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セルフ・コンパッション①-セルフ・コンパッションって一体何?

こんにちは、Narumiです。
最近の休日の過ごし方といえば、
もっぱらシェアラウンジに行って読書をすることになっています。

あの空間も大好きですし、ドリンクバーがあるのですが、ドリンクバーとして提供していいのか!?レベルで珈琲も美味しいのです。
幸せな至福の時を過ごしております。

今日はSNS制限生活中に読んでいた
(今も読み続けている)
セルフ・コンパッション〜自分を追いつめず自信を築き上げる方法〜
という本をご紹介したいと思います。

この本を読むようになったきっかけ

とてもシンプルなのですが、【メンタルを強くしたかった】【穏やかにこれから暮らしていきたいから】という私の中の心の2大巨塔があったからです。

私は昔からなのですが、
暇が苦手な性分でした。
なので、昼のお仕事が終わったら3時間移動、ご飯、休憩をして、夜にはバイトをする(長い時では朝5時まで)という生活でした。
止まっていると何故かソワソワしてしまい、
どこか落ち着かず。

しかし、そんな生活、もちろん身体も心も休ませるということをしていませんでした。
そんな中、リモートワークや夜のバイト先のバーの休業等今までの生活とはガラッと変わらざるを得ない状況になり、まず私は心が追いつきませんでした。

1番身近な人に当たってしまうなど
その一言が気になる…!と相手に感情をぶつけてしまうようなこともありました。

そう思っていた時に何かして変えていきたいけど方法がわからない…
と思っていた時に紹介されたのがこの本で、
【セルフ・コンパッション】でした。

セルフ・コンパッションとは?

自己に思いやりの心、慈悲の心を向けることで、ネガティブな状況でも折れずに前向きな気持ちを持ち続けられる心をつくる心理的方法論です。

セルフコンパッションの由来は、「自分(セルフ)」を「思いやる(コンパッション)」からきています。

【自分自身を親友のように扱う】
友達には優しい言葉をかけたり、慰めたりするように自分にもその気持ちを向けていきます。
親友と書きましたが、親友の他にも
【自分の愛する人】のように自分を思いやります。慈しみ、思いやり、肯定していくのです。

「自分を大切に思う」「自分を肯定し思いやる」と、前向きな気持ちが芽生え、より幸福を感じるきっかけになります。

セルフ・コンパッションを構成する重要な3本柱

①自分への優しさ
失敗をしたときにも自分をいたわる、やさしくする。
自分に困難や苦しみが訪れたときでも、悲観的にならずに自分を否定せず肯定します。
上記に書きました【親友のように自分を扱う】のです。

②マインドフルネス
自分の感情を偏りなく広く受け入れてバランスのとれた見方をする。

等身大の感覚として受け入れること。
物事を誇張したり、または小さく感じず、
ありのままの本当の大きさで受け入れます。

自分への優しさを持ち、困難と立ち向かっていると認識し、
「ただそこにある事実」として物事感情を感じるのです。
【今、この瞬間】に気づきを高めて【慈悲の心】を育みます。

③共通の人間性
完璧にできなくても多くの人も同じように完璧でないことを認識する。

逆境への肯定的な認識。
何かつらいことが起きたとき「自分だけがこんなにもしんどい」と自分だけの問題として受け入れてしまうと、世界との疎外感や孤独感に苦しんでしまいがちです。

「自分だけがしんどいのではない」「生きている限り誰しもがみんな経験するものである」「みんな同じように苦しんでいる」と共通の人間性を見出します。それによって疎外感や孤独感、苦しみが緩和されます。

セルフ・コンパッションを行うメリット

①心が前向きになる

セルフコンパッションを取り入れると、心が前向きになり、悪いことや嫌なことが起きても適切に対処し立ち直れます。

そして、幸福感を高める効果があります。

幸福感は、満足感やポジティブ感情
人間関係や仕事の満足、人生の意味を見出せる。
ということも挙げられます。

②ネガティブな思考を抑えられる

悲しみや焦りだけでなく、怒りや嫉妬といったネガティブな感情を抑えられるため人間関係が良好になるのです。社交性も身に付きます。

また心に余裕ができるため、他人への配慮や自己肯定感も生まれます。自然と自信がつき、他人から好かれやすい人間性を構築できます。

③心が健康になる

セルフコンパッションが低いとストレスや悩み、不安といったネガティブな感情に向き合いやすくなるため、押しつぶされやすくなります。

しかしセルフコンパッションが高ければ、自分の状況を客観的かつ肯定的にとらえられるため、ストレスや困難に自ら立ち向かえるのです。
心に余裕が生まれるため、精神衛生上もよいです。粘り強く、やり抜く力もつきます。


次の記事で

いかがでしたでしょうか。とても長くなってしまったため。
次の記事では【セルフ・コンパッションの鍛え方】について書いていこうかと思います。


実践 セルフ・コンパッション: 自分を追いつめず自信を築き上げる方法 


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