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【詩】優しすぎる

僕の歩いてきた道
自分の自信のなさが
いつも隣にいて
褒められれば褒められるほど
委縮してしまう


何もかもうまくいっているように見え
壊れているとこなんてどこにもなく
顔も悪くない 頭も悪くない
性格も悪くない 全てに
どこも責められることはない


皆は知らない
僕がこんなに自信がないこと


人ごみに行くと倒れそうになる
顔色を自然と見て
雑然とした出来事は
僕を追い詰める


それでも平静を保ってる


明るすぎる光はクラクラさせ
雑音は脳内を支配する


自信なんていつだってない
なんとか繕って生きてきただけ


自分の何かを壊しながら
人の200倍気を付けながら
優しさを注いでいるように見える


ただ勝手に共感してしまう
感情移入し察してしまうだけ
自分が望んでいなくても


僕は勝手に始動する思考を
止めることができない


繊細だとか優しすぎるだとか
そんな言葉だけで済ませないで欲しい


生きるのに必死


這いつくばるほど


これでもかというほどに






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