ハンサムケンヤ

徒然なるままに

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記事一覧

これくらいで歌う第三十九章〜レコーディングセッション「26」を終えて〜

2014年記 先日レコーディングをユーストリームで生中継した。それも26時間ぶっつづけで。これは前代未聞の企画だったのではないだろうか。アイドルが24時間生放送でファン…

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これくらいで歌う第三十八章〜とある一日〜

 2013年記  僕は高校生の時から日記をつけている。たまに見返してはそのときの感情が湧き上がり恥ずかしくなったり、逆に活力をもらったりする。ぺらぺらとめくっていた…

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これくらいで歌う第三十七章〜当たり前だったもの〜

2013年記  最近身の回りのものがよく壊れる。テレビの配線だったりPCだったりギターアンプだったり。それまで普通に使っていたものが壊れるとなんとも不便である。同時…

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これくらいで歌う第三十六章〜考える力〜

2013年記  いまや小学生もスマートフォンを持つ時代。インターネットの持つ情報を 若年層でも手に入るようになった。一人の人間が思考を重ねたどり着いた答えを誰でも見る…

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これくらいで歌う第三十五章〜タイミング〜

2013年記  僕の部屋のベランダは隣の部屋のベランダと向かい合わせになっている。そのため鉢合わせになり、お互い苦笑いをしながら挨拶し早々と部屋に戻ることがある。僕…

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これくらいで歌う第三十四章〜飽和〜

2013年記  あれほどの名曲を世に送り出し続けていたのに今はそんなに騒がれていない。あれほど人気があったのに今はそんなに騒がれていない。これほどの名曲を作っておい…

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これくらいで歌う第三十三章〜電話〜

「大丈夫ちゃんと食べてるから、うん。曲たくさんかいてるよ。 そうだね、正月には帰ろうかなあ。そっちも元気で、健康第一に。」 一ヶ月に一度程母と電話する。 毎回ほぼ…

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これくらいで歌う第三十二章〜三進二退〜

 喘息の疑いがあるかもしれない。昼間全く問題なく過ごしているのだが 夜になり、あと二秒もあれば眠りに入ることができる状態でも横になると咳が止まらないのである。最…

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これくらいで歌う第三十一章〜七年目の夏〜

 2012年夏が終わろうとしている。京都に住んで丸七年。七年目の夏が終わろうとしている。思うことはいろいろだが、この七年間で一番夏らしいことをしなかった。  一…

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これくらいで歌う第三十章〜振り返り〜

 2012年当時担当していたラジオ番組のメールマガジンとして書き始めたこの記事は最初十回程という話だったが、気がつけば三十回目の記事を書いている。担当の人と 「基本…

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これくらいで歌う第二十九章〜もし願い事が三つ叶うなら〜

 日本の総人口半分以上は知っているだろう漫画「ドラゴンボール」。その作品の中にドラゴンボールというボールを七つ集めると出てくる神龍(シェンロン)なるキャラクター…

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これくらいで歌う第二十八章〜そもそも本編があったか分からないけど番外編〜

今まで見たアニメを羅列してみた。 (2013年時点/年代順) 鉄腕アトム 鉄人28号 オバケのQ太郎 魔法使いサリー ゲゲゲの鬼太郎 サザエさん ハクション大魔王 天才バカボン…

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これくらいで歌う第二十七章〜なぜベストを尽くさないのか〜

 「なぜベストを尽くさないのか」とはテレビドラマ「トリック」で阿部寛演じる上田次郎の座右の銘でもあり、作中でキメ台詞で放つ言葉だと僕は勝手に思っている。その作品…

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これくらいで歌う第二十六章〜ソーシャルネットワークサービス〜

SNSはここ7、8年で(2012年時点で)ものすごく人々に浸透したサービスだと思う。僕が大学に入学した当時mixiが大流行していて、mixiのコンテンツの一つのコミュニティ…

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これくらいで歌う第二十五章〜マナー違反〜

 サウナに入っているとシワシワのおじいちゃんが入ってきた。 僕は「よし、このおじいちゃんが出るまで入っていよう」と決めた。 この時すでに入って五分は経っていたため…

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これくらいで歌う第二十四章〜全校集会と学年集会〜

 僕は幼い頃、あがり症で人見知りですぐ母親の後ろに隠れるような子供だった。しかし一旦何かがハズれるとはじける性格でもあり、町内会で旅行に行くときの貸し切りバスの…

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これくらいで歌う第三十九章〜レコーディングセッション「26」を終えて〜

