコンから流れてくる音声に少し驚く。 『日本では難民認定の条件が厳しく、認定が降りないまま日本に居続けると入管収容所に入れられたり、母国への帰国を促されます。』 『入管収容所では体調不良を訴えても病院に連れていってもらえないなど、劣悪な環境が問題視されています。』 『かといって、母国に帰ると命を落とす可能性があるため帰国もできません。』 日本では戦争や紛争が

          『自分事にできない人の話』 (創作)

          ミックスルーツを持つ子の話 (創作)

          『何あの私はあなた達とは違いますよ、みたいな感じ』 『ハーフでちょっとかわいいからって調子に乗ってるんでしょう』 わざと耳に届くように話す悪口は質が悪い。あと五分で昼休みが終わる。転校当初はちやほやされていたけれど、今は真逆の態度をとられている。それもこれも全部私がミックスルーツだからだ。 世間一般のミックスルーツのイメージはハーフで、優秀、語学堪能、容姿端麗で、一目を置かれる存在と言う感じ。 私はフランスにいる間も日本語の学校に通っていたから、日本語しか話せないし、容

          ミックスルーツを持つ子の話 (創作)

          幻聴が聞こえる話

          幻聴が聞こえるって頭痛が痛いみたいな変な文法になるんでしょうか笑 暗い話しでもなければ自己憐憫してるわけでもないんで、なんだそれ!と思いつつ読んで頂きたいです。 自分の幻聴が一番ひどかったのは小学校の頃で、クラスのざわめきが全部自分の悪口に聞こえていました。今になって思うといじめられている訳でもなかったので、そんなどうどうと皆して悪口を言うとは思えないので、あれは幻聴だったんだろうなと思います。 でも、小学校の頃はそれを肉声だと思っていて、『自分は皆から嫌われる人間なん

          幻聴が聞こえる話

          久しぶりの運動会でやらかした話

          ここ最近で一番恥ずかしかった話をします。題でなんとなくオチが分かるやつ笑 運動会や体育祭をするのは高校生まで!と思っていましたが、大学生になってから県の青年団の方から体育館でぷち運動会のお誘いを頂きました。 まさか、大学生になって運動会に参加できると思ってなかったので、結構気合いをいれて楽しみにしていました。 競技はソフトバレー・クイズ・綱引き・リレーの順番で、気合いは入れてきたけれど、そこまで運動神経はよくなく体型も小柄で知識もないので綱引きまでは全然役に立てませんで

          久しぶりの運動会でやらかした話

          学生時代の話

          今も学生だけれど、高校中学で悩んでいたことを書きます。 中学・高校と人間関係が上手くいかないことにずっと悩んでいました。 一人や二人相手なら何とか仲よく出きるのですが、集団になるとどうしても場の雰囲気に馴染めなくて気まずい空気を作りがちでした。 人と遊ぶのは楽しいけれど、ものすごく疲れる。だから、家でのんびりするほうが楽で好きだったりしました。 でも、大多数の人は大勢で遊んで遊園地やROUND1のスポッチャなどがすごく楽しいみたいで、自分にとっての楽しさを理解されず自

          学生時代の話

          好きな言葉の話

          小さい頃から好きな言葉は?っと聞かれるとありがとうとかこっぱずかしい言葉しか思い付きなかったけれど、一年前くらいにこれだ!と思う言葉に出会いました。 You are what you eat. いや、何で英語、、いきっていると思わないで欲しいけれど、思われても仕方ない言葉です。 直訳するとあなたはあなたが食べたものです。という意味で飲食に関する健康を意識させる言葉になっていますが、 この言葉には食べ物に関わらず、本、映画、出来事などなど自分が選択してきたものすべてによっ

          好きな言葉の話

          しゅうまいが好きという話

          中華料理の中でもだんとつでしゅうまいが好き。でも、中華料理屋さん売られているしゅうまいって量が少ない割に値段が高くないですか? だから、なかなかおかずとして頼むことに抵抗があったというか、親からの目線が痛かったのもあって、自分でしゅうまいを作るようになりました。 なんの変哲もないしゅうまいだけど、ジューシーでしっかり美味しくて大量のしゅうまいを摂取できる上に下にひいているキャベツもおいしい。 いつも、欲張ってフライパンいっぱいにしゅうまいを詰めてるせいで、皮が重なってど

          しゅうまいが好きという話

          なんにもない話

          普段はとくには考えていないけれど、つくづく自分は何にもない人間だな~とふとした時に思います。 才能も見た目賢さも持ち合わせておらず、他人と比較してはこれが足りてないんだなということを痛感しています。 自分と同い年の人や年下の人がテレビで活躍しているのを見て自分の存在価値を疑ってしまう。 でも、特別な人間は限られた人しかいなくて、その特別な人もこんな風に無力感を感じたりすることもあるんじゃないかと思います。 自分は定期的にこんなことを考えて眠れない夜を過ごします。他の人

          なんにもない話

          初めまして。

          初めまして。はるのきです。 地方の大学に通っている大学生です。 本が大好きで、特に紀行やエッセイが好きなので自分もやってみたい!ということで始めました。 なかなか長続きしない性格なので、本に限らずゆるゆると身の回りのこととかも書いていきたいなと思っています。 よろしくお願いします。

          初めまして。