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社会人になってから初めてデートした日のこと

久しぶりに恋愛に関する記事を書きます。

私はいまだに恋人いない歴=年齢の27歳です。
9月に28歳を迎えるにあたり、近いうちにマッチングアプリに初めて登録しようと考えています。

恋愛経験や結婚について周りからどう思われるかとかは正直どうでもいいのですが、純粋にパートナーが欲しいから始めます。

とはいえ始めると言ってもサービスの比較やら登録用の写真をどう準備するかなど、分からないことだらけなので今は情報収集を行っている段階です。

今まで恋愛から逃げ続けてきた私ですが、転職活動を無事に終え、現在は安定した企業でそこそこ良い給料をもらい、何不自由ない生活を送ることができています。
通院や服薬も2年以上しておらず、将来についても心に余裕をもって考えることができているので、少しずつ頑張っていきたいです。

そこで今回は、社会人になってから一度だけ女性とデートした日の思い出について書こうと思います。

今までの恋愛や結婚や恋愛をあきらめている理由について書いた記事はこちらです。

前日まで

相手の方についての細かい情報は相手のこともあるので具体的には書きませんが、その人とは映画館で一緒に映画を観に行きました。

普段から人と関わることの少ない私にとってはLINEでやり取りしているだけでも楽しかったですが、映画を観にいくことが決まってからはさらにワクワクした気持ちでした。

公開期限が迫っていたため、映画は平日の仕事終わりの時間を予約しました。私が2人分のチケットを予約購入しましたが、人と映画館に行くこと自体本当に久しぶりだったため、座席を選ぶ時間ですら新鮮で楽しかったです。

そして、久しぶりの女性とのデートを控えた私は彼女に喜んでほしいと思って事前にプレゼントを購入して準備したり、当日に映画を観た後に行こうと考えていた遅い時間でも開いているカフェの下見をしたり、うまくいくよう準備していました。

実は相手の方とは初対面だったんです。
以前からLINEでやり取りをしていたので、どんな人かはある程度分かっていたのですが、初対面で映画館だと話す時間があまりないじゃないですか。

トーク内容とか気にしなくていいのは映画館デートならではだと思いますが、やっぱりゆっくり話す時間はほしかったんですよね。
とはいえ映画は仕事終わりの時間帯なので、状況に応じてカフェに誘おうと考えていました。

当日

当日は念のため午後半休を取得しました。
上映時間には余裕で間に合うのですが、久しぶりの女性とのデートに心の準備が必要だったり、相手の方がいつ来てもいいようにチケットの発行やドリンクの購入などを済ませておきたかったので、仕事を片付けて映画館に向かいました。

無事にすべての準備が終わり、相手の方を待っている時間はとても緊張していましたが、まもなく彼女が到着し、簡単に挨拶と世間話を経てシアタールームに案内しました。

シアタールームに向かう途中、彼女は予定到着時間よりも少し遅れてしまったことを謝罪してくれましたが、私はそんなことどうでもよくて、小雨の中、急いできてくれたことがなんとなくわかる様子が伝わり、ドタキャンなどせず無事にきてくれたことが嬉しかったです。

ほどなくして映画が始まります。映画が始まると当然会話はしないわけですが、もともとのHSP気質に加えて久しぶりの女性とのデートと言う状況でまぁ全然集中できませんでした 笑

映画館で考えていたことはこんな感じです。

・座席(後方の通路側)は不満じゃないかな…?
・音をたてないようにしなきゃな…
・ドリンクのセンスは悪くないよな…?
・あ、ポップコーン食べてる!(買っておいてよかった)
・ところでポップコーンの量おおすぎやしないか…?

映画が終わったあとはこの後のことについて話しましたが、ここで思わぬことを告げられます。

「この後は友達とジムにいくんです~」

私は「え?嘘でしょ?」と思いました。

映画を観た後は前述のカフェに行ってゆっくり話したり、準備したプレゼントを渡したいと思っていました。
お互い翌日も仕事があるため、遅くまでいる予定はなかったものの、仮にも男女がデートしてその後に予定を入れる意味がわかりませんでした。

「ジムなんて別にいつでもいけるじゃん!」と言いたい気持ちを抑えて仕方なく駅まで一緒に歩き、少ない時間の中で会話しました。

そして別れ際に準備したプレゼントを渡し、その日は解散しました。

モヤモヤした気分で帰路についた私は「相手の方にとってタイプじゃなかったんだろうなー」と思いました。

彼女も出会いを求めていましたし「いい人がいれば…」と言っていたので、その「いい人」に自分が当てはまらなかったんだろうなーとだいぶ落ち込みました。
真意はわかりませんが、デートしたけどタイプじゃなくて、とっさに嘘をついて帰る理由を作ったのかなと推測しています。

その後

とまあここまでがあっさりと終わった私の社会人になってからのデートの思い出です。

苦い思い出ですが、相手の方には感謝の思いもあります。

まずは久しぶりに女性とデートに行った思い出が作れたこと。
プレゼントを喜んでくれたこと。
何より、映画を心から楽しんでくれたことです。

映画の感想を言い合ったり、私が上の空になっている間の細かいシーンの描写に感動していたり、観に行ってよかったと言ってくれたことは本当に嬉しかったです。

今では彼女とは全然連絡をとることはなくなりましたが、私にとっては恋愛について改めて考えるいいきっかけになりました。

振り返ると、彼女とのデートを控えていた時期はすごく楽しかったんですよね。緊張もするけど、相手が何をしたら喜んでくれるか考えたり、仕事が終わったらすぐに連絡をしたり、日常生活が輝いていた気がします。

恋人がいる人って毎日がこんな感じなの?何もかも頑張れるじゃんか…!と思うようにもなりました。

もしかしたら、恋愛経験の乏しい私は今後の人生で素敵なパートナーに出会えるかもしれないし、一方で気づかないうちに利用されてしまうこともあるかもしれません。

実際、デートに行った相手の方にも言われました。

「●●さん(私の名前)は優しすぎます。そういう優しさを搾取する人間もいるんですから、マジで気をつけてくださいね!」

この言葉はずっと覚えていて、自分でもかなり意識しています。
特に恋愛経験の乏しい私は相手に尽くそうとするし、ちょっとボディタッチされただけでメロメロになってしまうようなちょろい男です。

ネットリテラシーを身に着けているつもりですが、経験値の乏しさゆえに利用されている可能性にも注意していきたいです。

最後に

マッチングアプリを通じて素敵な方に出会えれば最高ですが、私がパートナーに求めているものに理解を示してくれる人かも重要です。

私は一人で過ごす時間を大切にしていて、自分の人生のペースを乱されることがストレスにつながります。そのため、恋愛がしたい、結婚がしたいというよりは、二人でいる時間を大切にするけど、お互いの一人の時間を尊重し、苦しい時はお互いを支え合える、誰よりも自分のことを理解してくれているパートナーがほしいです。長い人生において、自分のことをすべてさらけ出し、受け入れてくれる人の存在は大いに助けになると思うので、そういう人といつか出会うことができたらとっても幸せなことだと思います。

恋愛から逃げ続けた27際、パートナーがほしい

恋愛はともかく、結婚を前提にお付き合いするのであれば相手に対して私が求めるものもあり、一方で私が相手に何をしてあげられるのかもしっかりと考える必要があると思います。

結婚は相手の人生を背負うものだし、恋愛も、交際前のデートする時間や交際期間は相手の貴重な時間を使っているという意識で、真剣にパートナーを見つけていきたいと考えています。

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