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ヘルスリテラシーって知っていますか?

私が目標とする一つのこととしてヘルスリテラシー があります。

この言葉を知った時、衝撃が身体中に走りました。
今までやってきたことを言語化するとこれだ!

今日はヘルスリテラシーについて、分解していきたいと思います♪


ヘルスリテラシーは厚生労働省お墨付きの言葉

実は、健康の他にも、
〇〇リテラシーという言葉がたくさんあります。

情報リテラシー
メディアリテラシー

リテラシーが高い
リテラシーを身につける 
などな


【literacy】 英語の直訳では、
読み書きの能力
とされていますが、
日本の場合は、
特定の分野に関する知識や理解能力のことを指して使われることが多いです


今、医療業界では
近代西洋医学の知識だけではなく、

代替医療や伝統医学を組み合わせて
患者さん中心の医療を行うような流れが生まれています。

昔のような、お医者様と患者の一方通行の関係性ではなくて、

メリットデメリットを理解した上で
(ここが大切)

どういう医療行為を望むのかを、
患者側が選択できるようになってきています。

そうなった場合、
必要なのは

医療者と患者さんとの意思疏通ができるコミュニケーション能力

そして、
情報が溢れかえっている世の中で
正しい情報を選び、選択できる能力

です。

厚生労働省のHPに詳しく記載していますし、
情報を選び抜く尺度も書かれています。

字が読めますか?
などから始まりますが
きっと多くの方が当てはまるのは

インターネットから正しい情報を選ぶことができますか?
と、いう部分でしょう

これからの時代に絶対必要なことだと断言できる

医療従事者の私がインターネットを見ていても
本当に本当に
情報が溢れかえっているなと
思うことがたくさんです

「正しい情報」
というのは実はとても難しい問題です

宗教上、豚肉を食べないイスラム教の方にとっては
豚肉を食べませんというのが
正しい情報になりますし

ビタミンB1を必要とする人には
豚肉を食べることが正しい情報になります


オーガニックが好きな人もいれば
激安を追い求めるのが趣味になっている人もいます

みんなそれぞれ
楽しく暮らす価値観が違います


その中でどうやって
自分らしいヘルスリテラシーを育てていくのか

ここの判断基準を育てていくことがとても大切になると思うのです

健康の価値観は
すぐに答えが出せるものでないと思っています。

幼い頃からの食育や健康に向き合う価値観
自分や家族の体調が崩れた時

色々なタイミングで自分自身に向き合い
少しずつ形成されていくものだと思います


ある調査結果によると
健康意識と年収は比例するというデータがあります

自分自身の生活環境が満たされ
それからようやく
健康に意識が向けられるのかもしれません


ヘルスリテラシーとどう向き合う?〜鍼灸師の立場から〜

では、どうやったら自分のヘルスリテラシーを育てていけるのでしょうか

まず、メディアリテラシーが必要で
情報を選び抜く力が必要です!

これは、健康の分野だけではなくて全てに精通する問題だと思いますが。

情報を鵜呑みにするのではなくて
一度疑問を持つこと

そして、誰が発信しているかをしっかり把握すること


インターネットが普及してから
一歩進んで深く考えることが苦手になっている方が多いそうです

そうですよね

考えなくても検索したらすぐに答えが見つかりますから

しかし、もうそんな時代も終わり!

検索する上でも自分の考えを持っていないと
情報に振り回されて終わってしまいます


また、信頼できる医療知識のある方を見つけること
信頼とは、自分の価値観に合った人を見つけることです

免許は同じでも
そこはやはり人ですから、価値観が異なってきます。

同じ小児科のお医者さんでも

薬をバンバン出す先生もいれば
自然治癒を進めるお医者さんもいます

それと同様に
同じ鍼灸師でも
価値観が異なります


私は、自分の患者さんには
自信を持った知識でしか話しませんし
危うい情報はとことん調べてから返答します

これが、国家資格を持った医療従事者の
誇りとプライドだと思うから


何にしても
やはり自分の価値観を精査することが
これからの社会には必要なことだと思います


あなたのリテラシーはどのくらいありますか?


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