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「鬼人追儺録」を読んで【漫画原作】

お花見子さんの、
「鬼人追儺録(きじんついなろく)」を読みました!


桃太郎伝説を元に、「鬼と人の子」が主人公とは、新しい境地でした!
登場人物、その背景設定もとても丁寧で明確で。すんなりと入ってきました✨
老犬チェスもいい味だしてますね!

読んでく中で、
【日本の和の精神】、
【異質なものを見る目】、
【ゆらぎ】、
【傍観者が当事者に】、
【力の解放】、
【融合、ユートピア】、を感じました。

主人公カイリは、鬼と人の間の子として、異様な物を見る目で見られますが、
討伐対象の敵、羅刹(らせつ)とは、【信念】が違う。描いている未来が違う。
『肉体の形』ではなく、『想い』こそがその人自身なのだ、と強く感じさせられました。

『想い』によって、世界が美しく変わっていく。
読んでいる中で、まだまだ未熟なカイリやミライ、村人達が
"内なる声"に気づき、決起し、一歩を踏み出す。その姿に勇気をもらいました。
「私にも何か出来るんじゃないか!」
そんな気持ちにさせてくれました🌸

「カタルシス(感情の解放、浄化)」って、こういうことか〜!

そして、挿絵が素敵!
愛らしいキャラクターたち✨
ぐっと、その世界観に引き込まれました!
見所満載で、第2話も早く読みたいです!✨
ありがとうございました♡

絶賛コミカライズ希望ですっ!

#創作大賞感想

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