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システム開発の中の人です。 思いついたり気づいたりしたことを適当につぶやきます。

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最近の記事

中小企業がエース社員戦略をとってしまう理由と危うさ

企業は優秀な人に仕事が集まりがちな傾向があります。 それは大企業も中小企業も同じかもしれません。 ただ、中小企業については大企業より その戦略をとらなければならない理由があります。 +++++++++++++++++ それはチームメンバーの質が中小企業は低すぎるためです。 中小企業の社員は当たり前のことができない人が多く在籍しています。 報連相ができない。 スケジュールを立てれない。守れない。 メモを取らない。 そもそもルールを守る意識が低い。 このような

    • 二重の皮を被れるものが一流の演者である

      人間ミスや失敗はしたくないものです。 特に仕事であれば当然でしょう。 お客様に迷惑が掛かる、上司から叱責される、 結果として賞与や評価に反映される。 失敗を恐れてしまう理由は十分に揃っています。 しかし、その他にも失敗を恐れる理由があります。 +++++++++++++++++ 社会人は大人です。 大人とは責任を取り、自分で考えて行動できるものです。 そして周りからもそのようにみられます。 ましては役職のついた上司であればなおさらです。 他人より給料が多い分、

      • 人間は記憶でできている

        仕事で必要な能力はなんでしょうか? コミュニケーションスキルやロジカルに考える力など様々あるでしょう。 その中で最も大事なものは記憶力です。 +++++++++++++++++ 今はネットで色々調べたりすることができます。 そのため学生時代のように単語を暗記する必要はありません。 そういう意味では記憶力は必要ないように思えます。 たしかにその部分での記憶力は不必要になってきています。 そうではなく、記憶しておくべきことは体験です。 失敗したことや成功したこと、

        • 資格を取ることより価値があること

          自分のことですが、一般の人に比べて多くの資格を保持しています。 仕事がシステム開発なので入社したばかりの若い頃は 関連した様々な資格を取得しました。 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の上級資格をいくつかもっています。 仕事とは直接関係ないですが日商簿記2級も合格しています。 しかし、自分もある程度の歳なので今更これらの資格が 役に立つことはあまりないでしょう。 40歳を過ぎると転職の際に資格を重視されることはなく 経験や今できることの方を問われることが多いは

        中小企業がエース社員戦略をとってしまう理由と危うさ

          働き甲斐というスパイス

          人材不足により新卒採用や転職者がでないような 取り組みが求められています。 その中のひとつが働き甲斐です。 働き甲斐といっても人によって様々です。 お金であったり、スキルアップであったり、お客様からの感謝であったり。確かにこれらのものが得られるに越したことはありません。 でも、大多数の人は本当は働き甲斐など求めていません。 +++++++++++++++++ 大多数の人が求めているのは 『働き甲斐』ではなく『働きたくない』だからです。 仮に世の中や人のためにな

          働き甲斐というスパイス

          生成AIが仕事を選ぶ時代へ

          生成AIがさらに進化することで世の中はどのように変化するのか? まず、自動化されることで奪われる仕事がでてきます。 生成AIにできるような仕事が人間か行う必要がないためです。 次にどのようなことが起こるのか。 それは生成AIで実現できない仕事が淘汰されるのです。 +++++++++++++++++ 詳しく説明するためシステム開発で例を挙げてみましょう。 システム開発はプログラミング言語という独自の言語で開発します。 プログラミング言語にはJava、C#、Pyth

          生成AIが仕事を選ぶ時代へ

          【2024年度版】AWS認定 Developer Associate 合格記

          先日、AWS認定 Developer Associateに合格しました。 今後受験される方のために受験~合格までの情報を共有します。 ■前提条件 経歴・AWS認定 Solution Architect associateを取得済。 AWSの実務経験はほぼありません。  ■勉強時間 2024年2月前半から勉強を開始し、およそ3か月間。 総勉強時間は40~50時間。 のんびりペースで実施したため、前半は1日あたり10分程度しか やってない日もあります。 集中して勉強し

          【2024年度版】AWS認定 Developer Associate 合格記

          カッコいい文章にしようとして逆にわかりづらくなる話

          部下の資料をチェックしていると非常に読みづらい文章と でくわすことがある。 主語が抜けている、結論が書いていない、などケースは様々だ。 だが、そもそも何を言いたいのか分からないレベルのモノがある。 その場合の改善策は体裁の整った文章にしようとしないことだ。 +++++++++++++++++ たしかに体裁の整った文章を書くべきである。 しかし、それが必要となるケースは以外と少ない。 会社からの公式発表のような堅苦しい場合は仕方ないかもしれないが メールや簡易的な

