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スキル・人脈・やりたいことなしで脱サラしたフリーランスの半年間の記録

7月になりましたね。
毎日暑い。
まだ7月かって思っちゃいます。

さて、私は7月1日でフリーランスになって半年になります。
この半年、めっちゃ色々試行錯誤して、思っても見なかったストーリーを書く仕事をしていて、なんだかんだ細々と生きていけるほどのお金をいただきながら暮らしています。

本当に半年前には想像していなかった生活なので、ちょっと振り返ってみます。
これからフリーになりたいと思っている方やフリーになりたての方、これからどうしようという方に何か少しでも届けられたら、光となれたらと思って綴ってみます。

・・・


2021年12月。
半ばごろまでは普通に会社員で広報の仕事をしてました。特筆するスキルもやりたいこともこれから活かせそうという資格や知識もほとんど持っていない中で、会社辞めました。
さすがに不安でしたが、とりあえず10月から3ヶ月間コーチについてもらって未来に向けた棚卸をしました。

1月。
コーチングの末、頑張るママや女性向けに当時学んでいたフィトテラピー(植物療法)のセッションを作ったのでそれを引っ提げて1人で社会に飛び出しました。
2週間経たず、なんか違う感が拭えなくて振り出しに戻ります。売れたのはたった1件。笑

2月。
振り出しに戻ってしまい、とりあえず稼がないと!と思ってクラウドワークスに登録。
できそうなことといえば、書くことくらい。
4年くらいフリーペーパーの執筆や広報をしていたので、書く仕事に片っ端から応募。でも、単なるwebライティングは1件で無理!っとなりました。なんたって、書くことが大嫌いだから。(爆) 
会社員時代、書く仕事をしていたのにめっちゃ苦痛だったんです。でもnoteは半年ほど続いていて、自由に書くことは好きだと気づいてて。
だから自由に書ける仕事を探していると、シナリオライターのお仕事を発見。
なんだこれ?って思ったのですが、幼少期好きでやっていた物語の台本を書く仕事でした!!
これが運命の出会いのきっかけ。
これに出会うまで10件以上いやいやのwebライティングの仕事をしていたと思います。それで稼げたのは会社員時代の…1/10ほど。チーン

3月。
シナリオのお仕事に出会って、楽しくて仕方がなくてアホみたいに仕事受注しまくって書きまくってました。あとラジオ・YouTube台本とインタビュー執筆のお仕事もいただきました。全てクラウドワークスです。
とにかくがむしゃらに書きまくり、休みも取らずに家でパソコンに向かっていたことに気づいた頃には、人生初の円形脱毛ができていました。
あまりにも消耗しすぎて、自分らしい文章を書きたいなと思い始めます。

4月。
もっと自己表現したい。この働き方じゃダメだし、こんなに常に書いていたくない。
そう思い、もっと自分の心の真ん中に近い書くという仕事ができないかと考え、インタビュー×シナリオのサービスを作りました。
それがパーソナルストーリーです。
オートバイオグラフィーHUGという名前なのですが、自伝小説を書きますよというものです。インタビューして、その人の半生と今されているお仕事の想いを物語にして紡ぎます。
これがもう最高に幸せな時間で。
これをメインでやってくぞ!となりました。
また、4月のテーマが「自己表現」だったのでHUG以外にも少しずつ創作をし始めました。
ずっとやりたかった邦楽ロックからインスパイアされた物語を作ってました。長年の夢が叶い、天にも昇る気持ちで書いてました。笑

5月。
HUGリリース後、ありがたいことに沢山ご依頼を頂いたので、幸せな執筆をし続けた1ヶ月でした。
単価も上がったのでクラウドワークスは卒業。
個別で契約していたインタビューも終了し、HUG以外ではラジオ台本とYouTube台本、あと1社だけ採用インタビューの執筆をすることに。
だいぶ時間に余裕もできて、創作活動だけでなく趣味にもちゃんと時間を割いて、創作の勉強がてら映画やドラマをたくさん見ました。
5月のテーマは「幸せに焦点を当てる」ということで、今まではめっちゃ仕事を必死で頑張ってきてどこか強制感あったので、もう幸せになることだけをちゃんと考えて選択しようと決め、とにかくドラマ映画を見てきゅんっとしてそれをもとに創作して…よだれ出そうなくらい幸せでした。

