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「会社さん」なんて人は存在しない

人事評価はどの会社でもあるでしょう。

私はシステム開発の会社に勤めているので
プログラミングやシステム設計ができる能力があるかを
主に社員を評価する仕組みがあります。

ただ、全社員にそれが当てはまるのではなく
少し周りとは違う種類の仕事をしている部署がありました。

その部署はプログラミングなどの仕事が少なく
自分たちの仕事が評価されないので不満との声が上がっていました。

そのため、その部署の役職者にどのような点を評価をしてほしいのか
提示するよう依頼しました。

すると返ってきた答えが「会社で考えてほしい」とのこと。

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は?何いってんのコイツ」というのが真っ先にでてきた感想です。

まず、会社って誰よ。
一般社員がその発言をしてしまうのは100歩譲って分かります。

しかし、それなりの役職がついている人が「会社」を自分事として
捉えられていない。

メンバーから○○の仕事について評価してほしいなどの要望を
「会社」に挙げてくるのであればまだ分かる。

それもせずに言わなくても、気づいてくれ、察してくれ、与えてくれ
というのはあまりにも子供じみている。

それも役職がついているいい大人がです。(2回目)

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自分も会社に不満がないことはありません。

経営陣であったり、上司であったり、部下であったり、同僚であったり。
また、風土や文化に不満はゼロではありません。

だが、忘れてはならないのは自分もその一員であることです。

会社規模や役職によって与えられる影響度は違うかもしれません。

しかし、役職者ならその上下へは影響は与えられます。
一般社員であっても部内や後輩に影響は与えられれはずです。

少なくとも今よりよい環境にしようとするのであれば
自分も当事者となるべきです。

子供のように指をくわえて待っていても欲しいものは与えてもらえません。

そして「与えてくれ」と声を上げるだけでも変わることは少ないでしょう。

自分で欲しいものは獲得するために行動する、狩りにいくしかないのです。



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