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[海外就職]Software Developer を目指し、仕事を辞めカナダ留学した9ヶ月を振り返る+今後の行動について

こんにちは、Haruです。
Software Developer としての海外就職を目指して、
現在カナダ(バンクーバー)に在住しています。

今回は、今の自身の想いを備忘録として残そうと思いました。
この2022年および留学期間の振り返りをするとともに、今後(来年)に向けての目標等を書き留める為、ペンを取った次第です。

今回もご愛読いただけたら幸いです。

簡単な自己紹介はこちらです↓↓↓↓↓

2022年の活動内容

今年の活動内容です。
主な活動内容を月ごとに振り返りました。


1月 会社退職
2月 引越し・留学準備等
~
4月   カナダ渡航・語学学校入学
~
12月 語学学校卒業・現在


概要

2022年1月に会社を退職をしました。厳密に申し上げると、年明け前(12月29日辺り)が最終出社となり、年明けは全て有給消化です。

文系卒からのIT業界で、肩書きとしてはSE(System Engineer)です。ただ、『日本』のこの業界あるあるですが、一言でいえばオールラウンダーを求められる。自身の現場も設計・開発・テストのほぼ全ての工程に関わっていました。使用ツールはJava(勤務中90%使用)、SQL(NonStop)、Shell、COBOL(読み取りのみ)等です。

2月〜4月は一人暮らしから実家に移る引越し作業およびカナダ渡航の準備(バイオメトリクス・ビザ準備等)・家族の手伝いなどをして過ごしていました。再び、英語をチラホラ勉強し始めたのもここら辺です。

4月中旬辺りからカナダに渡航し、語学学校に入学しました。

過去に留学・海外経験がありつつも、お恥ずかしい話、英語はかなりボロボロだったので、強化するためにESL [English as a second or foreign language] を数ヶ月に渡って履修。ESL卒業後、同じく数ヶ月ごとに渡って、語学学校の特別科目を受講していました。

12月に入り、語学学校を卒業して現在に至ります。
※今後の予定は下記に記述します。


ここで、『Software Developer を目指しているのだから、語学学校ではなくプログラミング言語等を学べるような学校に行くべきなのでは? 9ヶ月も語学学校に行くのは長すぎでは?』と疑問に持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

おっしゃる通りです。ここに関して正直、留学エージェントの意見を丸呑みにしてしまった感が否めません(これでも当初は語学学校1年間の通学を提案されておりました…)留学プランを考えている当時、仕事の影響で精神的にも身体的にも余裕がありませんでした。自分自身で調べる時間が不十分であったため、後々になって現プランの欠点に気づきました。

長期に渡り語学学校に通う目的として、語学学校卒業後にカナダのカレッジなり大学なり、コンピュータサイエンス系の学校を少なくとも2年間は通う予定でした。そのため目的は、学校のある一つのコースをパスすることであり(Pathwayと呼ばれています)、もしパスすることができれば英語スコア(IELTS等)を必要なしに進学することができたからです。

そのコース自体は3ヶ月という期間でしたが、自身の英語力を考慮するとパス自体が怪しいと判断した・されたために9ヶ月間という期間を受講すると決めました(実際、9ヶ月間も不要でしたが)。

結果、無事そのコースに関してはパスすることができました。
ただ現在、カナダのカレッジ・大学に通う予定はないので、結局無駄になってしまっています…。


2022年の振り返り(成果・課題)

さて、なぜカレッジ・大学に行かなくなった理由をお話しする前に、
この留学期間(9ヶ月間)で得られた成果・振り返り等を、英語・エンジニアの二つの分野に分けてお話しいたします。

英語

成功と思ってます。語学学校に9ヶ月間も通ったこともあり、前とは比べ物にならないほど実力を伸ばすことができました。文法・リスニング・リーディング・スピーキングの四つの分野でお話しすると、特に伸びたなと思うのはリスニング と スピーキングです。

カナダに来た当初はボロボロでした。そもそも何が言いたいのか言えない。加えて、翻訳アプリを常備していたことや、リーディングでも躓きがあるごとに辞書を使用していました。今では学校の生徒・先生との会話、ホームステイファミリーとの会話において、『危なげながらも』意志表示することができます。

1番嬉しいのは(キャリア等関係なく)、英語で学べる機会・教材(本・TedTalk、YouTube、CBC news等)が増えたことです。単純に情報収集(インプット)の幅が増えたというお話ですが、その理解力も断然違っています。

例:CS50(Computer Sciences: Online)を 英語で受講し、先日修了書をいただきました。


ただ、英語の心配がなくなった、というわけではありません。
課題はNative Speakerとの会話です。

とどのつまり、語学学校にいる全生徒は英語を第二言語として通っている人達であり、また教師陣も生徒が第二言語学習者だということを見越してお話してきます。教師陣同士が話す際、そのスピード・発音の違いには驚かされます(補足:教師陣の本音はネイティブレベルで授業をしたいようですが、生徒のレベルからして現実、難しいようです。決して初めからネイティブレベルで対応・授業してくれない、というわけではないので悪しからず)

