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やはり朝に頭を使い、昼寝し、午後は外回りし会話するのが理にかなっている~ 「When 完璧なタイミングを科学する」ダニエル・ピンク著 勝間和代翻訳

「ド短期バイト」と言う、連絡してすぐ働けるバイトで10代のとき、町工場のガラス工場で12時間労働したことがあります。
出来上がったビールジョッキを片手に6つずつ、つまり一度に12個、手にして、箱に詰めていくという単純作業なのですが
夜から翌朝にかけて12時間働きました。その時の休憩時間の配分を思い出しました。

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働き始めて3時間後に、①5分のトイレ休憩、
②12時間労働の半分の時間、つまり6時間後のタイミングで30分の休憩がありました。いわば食事タイムです。
③その後3時間に15分、
④2時間後に10分と小刻みで休憩が入っていて、のこり1時間、働いて終わり、という流れでした。

つまり
・12時間労働の間に合計で1時間分の休憩があり、それを細切れにしていた、
・細切れは、中間の休みを長めに、そして疲れてくる後半の時間にかけてこまめに入れる
というものでした。

働いている最中は、何でだろうなと思いながらその通り過ごしましたが、でもよく考えると
働き始めて6時間後に、1時間まるまる休みを取るよりも
6時間後、9時間後、11時間後、というふうに、細切れで休みを取る方が
だんだん疲れが溜まってくるピークの、つまりバイトの後半の時間で少し休憩を重ねていく方が
体力的にも、またやる気の面でもリフレッシュできてよかったということが、今更ながら思います。
結構きついバイトでしたけども、、、。

そんなふうに、いかに休憩するか、そして、一日の時間をどう過ごすか、
効率的な過ごし方に関して具体的に色々アドバイスをしてくれています。
要は効率的に過ごした方が、30分間が2時間分の価値がある、というイメージです。

午後から作業仕事をしようとしても頭がちゃんと働かなかったり、
一方で朝一番はサクサクと物事が進んだり、
そんなタイミングに関して解説してくれています。
基本的には、
<仕事向けの時間割・職場での注意点>は

・頭を使う仕事は午前中に
・あと体を使う作業、ひらめき、人との会話は午後から
・休憩をちゃんと挟んで
・リフレッシュ休憩をとる、
・デスクでランチを取らない、動く、環境を変える
・10分から20分間の昼寝、20分以上だとあまり良くない
・昼寝の前にコーヒーを飲む&携帯電話のタイマーを25分間に設定する→30分以上寝ないようにする
・昼休憩を習慣化する
・リフレッシュ方法としてマイクロ体操という1分ぐらいの短い休憩をとる
→20分ごとに20フィート(約6メートル)離れたものを20秒見つめる「20-20-20」ルール
・体を動かす、1時間ごとに5分歩く
・自然に触れる

といった、ちょっとしたリフレッシュ方法も紹介されています。
確かに根を詰めてやるより、こまめに休憩をとる方が頭の動きが良くなると実感します。
あと、午後は集中力が落ちるのは私だけではなかったんだ、と安心しました。

なので上司の立場なら、部下の能力がピークに達する午前中にどの作業を割り当てるか、午後はどうすればいいのかということが考えられるという、逆目線でも使えます。


あと<運動のタイミング>としては
・朝ご飯の前、つまり朝起きてからなら、食後に運動するよりも20%多く脂肪燃焼する
・朝は習慣化しやすい
・夕方運動するメリットは、体が温まっているのでケガをしにくく、パフォーマンスをあげやすい
というそれぞれのメリットがあります。


<良い朝目覚めを迎えるために>
・朝起きたらコップ一杯の水を飲む
・起きてすぐコーヒーを飲まない、コーヒーは起きてから1時間以上経ってから飲む
・朝日を浴びる
・セラピーを受けるなら午前中に行う

→朝起きてコーヒーを飲んでいたので、ちょっとこのタイミングを遅らせようかなと思います。
とりあえず試してみます。試してみて違いが感じられるなら続けます。


職場では午後にちょっと休憩を入れるだけでも違うかもしれません。
少し席を外して、どこか座れるところを見つけて、目をつぶるだけでも
パフォーマンスが上がると思います。休憩は、おすすめです。

真面目に根を詰めて働くより、雑談したりブラブラしたりする方が結果としてよいなら、その方法を取り入れてみる、試してみるのをオススメします。

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腹八分:(試行→成長→充実)
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