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旅のつれづれ。

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住んでいる町以外を訪れた時のお話を、プチ旅・長旅問わず写真多めで綴ります。 欧州在住のため、海外の写真が多いです。 雰囲気、人々、当時の様子などを自分の視点でひとり言っぽく。
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2022年7月の記事一覧

【Boppard/ボッパルト2】隠れた名所、「蛇行するライン川」に向かう。

【Boppard/ボッパルト2】隠れた名所、「蛇行するライン川」に向かう。

急に曇ってきた。
グレーな雲は、人のことなどお構いなしに行ったり来たり。

そして着きました、リフト乗り場。

ご老人夫婦が前に。二人乗りなんだコレ。
一人で乗るとバランス悪くてグラグラ揺れてコワい。
急な誘いかけにも関わらず快諾してくれた同行者がいてくれて、
ホント良かったと思う私。(←ビビり)

さて、わたしらの番がやってきた。
ここで突然同行者がポツリ、「…私、揺れるのダメなんです…」
…な

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【Boppard/ボッパルト1】川と山のワイン村

【Boppard/ボッパルト1】川と山のワイン村

さて、ここからボッパルト編。
前回のコブレンツとこのボッパルトは、1時間に1本の電車で15分。
バスでも移動化。
ホテルをここで取っていたので、要塞から下界を見下ろした後(言い方)、
夕方にコブレンツから移動してきました。
モーゼル川もそうだけど、ライン川の岸に沿ってブドウ畑がたくさんある、白ワインの産地。

近くの建物の壁。ワインボトルの黒板なのに、書いてあるのは料理名(笑)

ホテルにあった、

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【Koblenz/コブレンツ5】聖母教会へ。 

【Koblenz/コブレンツ5】聖母教会へ。 

ヨーロッパを巡っては見学したくなる、教会。
特に何の信仰があるわけでなくとも、
様々な建物の形式、天井の模様、ステンドグラス、像、絵、祭壇、オルガン、などなど、
ただただひと目見るだけでも、一つの大きな芸術、それに絡む政治、宗教、社会の歴史、が垣間見え(勉強苦手なので深くは追究しませんがw)、
それが一つの町に複数あるだけでも感慨深いのだ。

十字架、ではない形での磔刑。
この奥のステンドグラスが

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【Koblenz/コブレンツ4】市庁舎広場と市教会

【Koblenz/コブレンツ4】市庁舎広場と市教会

さて、教会巡りです。
特にキリスト教徒ではないが
(特別な仏教徒でもなければ何かのアンチでもなく)、
それでもヨーロッパの教会は、
見るだけで圧倒されたり感慨深いものが多く、
歴史も文化も民族の根底の何がしかも、
いろいろ含まれている気がして、
あとは(特にカトリック系の)荘厳で華美な造りに
ただただ感動する、というところもあり。

見つければ入ってみたくなるのだ。
(本来ビジターお断りな場所も多

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【Koblenz/コブレンツ3】この町散歩。

【Koblenz/コブレンツ3】この町散歩。

ここから町歩き編。(ただの町プラです)

アンティーク?な車の納車に出くわす。
シートベルトがない時代の、所謂ヴィンテージ・カーというもの。

左のディーラーのお兄さんのサイズ感からもわかるように、これ、すっごい小さいんです。
シートベルトもないし、川沿いやリゾート地をお散歩走りとか、そういう目的なんだろうな。
老後のお楽しみ?素敵過ぎる…

ヨーロッパは古くからろうそく文化でもあるし、
眼の色が

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【Koblenz/コブレンツ2】エレクトラパレスとライン川散歩

【Koblenz/コブレンツ2】エレクトラパレスとライン川散歩

コブレンツには、「エレクトラルパレス」と呼ばれる宮殿がある。
建物の中に入らずとも、敷地内を散歩したり、
併設の遊具場で遊んだりもできる。
ザクセンの最後の大司教であり、トリーア大司教のクレメンス ヴェンセスラウスの邸宅、だそう。その後プロイセン皇太子が公邸を置いたり、
現在は政府のオフィス各種があるらしい。

というわけで建物内には入りませんが、
裏側のお庭からライン川へ出てみることに。

川沿

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【Koblenz /コブレンツ1】ライン川とモーゼル川の合流点へ。

【Koblenz /コブレンツ1】ライン川とモーゼル川の合流点へ。

ライン川沿いの小さな町。
いや、小さいといえども「町」としては中規模?
(←「村」じゃない)
川も山もある町って、いいね。

ハイキングに最近ハマっているという、
以前住んでいた町のお友達が、
Boppard(ボッパルト)という町に突然誘ってくれ、急だしハイキングには正直興味ないが、たまたま空いていたし彼女に会うのも数年ぶりだったので、誘いに乗ってみた。
…まさかその後急遽いろいろ調べて数日後のホ

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