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人と出会い、自分を知る日々。 いろんな愛の形を味わっています。 Xアカウント https://x.com/harukaze_ride?t=3g8HbiubSS8ZOpp3GrXogg&s=09

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  • 小説❀『恋しい彼の忘れ方』

    ■届けたい人  ・30代女性  ・自分を責めてしまう、清き人へ ■テーマ  ・主テーマ[恋愛は愛の伏線]  ・副テーマ[見えない世界の見える化] ■内容  大人の恋愛・育児・夫婦関係・仕事  ・自分との向き合い ■構成  第1〜14話

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【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方①【創作大賞2024・応募作】

■作者の想い ■「恋しい彼の忘れ方」 第1話 -再会- 中学校の同級生に再開した。実に十数年ぶり。 空いた空白の時間を埋めるように、語りだしたらとまらない。 友の口から飛び出すすべてのことが、新鮮で、味わい深いものだった。 当たり前かもしれないけれど、会えていなかった期間も、それぞれが自分の人生を生きていたんだな、と実感し、感動を覚えた。 友が伝えてくれた言葉。 「変わったよね。きれいになったね。なんというか・・・オーラが。」 「いい出会いをしてきたんだね。」

    • おしゃれは自分への愛 

      昨日は、自分のためにオシャレをした。 カーキのワンピース、インナーには青のデザインタンクトップ。足元は厚底ブーティサンダル。 背伸びし過ぎない、流行りに惑わされない、自分の色を出す。自分の心地よさを優先する。 そうして、背筋を伸ばしてショッピングモールを大股で闊歩する。 「私は、私のことが好き」 「私は、私に自信をもっている」 「私は、唯一無二の自分」 そう思いながら、歩いた。 そう思っていると、そういう人になるんだって。 『"想い"がその人を創る』 を、やってみた。

      • 「鬼人追儺録」を読んで【漫画原作】

        お花見子さんの、 「鬼人追儺録(きじんついなろく)」を読みました! 桃太郎伝説を元に、「鬼と人の子」が主人公とは、新しい境地でした! 登場人物、その背景設定もとても丁寧で明確で。すんなりと入ってきました✨ 老犬チェスもいい味だしてますね! 読んでく中で、 【日本の和の精神】、 【異質なものを見る目】、 【ゆらぎ】、 【傍観者が当事者に】、 【力の解放】、 【融合、ユートピア】、を感じました。 主人公カイリは、鬼と人の間の子として、異様な物を見る目で見られますが、 討伐対

        • Noteで出会う、繊細さんたちの言葉が ぐっと胸にささる…。 やっぱり、感受性が豊かな方々は、 言葉のチョイスが素敵すぎるよ・・・! 思わずコメントしてしまう私。 (いきなりすみません!)

        • 固定された記事

        【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方①【創作大賞2024・応募作】

        • おしゃれは自分への愛 

        • 「鬼人追儺録」を読んで【漫画原作】

        • Noteで出会う、繊細さんたちの言葉が ぐっと胸にささる…。 やっぱり、感受性が豊かな方々は、 言葉のチョイスが素敵すぎるよ・・・! 思わずコメントしてしまう私。 (いきなりすみません!)

        マガジン

        • 小説❀『恋しい彼の忘れ方』
          14本

        記事

          【#ネーム公開】 恋しい彼の忘れ方 【恋愛小説・創作大賞2024】

          原 作: taka / ネーム: 中野信貴 第1話 再会 お読みくださり、ありがとうございました! 今後、ペン入れし完成させる予定です。 【できれば、  プロにお願いしたい……!(切実)】 ご興味ある方は、ご連絡ください❀ 小説版は、こちら👇

          【#ネーム公開】 恋しい彼の忘れ方 【恋愛小説・創作大賞2024】

          私が、小説を書いた理由

          こんにちは。 私は、30代女性、元教員です。 私が、小説『恋しい彼の忘れ方』を書いたキッカケは、"第8話 純真" で登場する、海東くん(仮名)との再会です。 (※この第8話については実話ベースです。  ⚠ネタバレ注意⚠) 私は、教員時代、「生徒をコントロールしようとする指導」「部活動での価値観の押し付け」など、生徒のやる気を搾取するような関わりをしていました。 そんな教員生活5年目に、私のお腹に新たな命が宿りました。 育休に入り、必然の余白の中で、子育てをする日々が始まり

          私が、小説を書いた理由

          各話URL集・小説『 恋しい彼の忘れ方』

          「恋しい彼の忘れ方」 1〜14話 ■作者の想い ■本編 第1話 再会 https://note.com/haru_s2/n/nd2d75a61c65a 第2話 色情 第3話 感性 第4話 光明https://note.com/haru_s2/n/nb5645255900f 第5話 廻想https://note.com/haru_s2/n/n128d7e1c4a38 第6話 出産https://note.com/haru_s2/n/nc8d8b6ec9ec5

          各話URL集・小説『 恋しい彼の忘れ方』

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑭【創作大賞2024・応募作品】

          「恋しい彼の忘れ方」 第14話 -創造-              (最終話) 向暑の候、ある日の夕方、お母さんが家に来た。 「ほら、子供らーの服持ってきたから見てみなよ。」 「はいよー。ありがとう。」 ゆるく返事をする。私は夕食に向けて机の上の荷物をどかしながら、息子にミルクをあげていた。 お母さんがいつもの口調で言う。 「そんな何かやりながらミルクあげててー。オレは、目みながら、話しかけながら、やってたっていうのに。」 「──えっ?葵たちのこと?」 「そう