2014年記
先日レコーディングをユーストリームで生中継した。それも26時間ぶっつづけで。これは前代未聞の企画だったのではないだろうか。アイドルが24時間生放送でファンと交流する企画をみたことあるがそれより2時間多い。なぜ24時間ではなく26時間だったかというと、今月僕が26歳になるというシンプルな理由だ。最初は48時間にしようと単純に時間が多ければ面白いと思っていたのだが、考えを改めて本当に良か

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これくらいで歌う第三十八章〜とある一日〜

 2013年記
 僕は高校生の時から日記をつけている。たまに見返してはそのときの感情が湧き上がり恥ずかしくなったり、逆に活力をもらったりする。ぺらぺらとめくっていたら、なにもないがなにもないことを強烈に綴っている一日があったので転載しようと思う。

 昼過ぎに起きた。何も予定がない。起きてまずすることはベッドから起き上がることではなく最近はまっている携帯ゲームを開くことだった。その間涎を飲み込まな

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これくらいで歌う第三十七章〜当たり前だったもの〜

2013年記
 最近身の回りのものがよく壊れる。テレビの配線だったりPCだったりギターアンプだったり。それまで普通に使っていたものが壊れるとなんとも不便である。同時に今までのありがたみを感じる。ギターアンプにいたってはライブの数時間前だったため本当に不便だった。ライブハウスに同じアンプがなかったため直前のリハーサルでまた一から音作りをしなければならなかった。テレビだってずっと見ていてケラケラと笑っ

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これくらいで歌う第三十六章〜考える力〜

2013年記
 いまや小学生もスマートフォンを持つ時代。インターネットの持つ情報を
若年層でも手に入るようになった。一人の人間が思考を重ねたどり着いた答えを誰でも見ることができ、例えばトイレが詰まって大変なときに「トイレが詰まった」と検索すればその解決方法を何通りも得ることができる。僕はとても良いことだと思う。知識の共有は人を賢くさせるものだと思う。しかし、同時に「考える力」が著しく低下していると

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これくらいで歌う第三十五章〜タイミング〜

2013年記
 僕の部屋のベランダは隣の部屋のベランダと向かい合わせになっている。そのため鉢合わせになり、お互い苦笑いをしながら挨拶し早々と部屋に戻ることがある。僕は煙草をベランダで吸うので、まずは隣の人がベランダにいるかどうか確認をする。幸い、となりの人は煙草を吸わないためほとんど会うことはないのだが、それにしてはよく会ってしまうのだ。となりの人は洗濯するときのみベランダに姿を見せる。洗濯なんて

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これくらいで歌う第三十四章〜飽和〜

2013年記
 あれほどの名曲を世に送り出し続けていたのに今はそんなに騒がれていない。あれほど人気があったのに今はそんなに騒がれていない。これほどの名曲を作っておいてそんなに騒がれていない。でも実は僕が知らないだけで騒がれているのかもしれない。ライブハウスやトークショーや道を歩いているときに騒がれているのかもしれない。そりゃゴールデンボンバーの知名度も限界集落にいけばほとんど無いだろう。

 しか

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これくらいで歌う第三十三章〜電話〜

「大丈夫ちゃんと食べてるから、うん。曲たくさんかいてるよ。
そうだね、正月には帰ろうかなあ。そっちも元気で、健康第一に。」

一ヶ月に一度程母と電話する。
毎回ほぼ同じ内容で、食事と健康と仕事はどうかと聞かれる。僕に限らず親元を離れて仕事をしている人ほとんどにいえると思う。僕は電話を切った後いつも思う。一日三食食べることなんて滅多にないし喘息の疑いがあったし
曲はかいてるけども、なぜこんなにも親に

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これくらいで歌う第三十二章〜三進二退〜

 喘息の疑いがあるかもしれない。昼間全く問題なく過ごしているのだが
夜になり、あと二秒もあれば眠りに入ることができる状態でも横になると咳が止まらないのである。最初は布団を疑い、全て洗い灼熱の太陽で干しても変わらなかった。次にエアコンを疑った。フィルターを掃除したが変わらなかった。

