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最近思ったこと、考えたこと

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ブログサイトで書いてきたジャーナルを、2020年6月からnoteで発表することにしました。テーマはその時々関心をもったこと、もう何年も続けています。葉っぱの坑夫の出版活動と直接的… もっと読む
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#著作権

ニペルナーティ出版後日談(お孫さんは人違い? 著者の生家、海外アマゾンの販売)

ニペルナーティ出版後日談(お孫さんは人違い? 著者の生家、海外アマゾンの販売)

4月は二つの出版物があり、それぞれ無事発売。今は5月末にnote上でスタート予定の、アフリカの新世代作家の小説集の準備をしています。その話は次回にまわすとして、この間に『トーマス・ニペルナーティ 7つの旅』のことでいろいろ面白いことが起きたので、それについて書きます。
*タイトル写真:ニーペルナーティの著者アウグス・ガイリ(1891〜1960)

著者の孫娘との出会い

ニペルナーティの作者のアウ

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4月の出版物二つ:その1(編集時に起きる様々な出来事)

4月の出版物二つ:その1(編集時に起きる様々な出来事)

今月2冊の本を出す予定で、いま準備しています。どちらもnoteで連載したコンテンツで、ペーパーバックの紙の本とKindle本にします。KDPのシステムをつかって準備中で、おそらくそのままKDPから発行することになると思います。(2023年3月の『小さなラヴェルの小さな物語』以降、代理店通しではなくKDPから出しています)

1冊目が、エストニアの小説『トーマス・ニペルナーティ 7つの旅』(原題 "

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YouTubeを引用(シェア)するとき、気をつけた方がいいこと

YouTubeを引用(シェア)するとき、気をつけた方がいいこと

この記事の内容
・共有リンクを使えば問題ない?
・再生テストで気づいた広告
・投稿者はどんな人?
・広告表示の有効、無効
・クリエーターを支援するために広告を許可する
・著作権の未来
・YouTubeのロゴはパブリックドメイン?

YouTubeコンテンツの自サイトへの掲載(引用)で、最近まで気づかなかったことがあります。わたしの場合、動画をアプリではなく、Webブラウザ(アドブロッカー設置)で見

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その文章、誰のものですか? (コピペとオリジナルの境界線)

その文章、誰のものですか? (コピペとオリジナルの境界線)

文章におけるauthorは誰か、あるいはauthorとは何か、について考えてみることにしました。
*タイトル写真は太宰治(1948年撮影/public domain)

著者、執筆者、作家、書き手=author。何か文章を書けば、そしてそれをどこかに発表すれば、書いた人はauthorになります。ツイッターやフェイスブックに何か書いた場合も、どこかのメディアに記事を寄稿したときも*、あるいは小説を書

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