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑭【創作大賞2024・応募作品】

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑬【創作大賞2024・応募作品】

          「恋しい彼の忘れ方」 第13話 -統合- 新緑の侯、私は有紀先生に、こんな連絡をした。 「先生、こんにちは。 ちょっと自分で気になっていることがあって、連絡しました。 それは、『自分軸』がしっかりしていない、というところです。 他者の言動に左右される自分や、他者の目線を気にする自分を感じており、これは、母親との幼少期の関係が原因なのかな?と気になっています。 だいぶ、母親のことは認められている、だけど、自分が自分で100%大丈夫、とはいいきれていない自分。 これは、出来た

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑬【創作大賞2024・応募作品】

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑫【創作大賞2024・応募作品】

          「恋しい彼の忘れ方」 第12話 -選択- 夢を見た──。 10年後の自分。 赤橙色のトップス。 小さな赤ちゃんを抱っこし、こちらに片手を差し出している。「早くおいでよ!」と笑顔で。 私は聞いてみた。 「今、何してるの?」 ──「漫画を描いてる。共著で。今の貴方から1年後には出版したよ。」 「大輝には、会えた?」 ──「会ってない。でも、後から、応援してくれていたのを知ったよ。」 目が覚め、枕の冷たさで、感情が溢れてい たのを知った。 「会えなかったんだ……。」胸がズ

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑫【創作大賞2024・応募作品】

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑪【創作大賞2024・応募作品】

          「恋しい彼の忘れ方」 第11話 -決意- 5月初旬の朝。 賢人が、ハァハァ息を切らし、腕で汗を拭いながら玄関からリビングへと入ってきた。額につけたバンドや、服が汗でじっとりと濡れ、重力が増している。 そのまま洗面台の方へ向かい、脇に置いてある洗濯機に、脱いだ服を荒々しく放り込む。 私は、リビングのイスに座って本を読みながら、声をかけた。 「今日は外、暑かったー?」 「え?あぁ、そんなにはね。走ると暑い。」 私は、なんとなく朝、これを聞いている。さほど興味はないのだが、

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑪【創作大賞2024・応募作品】

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑩【創作大賞2024・応募作品】

          「恋しい彼の忘れ方」 第10話 -法則- 私は、マリさんに話してみようと口を開いた。勿論、大輝への想いだ。今回の海東くんのお陰で、「恋愛への罪悪感」は薄らいだが、まだ私は大輝への想いを抱いており、それをどこに向かわせたらよいかが分からなかった──。 マリさんは、私の話を聞くと、神妙な面持ちでこう言った。 「葵ちゃん、"因果応報"って知ってる?"原因と結果の法則"とも言う。 火遊びしたいなら、してもいいけど。その結果は、受け入れないといけないの。」   私は、大輝を自分

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑩【創作大賞2024・応募作品】

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑨【創作大賞2024・応募作品】

          「恋しい彼の忘れ方」 第9話 -応援- 「はぁっ?!なにそれっ?!めっちゃキュンキュンじゃーん!!」 「シーッ!大きな声出さないの!」 私は、幼馴染の真奈美と、カフェで3日前の話をしていた。2人共育休中で、赤ちゃん連れだ。丁度タイミングよく隣で寝てくれている。 「え!だってさー!何?11年ぶりに会った教え子から、"初恋"でした?! クゥ~!!もうこれ少女漫画の世界じゃん!!あんた、少女漫画描きなよ!昔から絵上手かったじゃん。」 「もーそんな大袈裟な。でも、まぁ……本

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑨【創作大賞2024・応募作品】

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑧【創作大賞2024・応募作】

          「恋しい彼の忘れ方」 第8話 -純真- この時、私は愛ちゃんを園に迎えにいく途中であった。車を運転しながら、先日のことを思い返していた。 私は、マリさんに、泣きながら「母に愛されたかった」「自分を愛したかった」と話し、そを聞いてもらって、心の中の暖かさを見出すことができた──。 これはとても大きな感覚で、私の心の中に、ふわふわの綿をギュッと入れて貰えたような、丁度いい湯加減の温泉にゆったりと浸かっているような、そんな充足感があった。 これが、お母さんに抱かれているような、

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑧【創作大賞2024・応募作】

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑦【創作大賞2024・応募作】

          「恋しい彼の忘れ方」 第7話 -自愛- 桜舞う4月。 私は朝6時に、殴り書くように必死にペンを走らせていた。忘れないうちに、夢で聴いた声──これを書き留めて置かなければならない気がしたからだ。 「見よ、この広大な海を。民の声を。そなたとは大きな話ができるとワクワクしていたぞ。────わたしはそなたを愛している──」 ここまで書いて、手が止まった──。 「──愛している──?私を?」 夢の中の設定では、そこは、爽やかな風が吹き抜ける、大海原。それを目の前にした高台に、

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑦【創作大賞2024・応募作】

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑥【創作大賞2024・応募作】

          「恋しい彼の忘れ方」 第6話 -出産- 出産月のある日、妊婦健診を終え、一人お店に入った。そこは、地元の農産物を使った、ヘルシーなお料理が人気の古民家カフェ。大きなお腹で、しばらくは味わえないだろうと思い、この日初めて足を運んでみた。  野菜やメインのハンバーグが、彩りよく並べられているランチメニューを頼む。私は、どちらかと言うと、一品料理よりも、複数の味を楽しめる寄せ寄せプレートが好みだ。 それを、一噛み一噛み、ゆっくりと味わう。野菜が、甘い。ご飯が、甘い。 教員として

          【恋愛小説】 恋しい彼の忘れ方⑥【創作大賞2024・応募作】