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資格を取ることより価値があること

自分のことですが、一般の人に比べて多くの資格を保持しています。

仕事がシステム開発なので入社したばかりの若い頃は
関連した様々な資格を取得しました。

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)の上級資格をいくつかもっています。

仕事とは直接関係ないですが日商簿記2級も合格しています。

しかし、自分もある程度の歳なので今更これらの資格が
役に立つことはあまりないでしょう。

40歳を過ぎると転職の際に資格を重視されることはなく
経験や今できることの方を問われることが多いはずです。

では、資格を取ることに意味はないのでしょうか?

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資格の持つ価値には2種類あります。

まずは資格を持っていることで知識やスキルがあることが証明できます。

システム開発であったらプログラム言語やネットワークの知識が
あることは仕事に直結します。


そしてもう1つが資格をとることができる能力があることです。

この能力とはその資格に対する知識のことではありません

継続して学ぶことができる人間であることの証明です。
言い換えれば、習慣を持っているともいえます。

例えば、多くの貯金をもっている人はお金を溜める習慣を
身に着けています。

家計簿をつけることであったり、お金の使い道を分析して支出を減らす行動ができたり、投資をしたりです。

仮に1000万円の貯金がある人がその金額を失ったとしても
溜める習慣がなくなることはありません。

それ自体がスキルであり価値があるからです。

そのスキルがあれば、また1000万円の貯金を作ることができます。
1000万円を失うことはショックかもしれませんが・・・・


それと同様に資格を取ることができる習慣にも価値があるのです。

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資格をとるのは面倒です。

プライベートの時間から勉強をする時間を作り出さなければならない。

そして、継続しなければならない。

不合格になったとしてもあきらめずに再チャレンジする気持ち
必要です。

ある意味、心と脳のトレーニングのようなものです。

しかし、このトレーニングが継続できていれば地力が身についています。

仮に過去にとった資格が陳腐化してしまったとしてもこの力があれば
新たな資格やスキルを身につけることができるのです。

これから先は予測不能な時代と言われています。
今もっている知識や経験なんて時代遅れになるかもしれません。

そのため、現時点の資格や経験もよりも学ぶことができる力
より重要になっていくでしょう。


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