見出し画像

キャリアの作り方〜激動の時代を生き抜くには。

自然の中でBBQしたい。

こんにちは。ひとり人事のよこぴです。

さて、今回は、「キャリア」についてです。人事ぽい。うん。

キャリアというとなんだかよくわからないですが、人生をどう生きていくかということを仕事の面から考えましょう!という事です。

誰しもが一度は考えた事があると思いますが、、、

「え〜、キャリアとかよくわからん!まあ飯でもいこうや!」

はーい、無視します。

今回は少し真面目な感じです!

学歴は関係ない

まず、キャリアを構成する上で一つ。

学歴は関係ない(ただ、不要ではない)。
と考えてるので、一応、その立場からお話をします。

学歴はあくまでも一つの武器であって、仕事をする上では関係ありません。
まあ、あったほうがやりやすくなるかな?程度だと考えています。

私は一般的には高学歴とされている大学には入りましたが、正直言って役に立った事はほとんどありません。
(大学時代で一番学んだ事は、お酒の飲み方です・・・)

あ、新卒でゴールドマンサックスやマッキンゼーに入りたいとか、とか官僚になりたいってなると話は別です。残念ながら、ここらへんは学歴必須です・・・若いうちからよほどの実績を残してるか、東大京大一橋レベルじゃないと書類選考で弾かれる可能性が高いです。
(目指している人は、上記のような難関大学に頑張って入ってください。)

「え、俺GSはいりたかってん。東大いくわ。あー、やっぱ京大でもいい?家から通えるし。よこぴ、勉強教えて。」

(なんやねん、こいつ・・・)

新しい時代がやってきた。

本題に入ります。

キャリアの考え方というか日本人の思考法は、今の20代前半と20代後半で大きく変わりました。

具体的にどのあたりが変わったのか?というと、「常識」というものに対してです。周りの常識よりも、自分自身の気持ちや考えが大事。そこがすごく強調されてきています。
アメリカナイズされてきている、といえばいいのでしょうか・・・!

iphoneができて、スマートフォンが一気に普及して、
インターネットでいつでも世界中の情報が検索できて、
Wifiや4Gが普及し、どこでも高速でネットが使え、ネットの使用料に怯える事も少なくなり、
Apple musicやNetflixなど、音楽や映画も定額制が普及し、いつでもどこでも好きな音楽が聞けて、
Ubereatsのような出前サービスが普及し、家でも美味しいものが食べられて、
Zoomのようなテレビ電話のサービスが普及し、どこでも仕事ができるようになり、
働き方改革で、副業も増え、働き方も柔軟になった。

これら、全てここ数年で起きた事です。数ヶ月で起きた事もあります。
この変化度合いは、加速度的に増していくでしょう。

場所や時間、人に縛られる事がなくなり、
多様性が生まれ、みんなが違う生き方をするようなりました。
だからこそ、自分自身の考え方、力が重要です。

新しい常識が生まれだしてきている時代、なのかもしれません。

自分の市場価値は?

では、キャリアの構築はどうするべきなのか。

変化が大きく流動性の高い時代、自分の考え方・気持ちが重視されつつあるとともに、個の力の重要性が増してきています

そして、(たとえ経営者であっても、)一つの会社に一生いるという事も少なくなってきているので、転職を前提としたキャリアプランを描かないといけない。どのような会社、どのような環境でも力を発揮できるようにならないといけない。そこで重要なのが、自分を市場に投下したときに、どのような値段がつけられるのか?自分の市場価値は?を考える事です。

「転職は考えていないから、そんな事考えなくてもいいんじゃない?」と思ってる方もいるでしょう。しかし、たとえ今転職を考えていなくても、技術革新のスピードが非常にはやく、ビジネスモデルの変化も非常にはやい時代。リーマンショックやコロナ禍のような事もあると考えると、いつどのタイミングで倒産するか、衰退するかはわかりません。
他社ではこのやり方は通用するのか?そもそも採用されるのか?を常に考える必要があります。

同じ会社のメンバーだけなく、市場にいるビジネスマンが全てライバルとなるので、これまで以上に高いビジネススキルが求められます。そして、それ以上に大切になってくるのが、専門スキルです。
全てが70点の人は、その会社内では便利屋的に重宝されますが(特に小さな会社では)、市場に出てみるとただの特徴のない人。選考時点でも人事の目に止まりにくく、通過率が下がると思います。

どこか欠けている部分があっても、コミュニケーションスキルが飛び抜けて高かったり、コードを書く能力が秀でているとか、小さな事でもいいので「一芸」がある人のほうが、市場的な価値は高く、採用されやすくなるでしょう。

