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一緒にやろう、という時間泥棒
仕事のできない人は他人に迷惑をかけることが多いでしょう。
それが上司や先輩社員だとさらに厄介です。
よくある迷惑な行動の1つが「一緒に考えよう」というヤツです。
一緒に考え意見を出し合うこと自体は問題ではありません。
問題なのはそのやり方が非効率で相手の時間を奪ってしまうことです。
例えば、以下のようなケースです。
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プロジェクトで今後やらないといけないことを確認する会議が
あったとします。
このときに仕事ができない先輩社員は手ぶらで会議にやって来ます。
そして「○○をしないといけないよな」「△△というタスクもあるな」と
独り言なのか意見なのか分からない言葉を発しながら
自分の考えをパチパチとパソコンで整理し始めます。
会議に参加している人はそれを横で眺めていることしかできません。
たまに参加者に意見も聞かれますが、ほとんどは自分一人で自席にいても
できるような仕事をしてしまっています。
他の人にとっては「まずは自分の中で整理してから会議に持って来いよ」
といいたくなるでしょう。
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またはレビューの場で不備や考慮漏れが見つかったとします。
ダメな人はその場で解決策を悩み始めます。
すぐに解決策がでてくるのであればたいした問題ありません。
しかし、5~10分とその場でひとり悩まれると
こちらも他の人は横で眺めているしかできません。
他の人にとっては「いったん持ち帰って考えてきてください」
といいたくなるでしょう。
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一緒に考えるということが悪いことではありません。
プログラムの手法でもペアプログラミングという2人で1つのコードを
作り出す手法もあり、有効と言われています。
しかし、場所が同じでも一人で考えてているのか、
みんなで考えているのかでは全然異なるのです。
集中することはよいことです。
しかし、周りを置いてけぼりにしていないかの視点も忘れてはなりません。
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