6月。
すごく心地よく働いていたのですが、とあることがきっかけでさらにデトックスすることに。
ベースは変えませんが、本当にやりたかったことにチャレンジしようと決めます。秋にマイホームに引っ越すので、対面のワークショップをスタートするために色々と妄想を膨らませていました。
"自然・おもてなし・日常の幸せ・空間・癒し"
そんなワードがずっと頭にあって、これを形にするためにネイチャーメディテーションという自分に還るワークショップを作ることに。これは今も準備中です。
あと、ずっとやってみたかった創作した物語の映像化にもチャレンジしたい!っとちょこっと動き出しました。これもまだまだ準備中。
あとはラジオとYouTubeの台本を担当している中国医学協会さんから本の執筆のご依頼をいただいたので、3ヶ月間こちらにも携わります。
6月の「テーマは感情にフォーカスする」だったので、割と心のままに動きました。
創作もエッセイもとにかく書きたいまま書きました。ただ、いいねが伸びません。笑

はい、そんな感じの半年間でした。
途中から月ごとのテーマを決めたのですが、これがめっちゃよかった。本当は自堕落の極みのような性格なので、それがずっとダメだと思ってストイックについ詰め込んでしまう癖がありました。けれど円形脱毛ができて目が覚め、今は心地いいペースを掴むことができています。
フリーになると全部自分次第なので、そのペースを掴むというのも難しい。なのでこんな風にテーマをおいて振り返れた方が地に足ついてる感じがして精神衛生的によかったなと感じています。おすすめです。

さて、7月です。
先月くらいからビビりながらもプロの方や同業者さんの文章に少しずつ触れるようになりました。
というのも、ドラマ「持続可能な恋ですか?」を見て、素敵な言葉が持つ力やエンタメの影響力に改めて気付かされ、ホンモノの文章で伝えていきたいと感じるようになりました。
また、自己表現も良いけれど、ダイレクトに役に立つ・伝わる文章もちゃんと紡ぎたい。レベルアップしたい。と、私にとって奇跡的なモチベーションになりました。会社員時代にこんな風に思ったこと、ほとんどない。笑
それで色々ビクビクしながら避けていた同業者さんのnoteを見たり見なかったりしています。

ということで、7月のテーマは「心に響き伝わる言葉を紡ぐ」ですかね。
今までは見てほしい聞いてほしい感じてほしい!独りよがりで自我全開のものを書いてたように思いますが、それを一通りやり切った感じがして(自分のHUGで出し切りました。1.6万字の自伝なんて、誰が読むねん。笑)、次のステージに純粋に行きたくなったのです。今まではモノローグ(独り言)でしたが、それがダイアローグ(対話)になる。コミュニケーションの文章という感じでしょうか。
それはエッセイでも創作でも同じです。もちろん契約しているシナリオやインタビュー執筆も。
レベルアップした先の世界が楽しみです。

と、言いつつなかなかなモノローグな文章になってしまったような。
できるだけありのままを紡ぎたいというのがベースなので、どうしてもこうなっちゃう。
勉強だな。1ヶ月後、どんな記事書いてるかな。

こんな感じで、やりたいことやスキルもなく、なんなら自分自身のこともよくわかっていなかったワーママ会社員が突然脱サラしてフリーランスになった半年の記録でした。

これ見てみると、結構なんとかなると思いませんか??笑
頑張ったけど、でもめちゃくちゃ心のままに活動してました。まるで小学生の頃のように、大学生の頃のように、自由気ままに遊ぶようにお仕事をしながら生活をする。
まぁそんなに稼いでませんが、生きてます。


どなたかの希望になれば幸いです。

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