          カッコいい文章にしようとして逆にわかりづらくなる話

          残業が減らない原因、それはラクだから

          働き方改革で残業の量は徐々に減ってきています。 残業ゼロとはいかなくとも10年以上前に比べ、 残業時間が減っている業種が多くなっているでしょう。 しかし、それでも残業はなくなりません。 単純に仕事量が多いことも原因ですが、他にも原因があります。 +++++++++++++++++ それは残業時間が定時時間となっているからです。 自分の隣のチームでいつも残業をする人がいます。 朝は9時に出社し、帰宅するのはいつも20時過ぎ。 ちなみに会社の規定の定時は17時30分ま

          残業が減らない原因、それはラクだから

          スキルだけを早く求める人は助っ人外国人と同じ扱いになる

          この時期、新入社員がすぐ辞めてしまうというニュースがでています。 聞いていたのと話が違うといった騙されたケースであればさっさと辞めてしまうのが得策です。 まあ、もう少し企業研究しとけよ、とは思いますが。。。 しかし、すぐにスキルが身に着かないからという理由で 安易に辞めてしまうのは少し考えてみたほうがよいでしょう。 +++++++++++++++++ スキルを身に着けたいという向上心は大切です。 終身雇用が崩れた今の時代では当たり前かもしれません。 しかし、それ

          スキルだけを早く求める人は助っ人外国人と同じ扱いになる

          責任という自ら作り出した重石

          チームの中に責任から逃げる人はいませんか? 例えば役職に着きたくなかったり、リーダー的なポジションから 逃げる人であったり。 気持ちは分かります。 責任のある立場になるのは心理的に負担となることもあるでしょう。 しかし、責任というものを具体的にみてみると 以外に大したことはないのかもしれません。 +++++++++++++++++ 例えば、あるプロジェクトのリーダーを任されたとします。 失敗した際は責任を取らされるかもしれません。 では、取らされる責任とは何でしょ

          責任という自ら作り出した重石

          4番バッターがいなくてもプレイボールは待ってくれない

          4番バッターにふさわしい成績とはどのくらいでしょうか? ひと昔前なら3割30本、打点は本塁打数の3倍はなければ 見栄えが悪いという意見もありました。 しかし、最近は投手有利のためか打率が3割超える選手も 数えるくらいしかいません。 プロ野球のチーム内で4番打者に相応しい選手が チーム内に1名もいないところもあるでしょう。 しかし、4番打者に相応しい者がいないからといって 4番を空席で試合を始めることができるでしょうか? 当然、そんな馬鹿げた意見が通ることはありません

          4番バッターがいなくてもプレイボールは待ってくれない

          「会社さん」なんて人は存在しない

          人事評価はどの会社でもあるでしょう。 私はシステム開発の会社に勤めているので プログラミングやシステム設計ができる能力があるかを 主に社員を評価する仕組みがあります。 ただ、全社員にそれが当てはまるのではなく 少し周りとは違う種類の仕事をしている部署がありました。 その部署はプログラミングなどの仕事が少なく 自分たちの仕事が評価されないので不満との声が上がっていました。 そのため、その部署の役職者にどのような点を評価をしてほしいのか 提示するよう依頼しました。 する

          「会社さん」なんて人は存在しない

          考えすぎても幸福にはなれない

          私自信のことになるがいろいろと先のことを 考えるタイプだと認識している。 そのことによって問題を未然に防ぐことができるので長所でもある。 しかし、考えすぎは短所となることも多い。 それは考えれば考えるほどネガティブな考え(=心配事)が 浮かんでしまうことである。 +++++++++++++++++ 自分のチームで会社を辞める人がでたときの話である。 そのときに送別会をするかどうかで色々と悩んでしまった。 まずは、送別会をしたい動機。 今まで一緒に働いたことの感謝

          考えすぎても幸福にはなれない

          経験がないことを補う最大の方法

          あるメンバーに新しく入ってきた人の育成を任せていたときの話である。 目標は3か月後にお客様と直接メール等で会話できるまで 担当領域の知識を身に着けることである。 といって、始めからOJTでやらせるというのも少々乱暴だ。 教育計画を立てて進めていく必要がある。 しかし、いつまでたってもその目標が達成できない。 座学での引継ぎや対面でのレクチャーはその期間に計画を立てて 予定通りこなしてきた。 しかし、当初の目標の3か月を過ぎてもまだお客様先に出せる レベルではないと

          経験がないことを補う最大の方法

          一緒にやろう、という時間泥棒

          仕事のできない人は他人に迷惑をかけることが多いでしょう。 それが上司や先輩社員だとさらに厄介です。 よくある迷惑な行動の1つが「一緒に考えよう」というヤツです。 一緒に考え意見を出し合うこと自体は問題ではありません。 問題なのはそのやり方が非効率で相手の時間を奪ってしまうことです。 例えば、以下のようなケースです。 +++++++++++++++++ プロジェクトで今後やらないといけないことを確認する会議が あったとします。 このときに仕事ができない先輩社員は手ぶ

          一緒にやろう、という時間泥棒