結論、生の英語に触れる機会はほぼありませんでした。
Nativeの英語に触れる機会を探しておけばよかったなと思います。

IT・エンジニア

いくつかオンラインコースを受講していたとはいえ、伸びなかったと思います。伸びなかった判断としては複数ありますが、最大の理由としては個人開発的なものが一つも作成できなかったことと思っています(あっても制作途中)。新人時代の経験上、他人のコードをなぞるのではなく、『自分で考えて』コードを書けないと意味がないので、やはり一からの個人開発はしておきたかったです。


これは、語学学校のカリキュラムが想像以上にハード過ぎました。一時期、ほぼ毎日のように繰り返されるテストに加え、その中で一定のスコアが求められていました。放課後も、深夜から朝方までも全て課題に注力していた時もあります。結局、卒業までその状態が続いてしまい、本格的にIT学習の時間が確保できるようになったのはつい数週間前(12/16/2022~)です。

一番の心残りは、自分の今後の方向性だけでも決めたかったです。というのは、自分がどういうエンジニアになりたいか・何を開発したいか。海外で需要があるのは何か(トレンド・言語・開発対象等)等々。そういったサーチや目標を明確にする時間だけでも作りたかった。語学学校期間中にやっとけば今が楽だったなと思ってます。


ただ正直、『2022年は英語学習のための年』と思って割り切っています。

『大学に行ったり、働き始めたりしたら英語を学ぶ時間はない』
『人生最後だよ、ここまで英語学習にここまで時間を使えるのは』

という学校スタッフさんの言葉を胸にここまで学習してきました。自分の中で悔いが残らないくらい英語に時間を使ってきたので、これはこれでよかったかなと思います。


2023年に向けて

さて、今後についてです。

概要

目標は変わりません。
Software Developer としての海外就職を目指します。拠点はカナダです。

まず始めに、『ビザ』のお話をします。海外在住・滞在・勤務するにおいて、何よりも一番に考えなければならないことは『ビザ』です。自分の場合、現在所持している Study Permit (語学学校用)では働くことが許されていないため、ビザを Work Permit (ワーキングホリデー)に変更する予定です。上手くいけば来年の2月頃に取得できると思ってます。

繰り返しにはなりますが、
2023年もこのままカナダに滞在し就職活動していこうと思います。

実は、就職活動は既に行ってます。今月(12/16/2022)の中旬辺りから、バンクーバー中心に30以上の企業にレジュメを配り始めました。しかし、お恥ずかしい話、ほとんど返信がないか返ってきたとしてもお祈りメールだったりします。

時期が悪いのか、レジュメの書き方(レイアウト等)が悪いのか。ひとまず前者だと考えたとしても(時期が悪いならこのまま続ければいずれ引っかかるので)、また後者のレイアウト等は随時修正していくとしても(30分もあれば修正できるので)、日々やるべきことは『スキル』および『経歴』を日々アップデートしていくことだと思ってます。


■補足
(少し蛇足します。参考になれば、と)
スキルを改善するというお話になった時にここで、一つの選択肢として、カレッジ・大学に通うかどうかの議題が出てくると思いますが、先ほどもお伝えした通り学校に通うつもりはございません。

以下、主な理由です。
あくまで主観なので、悪しからず。

  • 将来(IT業界)求人の衰退(layoff, ChatGPT等)

  • 伴い、さらなる需要変動の激化(いつも激しいですが…)

  • 僅かながら職務経験を持っているため

  • ネット上に安価かつ有益な教材コンテンツの存在

  • カナダ滞在したいというこだわりがないため

簡潔明瞭に一言で表すなら、『学校に通う=ビザを購入する』ことだと思っています。もちろん、上記で申し上げた通り、ビザは海外在住・滞在・勤務する上で一番考慮しなければならないのは紛れもない事実です。学校に通うことによって、滞在期間が伸びるので比較的に『カナダでの就職活動』も楽になると思います。

ただ、AIの進出・某企業によって流行したLayoff等により、今後の求人数は、遅かれ早かれ、劇的に減ってくると確信しています。正直数年に渡って学校(トレンドに沿ったカリキュラムの変更がないと考えて)に通うのは、リスクが高いかなと思ってます。

そして最大理由は、もちろん来年はカナダで就職することを目指しますが、カナダ滞在をゴールとしていないからです。できたらいいくらいです。
※詳しくは下記にあります。

仮にコードを学びたいとなっても、bootcamp(数週間〜数ヶ月)でコードを頭に叩き込むような短期集中型のコースにしようと思ってます。


スキルについて

ここからはどうやってレジュメをアップデートしていくかの話です。
まずはスキルです。

基本、これまで通りオンライン教材(e-Learning)を使用していく予定です。Udemy, edx, Coursera, Youtubeといったこの辺りを漁っていこうと思っています。その際、日本語ではなく、英語教材を使用し英語とITを学べる一石二鳥(Hitting two birds with one stone???)の環境に身を置くことができればベストかなと。加え、何か個人開発ができればいいかなと思います。