 どうしたものかとベランダに行き室外機をみるとなるほどと思った。室外機から垂れる水で地面にコケが生えていた。このコケ

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これくらいで歌う第三十一章〜七年目の夏〜

 2012年夏が終わろうとしている。京都に住んで丸七年。七年目の夏が終わろうとしている。思うことはいろいろだが、この七年間で一番夏らしいことをしなかった。

 一年目の夏は北の大地北海道で一ヶ月過ごし、二年目の夏は東南アジアで一ヶ月すごした。三年目の夏はサークルで沖縄に行き、四年目の夏も沖縄にいった。五年目の夏はなんやかんやで友達と海に行き、六年目の夏もなんやかんやで海に行った。今年はどこにも行っ

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これくらいで歌う第三十章〜振り返り〜

 2012年当時担当していたラジオ番組のメールマガジンとして書き始めたこの記事は最初十回程という話だったが、気がつけば三十回目の記事を書いている。担当の人と
「基本的にはなんでもOKなんですがどういうメルマガにします?」
「せっかく能動的に人に読んでもらえるのなら普通のことはやりたくないです。」
「他のアーティストさん達はラジオ後の楽屋裏という形で、本番で話せなかったウラ話などをメルマガにしてるみ

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これくらいで歌う第二十九章〜もし願い事が三つ叶うなら〜

 日本の総人口半分以上は知っているだろう漫画「ドラゴンボール」。その作品の中にドラゴンボールというボールを七つ集めると出てくる神龍(シェンロン)なるキャラクターがいる。その龍は願い事を一つかなえてくれる。そしてドラゴンボールが作られたとされるナメック星に出てくる神龍はポルンガと呼ばれるのだが、このナメック星の神龍はなんと三つも願い事をかなえてくれる。当時この設定は漫画を読むたくさんの少年の心を動か

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これくらいで歌う第二十八章〜そもそも本編があったか分からないけど番外編〜

今まで見たアニメを羅列してみた。
(2013年時点/年代順)

鉄腕アトム
鉄人28号
オバケのQ太郎
魔法使いサリー
ゲゲゲの鬼太郎
サザエさん
ハクション大魔王
天才バカボン
ルパン三世(第1作)
マジンガーZ

アルプスの少女ハイジ
はじめ人間ギャートルズ
フランダースの犬
まんが日本昔ばなし(第1期)
あらいぐまラスカル
ルパン三世(第2作)
銀河鉄道999
忍者ハットリくん
じゃりン子チ

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これくらいで歌う第二十七章〜なぜベストを尽くさないのか〜

 「なぜベストを尽くさないのか」とはテレビドラマ「トリック」で阿部寛演じる上田次郎の座右の銘でもあり、作中でキメ台詞で放つ言葉だと僕は勝手に思っている。その作品を詳しく見たことはないのだが、この言葉にみんな胸を打たれたのではないだろうか。自己啓発の本などは書店でよくみかけるが、これ程短い言葉で聞き捨てならない言葉も珍しいのではないか。この問いに対してみんなはどう答えるだろう。
 一流スポーツ選手や

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これくらいで歌う第二十六章〜ソーシャルネットワークサービス〜

SNSはここ7、8年で(2012年時点で)ものすごく人々に浸透したサービスだと思う。僕が大学に入学した当時mixiが大流行していて、mixiのコンテンツの一つのコミュニティを使った講義があるほどほとんどの学生が利用していた。昼間大学で友人としゃべり夜はmixiでしゃべり、寝ているとき以外ほとんどつながっていて、一人でいるときに寂しさを感じることもなく当時はすごく楽しかった。しかしやがて、友達とバイ

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これくらいで歌う第二十五章〜マナー違反〜

 サウナに入っているとシワシワのおじいちゃんが入ってきた。
僕は「よし、このおじいちゃんが出るまで入っていよう」と決めた。
この時すでに入って五分は経っていたため結構しんどかった。ねばるおじいちゃんをみながらサウナの中のテレビに目を向け、もう次CMにはいったら出ようかなと標的を変えかけた。ふぃーと情けない声を出しておじいちゃんが立ち上がった。頭がクラクラしながら僕も後を追った。

 サウナの後の水

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これくらいで歌う第二十四章〜全校集会と学年集会〜

 僕は幼い頃、あがり症で人見知りですぐ母親の後ろに隠れるような子供だった。しかし一旦何かがハズれるとはじける性格でもあり、町内会で旅行に行くときの貸し切りバスの中でカラオケのマイクを離さなかったこともあった。確かその時「おさるの温泉」という曲を歌っていたのだが、今その曲を探しても見つけることはできなかった。

 そんなあがり症の僕のエピソードとして中学二年生の時、腹痛で学校から家に帰れないことがあ

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