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ミュージカル参戦の記録(配信・円盤含む)

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ミュージカルの観劇が増えてきたので、独立したマガジンを作ることにしました。
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固定された記事

エンターテインメントの灯は消さない 緊急事態宣言下の今、観る側の私にできること

3度目の緊急事態宣言が、東京に出された。 対象地域は東京だけではない。大阪、兵庫、京都も…

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1月観劇記録 『トッツィー』

山崎育三郎さんとはあまり縁がない。 『モーツァルト!』は結局育三郎さんヴォルフの回は取れ…

はるまふじ
2か月前
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再びチャーリイ・ゴードンに会える日を願って ミュージカル『アルジャーノンに花束を…

ミュージカル『アルジャーノンに花束を』を観に行った話は、前に書いた。 ネタバレを含む感想…

はるまふじ
8か月前
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浦井健治さんが三たびチャーリィ・ゴードンに挑む ミュージカル『アルジャーノンに花…

ダニエル・キイスの小説『アルジャーノンに花束を』。 SF小説の名作として有名な本作は、世界…

はるまふじ
11か月前
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「聖杯」とは何だったのか ミュージカル『キングアーサー』

「アーサー王伝説」。 正直、あまり予備知識がない。いや、はっきり言おう。ほとんど知らない…

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浦井健治さんへの手紙

浦井健治様 『キングアーサー』東京千秋楽を観て、観劇記録を書いていました。ノート3ページ…

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2022年 印象に残った作品たち

2022年も残りあとわずか。 今年観た舞台、映画、テレビドラマの中から印象に残った作品をピックアップして書き残しておく。 舞台 『笑う男』 以前書いた感想noteへのリンクを載せておく。役者・浦井健治に驚かされた作品。 『The Parlor』 演出の小林香さんの手腕が冴えた、現代的な作品。観られて良かった。 『RENT』 ずっと観たくて、やっと劇場で観られた作品。音楽の持つパワーが、直接心臓を掴んで揺さぶるような作品だった。 『Q 〜A Night at Ka

最近の観劇&映画鑑賞記録など 

こころが震えた記憶はたくさんあるはずなのに、ちゃんと記録されていない。気づけばもう11月も…

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再再演に感謝を込めて 『キンキーブーツ』 ジャパンカンパニーにエールを

「本公演は、終了しました」という場内アナウンスが流れる。立ち上がったままの観客。鳴りやま…

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稀代のコメディエンヌ爆誕 ミス・アデレイド役 望海風斗のココがすごい

ミュージカルにおいて、「コメディエンヌ」をできる人は、そんなに多くない。思いつくままにあ…

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作品の土台をカジュアルに支える 浦井健治という役者の魅力

『五右衛門ロックⅢ』のシャルル・ド・ボスコーニュ。 『メタル・マクベス』disc3のランダムス…

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舞台と映像作品の”いいトコ取り”を試みる意欲作 帝国劇場『ガイズ&ドールズ』初日

これは、映画ではないか。いや、映画だろう? ちょっと言いすぎか。いやでも、かなりはっきり…

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ミュージカルは音楽の芸術である 『RENT』25th Anniversary F…

気が付くと、涙が頬を濡らしていた。 劇場で聴く「Seasons of Love」がくれるものの大きさは…

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美弥るりかの新たな代表作 『The Parlor』

「ぱーらー」。 声に出して言ってみる。 真っ先に連想したのは、子どものころから近所にある「パーラー」とカタカナで書かれた看板だ。入ったことは無いが、店の正面にはメロンソーダやトーストがディスプレイされている。パーラーとカフェの違いはいったい何なんだろう、と前を通り過ぎるたび思っては、Googleで調べる前に忘れてしまう。私にとってパーラーとは、そんなイメージ。 ミュージカル『The Parlor』が上演されると知ったのは、確か今年に入ってからだ。会場は比較的小さめの大手町