コーディング面接対策として、Leetcodeを解いていこうと思います。

参考書はこちらです。
coding interview対策としてはこの一冊が有名です。

その学習の中で、大事なのは『強み』を作ることかな、と。あくまで個人的な感想ですが、闇雲に作成・学んでいては、特に海外就職できないと思ってます。海外企業ではポジションよって役割が明確にされている、つまりエキスパート(即戦力)を求められているからです。

フロント側でこの言語なら誰にも負けません、ゲーム開発のここなら任せてください、といったような『強み』がないと海外就職は難しいというのがこれまでの海外在住での感想です。自学の中で、『強み』が芽生えるように進んでいけたらベストです。

と思いつつも、しばらく(数ヶ月くらい)は自分の好きなものを片っ端から開発していこうかなとも思ってます。その中で『これだ!』と思ったものにたっぷり時間を注いでいけばいいかな、と。
※Software Developer 目指している、という看板はおろした方が良さそう。


さて、上記のような行動して問題となるのが、英語でのコミュニケーションが減ってしまうことです。そもそも、人と人とのコミュニケーションと大切さは、語学学校時代に痛いほど学んできたので、もう今後の人生疎かにはできません…。また、海外就職で重要なのはNetworking(コネ)です。

正直、金銭的な面からしても節約したいため、効果的かつなるべく節約できるものにしたいと思ってます。

なので、来年からの行動はこうしようかなと思ってます。

■Chinjuへの参加
チーム開発ができるそうです。とりあえず試してみます。無料です。
来年の1月2日からtier3(フルスタック)として参加します。

■Meet up 主催

meet upを参加、ではなく『主催』したいと思います。ボランティアです。

内容は考えてますが、参加対象をエンジニア限定とするか、それか何かを勉強したい人とするか悩んでいますがコミュニティ内の言語を英語限定として、何かを教え合うことができたらなと。図書館に行くと、皆個々で勉強していらっしゃるので、単純ですが需要があるのではないかなと思ってます。

エンジニア限定するとすれば、開催毎に参加者に対して何かを教えられたらなと思ってます。今考えているのが、LeetCodeを利用することです。
LeetCodeの問題から一問取り上げてから、問題を解く→参加者同士英語で教え合う→自分が解説をする、といった流れにすればお互いアルゴリズムの知識等が英語で身につけられるのでは?
人が集まったところでジョブインタビューの練習、コミュニティ内での模擬webサイト等の開発など盛り込んでいこうかなと。チームビルディング系にも興味あるので同じようにそういったものも養えたらいいなと。


英語の場合は、例えばこちらが動画一つを用意して、自作のリスニング問題を作成しようかなと思ってます。語学学校の先生に頼ることもできる(はず)ので不可能ではないかなと。

ともあれ、参加すべき理由(需要・メリット)は最低限作りたいかなと。
参加者にとって、その場で学んだことが将来に繋がるようにするのが、その場で自分のミッションにしようかなと思います。

内容はあくまで計画ですが、開催します。

経歴について

経歴についてですが、正直悩んでいます。アップデートするとすれば、日本の求人から探し(海外で探しきれなかったことを前提に)、リモートで週2・3辺り働けるところを探せればと思ってます。反対に、せっかく海外にいることもあり、また時差もあることから、経歴よりも上記のようにスキル磨きに専念した方が良い結果が得られるとも思ってます。


先ほどカナダ在住にこだわっていないとお伝えいたしましたが、一つの理由としてはキャリア形成を考慮しています。既に職歴に1年間ブランクを作ってしまったため、これ以上ブランクは作りたくないのが本音です。加え、特に若いうちは職務経験を積むべきかなと。


外資・デベロッパー・英語

来年の最低ラインとしては、この三拍子が揃う職を手にすることができたらひとまずゴール(目標達成)としようかなと思います。

もうカナダで見つけられない、となった場合は世界中で探してみるつもりです。条件(ビザ等)が満たせば、どの国※でも構わないというスタイルです。
※日本以外


目標: Developer としての海外就職(三拍子必須)
必要:ビザ・スキル(英語・IT)
How :上記記載

来年もどこに転ぶか分からない1年になりそうです。

他にも求人サイトなどの話題がありますが、
キリがないので一旦ここで終わりにしたいと思います。


終わり

2022年、2\d[3-8]{1}歳(regex)、

自分の中で一生忘れることのできない年になりました。

少しでも支えてくださった皆様、大変感謝申し上げます。
いつか何かしらの形でお返しできれば幸いです。

本当に色々ありました。
仕事を辞めたのも断腸の思いでした。
不安で吐き気に襲われたり、不眠症にもなりました。
でも、英語が身についてきました。
次はITです。

来年はもっと笑うことができたらいいな、と。
家族・友人・教師、そして自分自身の為に。

来年も『自分なりに』頑張ります。
以上です。

ありがとうございました。

Ps.
備忘録をここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。
来年どうなるか、自分でも楽しみにしています。

果たしてコイツは海外就職できるのか・できないのか。

アニメ・ドラマ・はたまた映画でも見ているかのような一つのエンターテイメントとして、楽しみにしていただけたらと思います。

そして、いつか職場・海外で巡り合わせがあれば。
その時は美味しいご飯でも。お酒も好きです。

それでは、良いお年を。


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(6800字)

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