「ショートもセカンドも外野も打撃もそこそこ出来る」よりも「セカンドの守備だけはまかしとけ(打撃はしらん)」「守備はまったくだけど、HRなら打てるぞ」のほうが、使いたいタイミングやポジションがわかりやすいですよね。

自分自身の強みと弱みを知ろう。

専門スキルを身につけるにあたって、早ければ早いほうがよいです。
年齢が上がるにつれて、求められるスキルレベルがあがっていく事はもちろんのこと、「専門スキルにおける経験」を早い段階で得ておく事で、その後の経験の幅の広がり方が大きく違ってきます。

ただ、専門スキルを身につける前に大事なのが、自分自身の強みと弱みを知ることです。弱い部分を強いと勘違いして伸ばしてしまったりすると、時間的コストが大きくかかってしまい、人生において大きく損失を出してしまう事になります。

自分の強み弱み、自身はどういう人間なのか?を知るために、自分自身で考える事、トライしていく事は大事です。ただ、それ以上に周りの人にも、自分とはどういう人間なのかを聞く、というアクションをしかけるべきです。往々にして、自分の事は、自分が一番知らないものです。
スキルが身についていない若者でも、自分のことをしっている人間と、自分のことをしらない人間。どちらが採用されやすいかは明白です。

会社の名前は気にするな。

では、この時代、どのような企業を選んだらいいのか。
結論からいいますと、将来の自分自身の理想像に合わせて、自分自身の強みを最も伸ばせそうな会社が良いです。

当然ではありますが、企業によって学べる事、伸ばせる事というのは大きく異なってきます。同じ企業内でも部署、職種が違えば異なります。
なので、大企業かベンチャーか?、商社か外資コンサル化か?、ITかメーカーか?、マスコミか広告か?という目線での会社選び(自分の時代はまだこれでした)はこの時代には適してません。
業界や規模、人、社風、給与などでの外見的な要素だけでなく、もっと具体的にどのような会社なのかを知る必要があります。

・一日の流れは?
・残業時間は?
・企画の提案はしやすいのか?
・セカンドチャレンジは?
・数字への意識はどれぐらい?
・達成したらどうなる?達成しなかったらどうなる?
・人事評価はきちんと運営されているか?
・飲み会の頻度は?(会社のイベントの頻度は?)
・教育制度は?
・福利厚生は?
・管理職の年齢層は?

と簡単にあげましたが、より具体的なところをみて、より戦略的な会社選びをしていかないといけません。(シビアな時代になりましたね、、、)

あえて、大企業かベンチャーか?という目線で話をしますと、自由度が高く経験も得られやすい分、ベンチャー企業に入ったほうがスキルは伸ばしやすいと感じています。(個人的な意見です)

一般的な企業だと、10年働いてようやく係長で、ようやく部下を持てるようになる、というのも普通です。
一方で、ベンチャー企業だと、入社して数ヶ月で部下を持つというのも当たり前にあります。
これが積み重なると、10年働いた後のマネジメントでの経験値というのは雲泥の差になっているかと思います。

しかしながら、ベンチャーに入ったら成長できると思ったら大間違いです。ベンチャー企業は、営業活動に追われ教育は二の次、そもそも教育というものがないところも多く、また、その場合、教育だけでなくその他の制度も全く整っていない場合がほとんどです。

部下をもっていても、上司も会社がそもそもマネジメントという事をよくわかっていないので、誰も教える事ができず、自身で試行錯誤をしながらやっていくしかない、という事もよくあるでしょう。

ベンチャー企業だと一人ひとりの業務量がどうしても多く、しかも多岐に別れます。処理能力や判断力、決断力がないと難しいでしょう。

とまあ、ベンチャー企業の厳しい面も伝えましたが、圧倒的に成長をしたいというのであればベンチャー企業しか選択肢はないと思います(か、ゴリゴリの営業会社・・・)。

まとめ

少し長くなりましたが、まとめますと

・技術革新のスピードもあがり、変化が大きくなった。
・普遍的な常識というもの疑われるようになった。
・それに伴い、周りがどう考えているか?よりも、自分自身の考え、自分自身の力も大事になった。
・そして、働き方の変化も大きくなった。転職も当たり前の時代に。
・転職市場で勝つために、全部をまんべんなくではなく、強みを伸ばそう。
・自分の強み、弱みはどこか?自分の事を知ろう。
・圧倒的に成長したいのであればベンチャー企業に。

日本もいよいよ、「個」の時代に突入しました。
激動の時代を生き抜くために、変化に対応し、個の力を高めていきましょう・・・!


ではでは〜また次回〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?