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新世代作家たちが描く、リアル or 空想的(スペキュレイティブ*)なアフリカの小説
*スペキュレイティブ・フィクション(Speculative Fiction)とは、さまざまな点で現実世界と異なった世界を推測、追求して執筆された小説などの作品を指す語。フィクションの複数のジャンルにまたがって使用される。
(ウィキペディア日本語版)
5月にスタート予定で準備している新プロジェクト「アフリカ新世代作家・作品コレクション」について、発想のもとになったこと、プランの意図や経緯について書
4月の新譜 * フレッド・ハーシュ * ECM からピアノ・ソロ(ジャズというより......)
縁あって、ときどき発売前のアルバムを聴く機会に恵まれて、普段あまり聴かないタイプの音楽をじっくり楽しむことがあります。今回はECMレコードから4月19日にリリースされる、アメリカのジャズピアニスト、フレッド・ハーシュ(Fred Hersch)の『Silent, Listening』、ピアノ・ソロのアルバムです。
Title photo: Roberto Cifarelli
実のところフレッド・ハ
湿地文学としての 『ザリガニの鳴くところ』 <湿地は、沼地とは違う>のか?
湿地文学というものがあるのか(多分ない)わからないけれど。。。。
この小説を手に取ったのは、文庫版発売直後の去年の12月末。タイトルは知っていたが内容は知らなかった。なんとなく新潮クレストブックスあたりの海外文学かなー、みたいなイメージでした。
本を手に取り(といってもKindleですが)ページを繰ると、小説の舞台になっている場所(ノースカロライナ州のとある村)の地図がまずあり、次に登場人物がず
「性別」にまつわる諸問題<2>:第3、第4、第5の性とは? (男女二元論を超えて)
前回『「性別」にまつわる諸問題:呼称とかセルフ IDとかパス度とか』を書いた後で、いくつか気になることがあって、さらにこの問題について考えてみようと思いました。
その一つは「トランスジェンダー」についてのところで、以下のように書いたこと。そして「これについては想像の範囲で書いています。間違っているかもしれません」と結んでいます。
間違ったことを書いたかもしれない、とすれば正しいことは何か、その